十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第194回 [ 2006/05/26 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 43,075人
(男20,637人 女22,438人)
面 積 466.09平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シラカバ
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
2006年5月23日の記事
お年寄りにセラピー デイサービスセンター「らんらん」
 社会福祉法人柏寿協会の町在宅老人デイサービスセンター「らんらん」(大熊宏所長)は、利用者へのケアとしてメークアップセラピーを初めて試験的に取り入れた。認知症の改善や生きる楽しみを提供することなどが目的。化粧できれいになったお年寄りは「若返った」「うれしい」と喜んでいる。(新目七恵)

 メークアップセラピーは、美容を通して心をケアする方法。同センターに併設する養護老人ホーム「柏陽園」ではボランティアメークを月1回程度実施しており、今年初めに同センター職員がメークで生き生きした認知症のお年寄りの表情を見て、同センターでの実施を依頼した。メーク業者は帯広の「ニューピィース」(田野広人社長)。

 セラピーは22日から5日間実施。初日は通所者30人のうち希望した女性19人、男性3人がサービスを受けた。スタッフに手際よく化粧をしてもらい、鏡で自分の顔を見た女性たちは照れながらもうれしそうな様子。男性は顔のマッサージやまゆの手入れを受け、気持ち良さそうだった。

 利用者の1人川端順子さん(84)は「普段も化粧するけれど、ちょっと変わったと思う」と笑顔。

 田野社長は「外見が変われば内面も変わる。セラピーで生活面での積極性なども期待できる」と話していた。
2006年5月22日の記事
町商工会青年部 鈴蘭公園でイベント
 町商工会青年部(三澤敏也部長)による「咲くらまつり」の一環として、ゲームや焼き肉を楽しむ一日イベントがこのほど、鈴蘭公園で行われた。

 花見を楽しもうと家族連れなど多くの人が訪れ、サクラを眺めながら焼き肉に舌鼓を打った。同青年部員によるストラックアウトやクイズラリーなどのゲームも会場を盛り上げ、子供たちの行列ができた。

 家族で訪れた二木幸美さん(41)=町内在住=は「花見は久しぶり」と笑顔。長女美月さん(下音更中1年)は「サクラが満開でうれしい」、長男拡夢君(下音更小5年)は「肉がおいしい」と喜んでいた。(新目七恵)
2006年5月21日の記事
更葉園 HPで授産品販売
 社会福祉法人更葉園(比留間正二理事長)が、インターネットのホームページ(HP)上で授産製品を受注販売する「ショップKOUYOUEN」を開設した。リサイクルせっけんや軍手、雑貨など17品目が登場、20日から営業を行っている。同園では「園生の活動を広く知ってもらえれば」と期待している。(新目七恵)

 更葉園のHPは昨年7月に開設し、月平均のアクセス数は200件。今回、HPのグレードアップによる来訪者の拡大や同園の商品PR、経費削減などを目的にインターネットショップのオープンを決めた。

 扱う商品は、リサイクルせっけん(固形、粉末タイプなど)やさまざまな軍手など同園のメーン商品のほか、エプロン、ランチョンマット、オリジナルの縫いぐるみ「はぐまる」「ねこペアマスコット」など17品。担当の三浦昭博総務課長は「すべて園生の手作り。今後、新商品も含めて取扱商品を増やしていきたい」と話す。

 注文方法は希望商品を選択し、カートに入れる形式。ショップ店長を務める同園職員の藤田浩詞さんが取りまとめ、同園敷地内にある直売店「おとぷけ通り。」で配送する。

 三浦課長は「ショップを通して更葉園の活動を全国の人に知ってほしい」と話している。

 更葉園のHPアドレスは、(http://www.kouyouen-selp.jp/)。トップページにショップの入り口がある。
2006年5月19日の記事
帯広市内で料理店経営の漆原さん 来月バイキング店開業
 帯広市内で中華料理店を経営する漆原稔育さん(39)=町内在住=が、「道の駅おとふけ」2階に地場産野菜や町特産品の大豆を使った中華バイキング「桃花(とうか)」を開業する。6月14日にオープンする予定。漆原さんは「音更の食材を使った新しい中華料理を提供したい」と話している。(新目七恵)

 漆原さんは16歳で料理の道へ。東京などで修業を積み、2年前に帯広市内で中華料理店「チャイニーズムーン」を出店した。今回、店も軌道に乗り、人の集まる道の駅の話題性などから地元への出店を決めた。

 店舗は床面積約140平方メートル、座席数は50。従業員として店で働く妻の有希子さん(37)の弟、上村岳史さん(33)=町内在住=が共同経営者として経営面などを担当する。今後、調理師など3、4人を採用する予定。

 バイキングには、地元の旬の野菜を使った八宝菜や前菜など多様なメニュー30−40品を用意。「音更大袖振大豆」を活用し、牛乳と混ぜ合わせたプリンなど種類豊富な料理を展開する。昼は大人(中学生以上)890円、夜は1050円。4歳から小学6年生までの子供は昼・夜530円。また、テークアウト用容器での詰め放題も行う(500円)。

 漆原さんは「地域住民や観光客が楽しく集まる店にしたい」と話し、上村さんも「地元の食材を生かした料理をぜひ一度味わってほしい」と話している。
2006年5月18日の記事
小さな手で農作業体験 共栄台幼稚園の園児
 JA木野青年部(平尾博部長)の農園体験事業「元気園」が、17日午前10時から下士幌のJA木野特産物センターで行われた。共栄台幼稚園(市川龍彦園長、園児133人)の園児が参加し、土の感触を楽しんだ。

 子供たちに農作業体験の機会を提供し、育てる喜び、食べる楽しさなどを感じてもらうのが目的。第1回の昨年は一般を対象に実施したが、参加者から出た「もっと小さい子供に体験させたい」などの意見を受け、今年は同幼稚園に参加を要請した。

 この日は園児約120人が参加。青空の下、子供たちは0.2ヘクタールの畑にジャガイモとトウキビの種を植えた。谷本潮音ちゃん(5)は「土が軟らかい。楽しい」と笑顔で話していた。

 作業後、園児は青年部員に「ありがとうございました」と元気よくお礼を述べた。牛乳の消費拡大の一環として、参加した園児には牛乳がプレゼントされた。

 畑は今後、同JA青年部が管理する。8月には園児らが収穫体験を行う予定。(新目七恵)
2006年5月17日の記事
1つ屋根の下新たに10人 「ふれあい住宅」で歓迎会
 高齢者と帯広大谷短期大学の学生が1つ屋根の下で暮らす「ふれあい住宅」(雄飛が丘仲区1、新通10の2カ所)の歓迎会が、このほど町総合福祉センターで開かれた。今年度新たに入居した学生たち10人を囲んで、関係者が和やかなひとときを過ごした。

 同住宅は元気な女性高齢者の孤独感を解消、併せて同短大で介護福祉を専攻する学生が知識や経験を得る場として、町が1990年度と96年度に計4棟を建設。1棟につき高齢者と学生が4人ずつ生活。今年度は新入居の10人(1年生8人、2年生2人)を含む32人で新生活が始まった。

 歓迎会には入居者をはじめ短大、地域、町の関係者ら約40人が参加。今村茂町福祉課長、同短大の多田稔学長があいさつした後、高齢者代表で礒野智恵子さん(88)が「仲良く、いたわり励まし合い、楽しく過ごしましょう」と歓迎した。

 引き続き新入居の学生が自己紹介。「みんなと仲良くできるよう頑張ります」(村吉彩さん=1年)、「いろいろな人との出会いを求めてやって来ました」(佐古友加里さん=同)などと、それぞれ新生活への期待を膨らませた。この後、懇親会に入り、学生たちと高齢者の歓談が続いた。(金谷信)
2006年5月17日の記事
エッセーサークル「微笑」 初の文集に笑顔
 町内のエッセーサークル「微笑(ほほえみ)」(伊林美恵子会長、会員12人)が、会員のエッセー作品などを収めた初の文集「ゆきざさ」を作った。2003年の発足から3年分の活動を一冊にまとめた。会員たちは完成した文集を手に喜び、「今後もサークルを続けたい」と意欲を新たにしている。(新目七恵)

 「微笑」は、1993年に発足したサークル「エッセー風の旅」が前身。「風の旅」の講師を務めた北村路保さんが亡くなった後、改名して新たなスタートを切った。北村さんの文学仲間、東館千鶴子さん(帯広)を講師に迎え、月1回、共栄コミセンに集まり創作活動に励んでいる。

 文集作りは、サークル発足当初からの東館さんとの約束。昨年6月、財団法人北海道長寿社会振興財団(札幌)から助成を受け、本格的な作業を開始。役員ら5人と東館さんが編集委員となり、編集・校正作業に励んだ。

 作品は「約束」「駅」「海」などの課題について、会員が自分自身の体験や幼いころの思い出などをつづった。自由題を含め、11の題をもとにした会員のエッセー計86作品ほか、東館さんの特別寄稿「ピカソとベン」を掲載している。

 文集のタイトルは、一昨年亡くなった会員の嶋田道夫さん(享年74)をしのび、嶋田さん宅の庭に咲き、嶋田さんが好んだ花の名から取った。題字は元会員の高見慧子さん(札幌)が揮ごうした。

 東館さんは「作品を通し、1人ひとりの人生が垣間見える。“自分史”が一冊に集まったような文集に仕上がった」と話す。

 編集委員の代表を務めた鈴木恵美さんも「もの作りは大変だが、完成した時の喜びは大きい」と笑顔。夫の死後、入会した嶋田美智子さんも「夢のよう。主人と私の作品も掲載してもらい、ありがたい」と目を細めている。

 A5判、228ページ。100部作製し、近隣市町の文化団体や公共施設に配布する予定。