十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第204回 [ 2006/08/04 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 43,075人
(男20,637人 女22,438人)
面 積 466.09平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シラカバ
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
2006年8月1日の記事
夏休み勉強頑張ろう 「家庭学習支援楽校」開始
 夏休み中の小学生(3−6年)を対象にした「家庭学習支援楽校(がっこう)〜夏休み熟年先生から学ぼう講座」が7月31日、町内3会場で開講した。昨年度を大きく上回る54人の児童が参加。それぞれ自由に課題を持ち込み、地域の教員OBのサポートで5日間にわたる自主学習のスタートを切った。(金谷信)

 町教育委員会と北十勝退職校長教頭親睦(しんぼく)の会(小松繁雄会長)が主催。子供たちの有意義な休みや居場所づくり、自主学習の支援などを目的に昨年度(夏・冬休み時期の2回)から始めた。

 2年目の今回も町農村環境改善センター、木野地域町民センター、町文化センターの3会場を設定。参加児童は初年度の2回(夏休み34人、冬休み37人)をそれぞれ大きく上回り、事業の広がりをうかがわせた。

 初日は午前9時半に一斉に開講。このうち参加児童が22人と最も多い木野会場では、子供たちが漢字や算数などの演習ドリルに向かい、責任者の伊澤哲夫さん(元幕別札内中校長)ら同親睦の会会員の6人が支援に当たった。“熟年先生”たちは学年別に分かれて学習の様子を見守り、質問にはじっくりと向き合って道筋を示すなど、子供たちの学びを優しくサポートした。

 昨年度も夏、冬と一緒に参加したクラスメートの大場園子さん、納村かりんさん(ともに木野東小4年)は「落ち着いて勉強できるし楽しい。算数の割り算をしっかり勉強したい」と声をそろえていた。

 4日までの開設(午前9時半から2時間)。期間中、同親睦の会では会員22人が協力、1日1会場につき平均4人程度の態勢で支援する。
2006年7月30日の記事
“水族館”作りに挑戦 「夏休み工作教室」に29人
 町教育委員会主催の「夏休み工作教室」が、28日午前10時半から町図書館で開かれた。夏休み中の児童29人が参加し、ペットボトルを使った“水族館”作りに励んだ。

 小学1−3年生を対象にした恒例行事。身近な材料で工作をし、子供たちの創造力を高めることを目的としている。

 子供たちはこの日、町図書館ボランティア「すずらんの会」(高【異体字】岩和子会長)会員や、同館でインターンシップ(就業体験)中の帯広大谷短大生の協力で製作。ビニールに思い思いに描いた魚などをはさみで切り取ってペットボトルに入れ、水を注いだ後、上下に紙コップをかぶせて水族館を完成させた。

 ペットボトルをひっくり返すと中でゆらゆらと魚たちが泳ぎ、子供たちは大喜び。友達と参加した荒井佑介君(柳町小3年)は「魚を作るのが楽しかった。家でもう1つ作ってみたい」と笑顔で話していた。(金谷信)
2006年7月29日の記事
トマト110鉢寄贈 音更高農業クが柏寿協会に
 見て楽しんで、食べておいしい−。音更高校農業クラブ(本多裕幸会長、3年)は27日、同校で育てたジョイフルトマト(鉢トマト)110鉢を今年も社会福祉法人音更町柏寿協会(中出恒雄理事長)に寄贈した。同協会が運営する老人ホームなどの各施設に配られ、入所者が室内や畑で観賞したり、実際に食べるなどして楽しむ。

 同校農業科では20年ほど前から生徒の実習でジョイフルトマトの栽培に取り組み、毎年、食べごろが近付いたトマトの鉢を、農業クラブのボランティア活動として同協会に贈っている。

 この日は農業科3年で将来は福祉の仕事が希望という松浦里佳さん、田村彩香さん、山崎未由希さんの3人が、同協会運営の養護老人ホーム「柏陽園」と軽費老人ホーム「十勝川温泉あさひ苑」を訪れ、それぞれ入所者に手渡した。

 トマトはピンポン球ほどの大きさで、「早いものだと、あと10日もすれば食べごろ」(同科の平田松征教諭)という。柏陽園で鉢を受け取った有澤文さん(88)、筒井哲郎さん(73)は「今年も届くころだねと話していたばかり。1日1日、トマトが色づいていくのが楽しみ」と笑顔で話していた。(金谷信)
2006年7月28日の記事
帯広大谷短大 町図書館で就業体験
 帯広大谷短期大学(多田稔学長)の生活科学科地域社会システム課程の学生たちが、役場本庁舎と町図書館でインターンシップ(就業体験)に臨んだ。

 同科では毎年度、1年生を対象に、夏休み時期に行政(役場)、2月から3月にかけては帯広市内を中心とする民間企業の協力でインターンシップを実施している。

 今回は20人が18−21日と25−28日の2グループに分かれ、役場内の各部署と町図書館で業務を体験。このうち図書館では25日、原田紗千恵さんと本間良さん、蝦名紗代さん、辻新吾さんの4人が初日を迎え、同館の加藤正之主任の指導で館内見学や書架の整理業務などに臨んだ。

 4人は「4日間で接客の基本を学びたい。どの仕事をするにも大切なものなので」と声をそろえていた。(金谷信)
2006年7月28日の記事
十勝産小麦でパン作り 理解深める親子教室
 十勝の小麦について理解を深める「親子ふれあいパン教室」が27日午前10時半から、町児童会館で開かれた。十勝産小麦粉100%を使ったパンを作り、参加者は身近な資源の豊かさを感じていた。

 管内でのパン用小麦の生産と普及拡大を図る「十勝産強力小麦粉普及拡大推進協議会」(柏葉正夫会長)の主催。十勝産100%パン用強力粉として山本忠信商店(音更)が発売した「春の香りの青い空」を使って、家庭で簡単にできる揚げドーナツ、十勝産のチーズと金時豆を使用したチーズバンズを作った。

 この日は幼児や小学生25人が参加。講師はかちまいアカデミーで手作りパン教室を開く早川喬恵さん。初めに参加者は金色の穂を見せてもらいながら、国内生産小麦の28%が十勝産で最大産地であることや、うどんに使われるホクシン、パン用のキタノカオリなど品種について学んだ。

 子供たちは生地の軟らかさに感動しながら手ごねを楽しんだ。8歳の長女、夫と一緒に参加した、町在住の和田香織さん(31)は「小麦粉はメーカーで選んでいたが、これからは産地を意識して買いたい」と話していた。(酒井花)
2006年7月27日の記事
バトン華麗に披露 社明運動サマーコンサート
 第56回社会を明るくする運動の関連行事として、このほど町文化センターでサマーコンサートが開かれた。町内の子供たちがバトンや吹奏楽などを披露した。

 音更地区保護司会音更町分区や町防犯協会、町交通安全協会など関係団体でつくる実行委員会が主催。実行委は当日、コンサートに先立ち、町内各所で同運動の街頭啓発も行った。

 コンサート第1部では、音更バトントワラーズの子供たちが「桜援歌(おうえんか)」や「アップサイドダウン」などを披露。第2部では音更、下音更、共栄、緑南の4中学校吹奏楽部が熱演した。

 約600人の来場者はステージ上で熱演する子供たちに盛んな拍手を送っていた。(杉原尚勝)
2006年7月26日の記事
故・太田ふみよしさん遺作展 “板画業”軌跡たどる
 町内に住み、木版画家として創作に打ち込んだ故太田ふみよしさんの遺作展(NPO町文化事業協会・同美術展示部会主催)が25日、町図書館展示ホールで始まった。50歳代半ば以降、最晩年に至るまでの40点を展示。木にこだわり、自然への感謝を作品に重ねた太田さんの“板画業”の軌跡をたどっている。

 太田さんは元営林署職員で、昨年4月に84歳で亡くなるまで多くの作品を残した。1969年に日本板画院展奨励賞、2001年にはNPO十勝文化会議の第15回十勝文化賞を受賞している。

 展示作品(いずれも遺族所蔵)は77年の「サビタの花」以降、亡くなる直前までの約30年間にわたり、単色、多色を織り交ぜた幅広い構成。「樹冠華」「十勝川暮色」「湖底の森」など木々や自然の風景に題材を得たものを軸に、晩年には社会性や宗教的色合いも帯びた創作の歩みをよく伝えている。

 「雪の調」は町文化センターのモニュメント前に立つ自身を描いた“自画像的”作品。関連資料として、最晩年の作「雪の中にも春がある」の版木や、筆、ばれんなどの用具も展示している。

 木版の温かさに、故太田さんの人柄も重なる展覧会。初日は太田さんの妻、緑さん(84)が長女の久美子さん(60)とともに姿を見せ、「ここまでしていただき、本当にうれしい。感動で涙が出るばかりです」と目頭を熱くしていた。

 30日まで。午前10時−午後6時。ただし27日は午後8時まで、最終日は同5時で終了。(金谷信)