十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第207回 [ 2006/08/25 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 43,075人
(男20,637人 女22,438人)
面 積 466.09平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シラカバ
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
2006年8月22日の記事
十勝エコパークの工作教室 小学生20人が木工製品作り
 十勝エコロジーパーク財団(岩野洋一理事長)は20日、同パークビジターセンターで恒例の夏休み工作教室を開いた。管内の小学生20人が参加、「ドアノッカー」と「バードコール」の2つの木工製品作りに挑戦した。

 教室は同財団が子供たちに自然素材を使った工作体験をしてもらおうと企画、今年で8回目となる。

 この日はデザインオフィス造形舎(帯広)の大沼秀行代表が講師となり、子供たちに作り方を指導。ドアノッカーには同パーク内の松ぼっくりを使用。子供たちは慣れない手つきながら、部品を1つずつ組み立てていった。

 芽室小学校5年の鳥越匠君は「大人に手伝ってもらったけれど、上手にできた。楽しかった」と笑顔で話していた。(山崎大和)
2006年8月22日の記事
最後の「青空バザール」盛況
 コープ十勝音更運営委員会(伊藤暁美委員長)主催の第15回青空バザールが20日、町家畜集出荷センターで開かれた。同バザールは今年で最後のため、管内から多くのファンが足を運び、盛況だった。

 45の出店者が52店舗を構えた。衣類や雑貨、小物などの露店が並び、来場者は熱心に品定めをしていた。販売代金は経費を差し引いた全額を生協基金に寄付する。

 会場にはそば、うどんなどの飲食コーナーが出たほか、音更バトントワラーズや生協バンド「883S(パパサンズ)」、紙芝居など多彩なイベントが行われ、来場者を楽しませた。

 同バザールは、管内の草分け的なフリーマーケットとして年1回開かれてきたが、運営面で人手が足りなくなったほか、同様の催しも増えたことから今年で終了となった。(山崎大和)
2006年8月20日の記事
JAおとふけ青年部 「わくわく農業体験」に児童33人
 JAおとふけ青年部(大野基志部長)主催の「わくわく農業体験」が19日、音更町内の畑で行われた。町内や帯広市内の小学生33人が参加し、ジャガイモ掘りやアスパラの収穫などを体験した。

 子供たちに食べ物を生産する農業の大切さを理解してもらおうと、同青年部が3年前から始めた。毎回好評で、今回も募集開始からわずか30分で定員に達するほどの人気だった。

 この日は午前9時半すぎから大野部長の農場で収穫体験を実施。子供たちは部員らに作業手順や作物の特徴などの説明を受け、ジャガイモを掘ったりアスパラの収穫や選別作業を体験した。帯広市内から参加した花園小4年の佐々木孔弥君(9)は「いっぱい取れて楽しい。イモはジャガバターにして食べたい」と笑顔で話していた。(高田敦史)
2006年8月19日の記事
新鮮ニンジン出荷 JAおとふけ
 4月に完成したJAおとふけ(※高松正三組合長)のニンジンの選別施設が8月上旬、稼働を開始した。1日の処理能力は最大139トンで、ニンジンでは管内最大級の施設。収穫されたニンジンはその日のうちに選別、箱詰めされ、翌日には首都圏の生協をはじめ全国の市場に出荷されている。

 来年度からの農政転換などへの対応策として、各JAや農家は収益性の高い新たな作物の導入を模索している。JAおとふけは、野菜の中では機械化が進み、農家の初期投資も少なくてすむニンジンの栽培を奨励。98戸の農家が193ヘクタールで作付けした。

 同JA青果センター(同町音更西2線15)内に新設した施設は、最大で320ヘクタールの作付けまで対応可能。従来の約11倍の規模で、7日から約60人の作業員で選別作業を本格化させている。

 1ケース10キロ入りのニンジンは箱詰め後、真空予冷機で芯の温度を5度まで下げ、鮮度を保ったまま出荷。生産部の高川清美次長は「洗浄能力も向上しニンジンにつやが増し、市場からも好評」と話している。11月上旬までに7500トンを出荷する予定。(高田敦史)

※高松正三組合長の高の字は異体字です。
2006年8月19日の記事
“企画展示”が大人気 町図書館
 町図書館(多田俊二館長)が昨年秋から展開している“企画展示”が好評だ。サッカー、花火、防災などそのつどタイムリーなテーマを設け、関連図書や資料をまとまった形で紹介する試み。1回1週間から10日程度の短期で、本の利用促進にもつながっている。(金谷信)

 企画展示は図書のPRと併せ、その時々の社会動向について関心を深めてもらう狙い。館内1階の新聞雑誌コーナー近くにスペースを整え、昨年10月末に始めた。

 “提案型”の試みとして、これまで月平均3回程度のペースで展開。テーマも「桜」「花火」といった季節ものから、サッカーワールドカップにちなんだ「ドイツ」まで幅広く取り上げた。
 そのつど、テーマに関連した比較的新しい図書や資料を紹介。図書は貸し出しも行っており、「内容にもよるが、書棚に普通に置いておくよりは、間違いなく多く借りられている」(同館)という。

 現在は「牛乳」をテーマに、ミルク料理やお菓子などの関連図書、牛乳の消費拡大に関する各種パンフレットなどを展示中。新聞健康欄の記事のコピーなども併せて並べ、来館者の関心を誘っている。

 同館ではこれに似た取り組みとして、5、6年ほど前から一部書架を使った1カ月単位のテーマ展示を続けているが、現在の企画展示はこれに比べ、短期の設定で時機を逃さない展開が特徴。「今後もタイムリーな形で、できれば生活に役立つようなものを取り上げていきたい」(加藤正之主任)としている。
2006年8月17日の記事
とかち野草工房・小山真由子教室 “北海道の夏”鮮やかに
 とかち野草工房・小山真由子教室の「夏のおし花展」が、柳月スイートピアガーデン(下音更北9線西18)で開かれている。季節の草花で“北海道の夏”を表現し、訪れた人の目を楽しませている。31日まで。

 小山さんは帯広と更別に計4教室を構え、現在は合わせて約50人を指導している。同ガーデン店内では毎年1、8月に作品展を開いており、今回は3教室の生徒と小山さんの17人が額装作品18点を出品した。

 テッセン、バラ、アジサイなどを素材に、テーマに掲げた“北海道の夏”をそれぞれの感性で表現。台紙のカットにも工夫を凝らし、画面の中に“風”を起こした小山さんの作品をはじめ、教室に入って10年目という小林保子さんの「妖精の花園」、清楚な雰囲気を醸す宇田美和さんの「ブルーの花かご」など力作が並んでいる。

 小山さんは「自分でお花を育てている方は、ぜひ押し花絵を作ってほしい。作品展がそのきっかけにもなれば」と話している。(金谷信)
2006年8月16日の記事
永沼さん施設慰問 趣味の手品故郷で熱演
 ふるさと音更札幌会会員で趣味の手品などを生かしてボランティア活動に取り組む永沼勇一さん(77)=札幌市在住=が15日、出身地の音更では初めての施設慰問として町内のデイサービスセンターなどを訪れた。お年寄りを前に手品やハーモニカ演奏などを“熱演”した永沼さんは「故郷にいる人生の先輩たちに喜んでいただけた」と感無量の様子で語り、音更への思いをさらに強くして里帰りを終えた。(金谷信)

 永沼さんは音更村中昭和(当時)の農家に生まれ、音更小、旧制帯広中学、道学芸大学旭川分校を出て教職に就いた。管内の中学校で教べんを執り、定年と同時に長男のいる札幌へ。63歳のときに同市内のサークルで手品を始め、「もっと地域の人と交流がしたい」と7年前からボランティア活動に入った。

 主に同市内の老人ホームや病院などで、手品を中心にハーモニカやオカリナ演奏も加えての慰問活動。夫人の転地療養で沖縄や静岡などに滞在したときも、同様の活動を続け、現地の人と交流を深めたという。

 故郷での今回の施設慰問は、墓参りに合わせて自ら申し出、役場の紹介で養護老人ホーム「柏陽園」(大熊宏園長)と町在宅老人デイサービスセンター「ゆうゆう」(須田くみ子施設長)の2施設で行った。このうち「ゆうゆう」では利用者ら約20人を前に、懐かしの童謡や歌謡曲などをハーモニカなどで演奏したほか、お札などを使った手品を披露し、お年寄りの歓声を誘った。

 約1時間の出し物を終え、永沼さんは「元気な皆さんからパワーをもらい、それで私も元気になる。札幌でやるのとは一味違った感じがして良かった」と振り返り、「機会があればまた訪れてみたい」と話していた。3日間の里帰りを終え、16日に離町した。