十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第219回 [ 2006/11/17 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 43,075人
(男20,637人 女22,438人)
面 積 466.09平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シラカバ
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
2006年11月11日の記事
自校調理の昭和小 みんなで「お誕生給食」
 昭和小学校(蔵重進校長、児童26人)で10日、「お誕生給食」が行われ、今月誕生日を迎える児童と教諭2人を囲んで和やかな時間を過ごした。

 同校が少なくとも10年以上前から続けている恒例行事。その月、誕生日の人がいれば給食を特別メニューにし、全校児童と職員が一堂に会して食事を取っている。

 この日祝福を受けたのは1年生の後藤卓杜君(6)と中田ちあき教諭(33)で、ともに今月16日が誕生日。食卓には手巻きずしやすまし汁、デザートなどが上がり、いつもとは違うメニューに児童の会話も弾んだ。

 蔵重校長は「自校給食であり、給食に食堂方式を採っている当校だからできる取り組み」と話していた。(金谷信)
2006年11月11日の記事
「パスファインダー」に取り組む 町図書館
 町図書館(多田俊二館長)は、特定のテーマに関連する資料を探す際の“道しるべ”となる「パスファインダー」導入の取り組みを始めた。第1弾として町内小学校の司書教諭と共同で「バリアフリー」編など5種類のリーフレットを製作。9日には同教諭が担任を務めるクラスの児童が同館を訪れ、これを使った本の探し方を練習した。同館では「今後は図書館として順次テーマを増やしながら、利用者支援の態勢をより充実させていきたい」としている。(金谷信)

 同館ではパスファインダーを意識した取り組みとして10月、「子育て支援」をテーマにした関連図書のガイドを初めて発行。そんな中、町図書館協議会委員で下音更小学校司書教諭の椎林達也さんから「調べ方学習の教材に使いたい」とパスファインダー製作の呼び掛けがあり、主に子供向けに初のリーフレットを共同で作った。

 同館によると、管内の図書館でパスファインダーに関する具体的な取り組みは「音更が初めてではないか」という。

 製作したリーフレットは「バリアフリー」「地球温暖化」「十勝のあずき」など5種類で、テーマごとに資料探しの手掛かりとなるキーワードや参考図書、実際の図書などを分類番号などとともに紹介。A4判2つ折りの簡略なものだが、関連するホームページや施設の連絡先なども加え、内容充実を図った。

 9日は椎林教諭が担任を務める下音更小3年2組の児童28人が総合的学習の一環として同館を訪問。班ごとに違うリーフレットを手にし、そこに載っている本がどこにあるかを探した。児童の1人、市村一々菜(いいな)さんは「本の調べ方にも、いろいろあるということに気付いた」と感想を話していた。

 「子育て支援」に続くガイド発行と併せ、今後もさまざまなテーマでリーフレット作りを継続する予定。同館では「町内の学校図書館担当者会議などでも活用を呼び掛けながら、館として取り組みを続けたい」(多田館長)としている。

 <パスファインダー>図書館利用者がある特定のテーマについて調べるときに役立つ資料を、それがどこにあるかも含め分かりやすく紹介したリーフレット。利用者支援サービスとしてここ数年関心が高まり、道内では北広島市図書館がデジタル版を作ってホームページに掲載するなどしている。
2006年11月10日の記事
育てたトドマツ“恩返し” 屋敷林に落雷直撃
 音更町西中音更北17線10の元農業五十嵐貞男さん(77)方の敷地内で9日、樹齢約55年のトドマツが高さ7メートル辺りから3つに裂けて折れているのが見つかった。十勝地方を襲った7日の落雷によるものとみられる。五十嵐さんは「自然の猛威にただただ驚くばかり。住宅に落ちなくてよかった」と胸をなで下ろしている。(金谷信)

 このトドマツは、五十嵐さん宅から100メートルほど東に立ち並ぶ屋敷林の中の1本。五十嵐さんが20代のころ、住宅と畑の仕切りとして自ら苗木を植えたという。高さ約15メートル、幹の太さは60センチ程度まで育っていた。

 五十嵐さんの話によると、7日午後1時20分ごろ、自宅でテレビを見ていた際、かなり近くで「ドーン」という落雷の音が鳴った。停電はなかったが、電話が不通になった。どこに落ちたか気にしていたところ、9日朝になって偶然その“惨状”に出くわした。

 トドマツは幹の途中から縦に3つに裂け、付近の小麦畑には木々の破片が散乱していた。約50メートル先で見つかった木片もあり、衝撃のすさまじさを物語っている。

 「この辺りはよく雷が落ちる所だが、こんなにひどいのを見たのは初めて」と五十嵐さん。裂けた木は切ってまきにする予定だが、まだ立っている部分については「記念にそのまま残しておくつもり。住宅に直撃しなかったという点では、この木が命を救ってくれたようなものですから」と話している。
2006年11月10日の記事
十勝川温泉の「餌付け制限」2年 ハクチョウ飛来減少…寂しいが
 無制限な餌付けによる過度な野鳥の集中を防ぐため、十勝川温泉観光協会(笹井清志会長)が十勝川温泉の白鳥飛来地で、ハクチョウなどへの餌量制限を始めてから2年が経過した。この間、ハクチョウの飛来は管内の他地域にも分散するようになり、同飛来地のハクチョウは2年前に比べ半分以下に減少。同協会は「訪れる人には自然界に近い状態でハクチョウなどを楽しんでほしい」と理解を求めている。(山下聡実)

 同協会や帯広百年記念館によると、餌付けなどで人工的にハクチョウやカモといった野鳥を集中させることは、鳥インフルエンザに代表される感染症の発生やまん延につながる。このため、同協会は2004年12月から同飛来地での餌量制限の取り組みを開始し、餌は原則現地の餌箱に用意した小麦30キロのみで、小麦以外の餌をあげないよう呼び掛ける看板を設置したほか、餌付け期間は2月末までと決めた。2年間の取り組みで訪れる人への理解も広まっているという。

 同協会によると、同飛来地に訪れていたハクチョウ数は、2000年のピーク時の1日約800羽から多くて1日約300羽まで減った。帯広百年記念館の池田亨嘉学芸員は「昨年は十勝川温泉の飛来地にハクチョウが集中せず、帯広から幕別にかけての下流地域に分散していた。餌付けの規制は全国的な流れで、十勝川温泉はその先駆け」としている。

 同協会には「ハクチョウの数が減った」「少なくなって寂しい」といった声も寄せられているが、同協会の窪浩政事務局次長は「自然環境に配慮した観光地ということを来る人にアピールしていきたい。観光地としてどのような形がいいのか今後も模索していく」と話している。
2006年11月9日の記事
働く意義を実感 音更中2年生が職場体験
 音更中学校(斉藤文雄校長、生徒355人)の2年生は8日、町内や帯広の各事業所で職場体験学習に臨んだ。全4クラス約130人の生徒がそれぞれの受け入れ先で業務の流れを学び、働くことの意義を体感した。

 2年生が総合的な学習として取り組む「進路学習」の一環。今年度は帯広税務署や十勝川温泉の各ホテル、コンビニや美容室など官民17の事業所が協力し、生徒たちを受け入れた。

 このうち音更郵便局(長谷川雅美局長)には女子生徒12人が参加し、牧野孝雄郵便課長の指導で、ポストからの郵便物の取り出し、手作業での区分け、消印など一連の業務を体験。年賀はがきを10枚単位で袋詰めする作業にも精を出した。

 生徒たちは実際の業務の流れを写真に収めるなど、普段、目にすることのない郵便物の“舞台裏”に興味津々。班長の石郷夏奈子さんは「手紙などがいろいろな人の手に掛かって届いていることが分かった」と感想を話していた。

 生徒たちは今後、グループごとに体験の成果をまとめ、総合的な学習の時間に発表し合う。 (金谷信)
2006年11月9日の記事
更葉園07年用カレンダー販売 オリジナル新商品人気
 社会福祉法人「更葉園」(東通13、比留間正二理事長)は、敷地内の直営売店「おとぷけ通り。」のオリジナルとして下敷きサイズのカレンダー(2007年用)を製作、今月から同売店で販売を始めた。同売店の「葉っぱ」のキャラクターなどをデザインに取り込んだ3種類。ラミネート加工で持ち運びもしやすく、新商品として「好調な滑り出し」という。(金谷信)

 更葉園の印刷部門では施設利用者がポスターやカレンダーなどの製作に従事し、今年6月からは新たに写真入りオリジナルカレンダー(大判、4パターン)の受注製作を始めている。

 下敷きサイズ(A4判)の今回のカレンダーも同じく印刷部門による製作。黄色またはピンクを地色に、「葉っぱ」のキャラクター、同園の授産製品であるピエロ人形などのイラスト、町内の風景画(作・黒田昭子さん=同園役員)をそれぞれ配した3種類。1枚100円という手ごろな価格設定もあり、当初作った100枚は既に売れ、随時、追加で製作しているという。

 年明けごろまで販売の予定。同園の藤村文企画開発課長は、「今年好評であれば、来年以降もまた違うアイデアを取り込みながら手掛けていきたい」としている。

 同売店では大判サイズのオリジナルカレンダーの受注(1枚2700円=好きな写真2枚を持参)ほか、特別価格による年賀はがきの印刷も受け付けている。問い合わせは同売店(0155・42・2236)へ。
2006年11月8日の記事
ホッケー1面・カーリング2レーン 冬季スポーツ施設今季供用
 町が希望が丘運動公園整備事業(第3工区)の一環として工事を進めてきたアイスホッケー場、カーリング場がこのほど完成した。ともに今季から供用を始める予定。北側のテニスコートも来春オープンの見込みで、同事業で計画された一連のスポーツ施設はこれですべて整うことになる。(金谷信)

 同運動公園は全体面積13.9ヘクタール。1998年度以降、3つの工区に分けて事業が進められ、2004年度までに第1工区(温水プールほか)と第2工区(野球場、多目的広場ほか)の整備を終えている。残る第3工区は同区域内の北東側3.9ヘクタールがエリアで、05年度から3カ年の計画で整備に入った。

 このうちアイスホッケー場とカーリング場は既存施設から位置を南側にずらし、昨年度着工。アイスホッケー場(1面=1748平方メートル)はコート面のアスファルト舗装上に白色塗装を施し、夏場の利用増進に配慮したほか、本部席などは既存施設を再利用。カーリング場は2レーン(445平方メートル)を整えた。

 両施設とも「気温の状況にもよるが、年内には供用開始の予定」(都市開発課)。オープニング行事については、町教育委員会が町体育協会との共催で毎年実施しているスポーツ教室を、これに充てる予定で準備が進んでいる。

 第3工区の整備メニューでは、今年度から進めてきたテニスコートの工事(競技6面=コート面は既存施設を利用、外周フェンスは化学繊維性防風ネットに変更)もほぼ完了。来年度分として本部兼備品庫(新築)の工事を残すものの、実際の供用開始はそれより一足早く来年春からを予定している。

 同事業は来年度、園路や植栽、公園灯などを整備して完了する。全体事業費は約22億4000万円を見込んでいる。