十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第237回 [ 2007/03/30 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 43,075人
(男20,637人 女22,438人)
面 積 466.09平方キロメートル
花木鳥 スズラン・シラカバ
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
2007年3月27日の記事
25サークルが85演目を披露 音更町民謡発表大会
 第25回町民謡発表大会(町文化協会主催)が、25日午前9時半から町文化センター大ホールで開かれた。同協会に所属する25サークル231人が、郷土に根付いた民謡の数々を披露した。

 町内では、農村地域をはじめ町内会単位で、開拓の様子や日本の生活文化に根差した民謡を歌い継ぐグループが活発に活動している。

 この日は午前と午後の部にわたり、85演目が繰り広げられた。午前の部は、友和三絃会の所スエ子さんら6人による三味線の合奏「北海甚句」と「北海タント節」で幕開け。午後の部では音更開町70年(1970年)の記念事業として制作された「音更音頭」を全員で踊り、最後は「ソーラン節」の合唱で締めくくった。(酒井花)
2007年3月26日の記事
十勝川温泉の湯出前 独居老人宅に 町商工会青年部
 町商工会青年部(三澤敏也部長)は25日、十勝川温泉のモール湯を町内の独居老人宅に届ける「お湯こうこう」を実施した。4年目となる今年も“お湯の出前”は好評だった。

 同青年部は異業種交流のほか、地域貢献の一環としてボランティア活動にも取り組んでいる。

 この日は部員14人が4トントラックを使用、同温泉地区の集中管理施設から約2000リットルの湯を運び、同町内の独居老人宅4件を訪問した。各訪問先では、「温泉に一人で行くことができないので、大変うれしい」とお年寄りを喜ばせた。

 その後、町内の社会福祉法人町柏寿協会を訪れ、共同浴槽にたっぷりと湯を注いだ。この日は同協会が運営する養護老人ホーム柏陽園(大熊宏園長)の入浴日。入所者11人が源泉湯をじっくりと味わい、「こんな出前なら毎日でも頼みたい」と笑顔を見せていた。(酒井花)
2007年3月26日の記事
10個人2団体に栄誉 音更町スポーツ賞等表彰式
 今年度の町スポーツ賞等表彰式(町教育委員会主催)が、このほど町総合体育館で行われた。スポーツ賞とスポーツ奨励賞、同功労賞に合わせて10個人2団体が選ばれ、表彰状(盾)とメダルが贈られた。

 スポーツ賞は今年度北海道少年選抜サッカー選手権大会で優勝チームのメンバー関口帝史君(12)=木野東小=ら5個人、スポーツ奨励賞は3個人2団体がそれぞれ受賞。スポーツ功労賞には町軟式野球連盟元会長の本田博英さん(63)、町スケート協会元会長の中村和夫さん(63)が選ばれた。

 式では竹田正二町教育委員長が各受賞者に表彰状などを贈り、「これからの活躍と町のスポーツ活動の充実と発展に協力をお願いしたい」と式辞。来賓の藤井勉町助役(町長代理)、大場博義町議会議長が祝辞を述べた。

 この後、受賞者を代表して中村さんがあいさつに立ち、「今後も微力ながら町のスポーツ振興に役立ちたい」と謝辞を述べた。(酒井花)
2007年3月25日の記事
真新しい園舎で関係者ら完成祝う 鈴蘭保育園が落成式
真新しい園舎で新園歌を歌う職員ら
 新年度から民営化される鈴蘭保育園の移転・新築工事の落成式が25日午前10時から新園舎(中鈴蘭元町2)で開かれ、関係者150人が出席した。

 工事の事業主体で、4月から同園の運営を引き継ぐ町内の社会福祉法人「大谷菩提樹会」(伊藤篤理事長)の主催。法要に続き、伊藤理事長が「保育事業の推進のために、地域のご尽力を」とあいさつ。同法人の堀川治夫専務理事の経過報告の後、設計の創造設計舎(帯広)、施工の高橋組(音更)、新園歌を作詞・作曲したクニ河内さん(帯広)に感謝状が贈られた。

 また、来賓の藤井勉町助役、大場博義町議会議長が祝辞。職員紹介の後、クニさんと一緒に新園歌「みんなにありがとう」を斉唱した。

あいさつする伊藤理事長
 出席者は、病気の回復期の子供を預かる町内初の病後児保育室や、太陽光発電を取り入れた明るく真新しい施設を熱心に見学していた。午前11時半からは木野コミセンで祝賀会も開かれた。

 同園は4月1日、乳児から5歳までの135人を受け入れ、新園舎での保育を開始する。(酒井花)
2007年3月24日の記事
成長の軌跡一目で 音更西保育園がグラフ作成
 音更西保育園(大通6、白木幸久園長)は24日、卒園する園児26人に、これまでの成長を分かりやすく記した「身長と体重の発育曲線」をグラフにしてプレゼントした。同曲線は、個々の成長や栄養状態を的確に判断するための重要な指標で、同園は今月から専用の作成ソフトを購入し、新年度からも日常の運動や給食指導に活用する。(酒井花)

 この曲線は、長年の全国調査に基づいて割り出した、園児や児童の年齢に応じた身長と体重の発育基準を7本の線で表し、それぞれの測定値を当てはめて基準内のどの位置にあるか確認するために作られている。基準を上回ってくれば肥満傾向となり、低体重や低身長も早期に発見できる。

 同園ではほかの保育園や幼稚園と同様、3カ月ごとに身長と体重を測定してきたが、より的確に個々の成長を判断し、保護者に情報を伝えたり、給食や運動の方法に気を配りたいと考え、専用ソフトを購入。初めて、卒園児を対象に成長の軌跡をグラフにした。

 グラフは1人ひとりの卒園文集の中に収められて、渡された。白木園長は「こうして改めてグラフにすると、もっと適時に指導や改善を図ることができたのにと思うほど明確に表されている。ソフトは安く購入できるので、多くの児童施設や学校に広がればいい」と話していた。
2007年3月23日の記事
「国際交流」協定調印 帯大谷短大とモンゴル・オルホン大
 帯広大谷短期大学(多田稔学長)とモンゴルにあるオルホン大学(ハジダスレン・ニャマー学長)の国際交流協定締結式が22日午後3時から同短大で行われ、留学生や教員の相互派遣、共同研究などを行うことを確認した。

 オルホン大学は首都ウランバートルにある国内大手の4年生私立大学。経済やエコツーリズム学部のほか、日本語科などがある。

 ヤガーン・ミジデ同大副学長や山口武敏音更町長、神崎義雄JICA帯広次長ら約20人が見守る中、多田学長とハジダスレン学長が協定書に署名した。

 多田学長は「モンゴルの新しい空気に触れ、充実した関係にしていきたい」、ハジダスレン学長は「十勝はモンゴルと気候が似ていて、留学生が勉強しやすい環境。末永い交流を続けたい」と述べた。

 協定の詳細は今後詰めていくが、同短大では9月をめどにオルホン大からの留学生受け入れ準備を進めている。(池谷智仁)
2007年3月22日の記事
銀河線資料加えリニューアル 穂積さんの「小さな鉄道博物館」
 自宅で私設資料館「小さな鉄道博物館」を開く会社員穂積規(ただし)さん(46)が21日、昨年4月に廃線になった「ふるさと銀河線」の関係者から譲り受けた運賃案内板など約100点を新たに加え、同館をリニューアルオープンさせた。駅事務所を再現したほか、実際に資料にも触れて体験できるようにした。穂積さんは「関係者の好意を無駄にしないためにも、子供や地域の方々に喜んでもらいたい」と話している。(酒井花)

 穂積さんは建築設計士としての仕事の傍ら、道東を中心に鉄道写真を撮影。本道の自然を織り交ぜた写真はJR北海道のオレンジカードなどに採用されている。

 鉄道への情熱が高じて、2003年に自宅2階の2部屋(10畳分)で資料館を開設。汽車の正面に掲示する約50年前の行き先表示板(通称サボ)や駅長の制服など、長年の収集や寄付で集まった資料は約2000点。

 今回の改装では、旧ふるさと銀河線の運転士や職員らカメラを通じて知り合った多くの関係者から、「後世に残してほしい」と提供を受けた品を、1年かけ、さびを落とすなどして公開に間に合わせた。

 同コーナーでは、旧銀河線各駅の運賃表や携帯照明のカンテラ、なくなる直前まで駅事務所で使用していた硬券の切符が入った発券機などを展示。今回は「穂積駅」と書かれた実物大の切符も用意し、日付印字機を通してパンチを入れてもらう体験や、運転席を用意して鉄製の重たいブレーキハンドルを握る疑似体験もできる。

 天井の四隅には棚を設け、特急スーパーおおぞらの鉄道模型(電動)を走らせている。

 21日には早速、帯広市内の明星小学校2年、鳴海沙弥香さん(8)が訪れ、展示品に触れながら鉄道の魅力を存分に味わった。穂積さんは「自分にできることで地域に貢献することが、亡き父の遺言でもあった。多くの人の心に残っている、ふるさと銀河線を懐かしんでほしい」と話している。

 入館は日・祝日を中心に予約制で受け付ける。問い合わせは穂積さん(0155・31・8336)へ。