十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第277回 [ 2008/01/11 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年1月8日の記事
ハクチョウ400羽観光客らにぎわう 十勝川温泉 多彩な野鳥飛来
 町十勝川温泉の白鳥護岸のハクチョウの飛来数が昨シーズンより増え、観光客らを喜ばせている。昨年末の大雪で、餌場が同護岸に限られたことなどが要因のよう。付近ではアウトドア体験も盛況で、雪不足に悩んだ昨年から一転、大勢の人でにぎわいをみせている。

 十勝川温泉観光協会によると、ハクチョウの飛来数は雪の降った昨年末から増え始め、多い日で400羽を超える。少雪の昨シーズンは200羽程度だったため、「雪で餌場が限られ、安心して羽を休める護岸に集中したのでは」(窪浩政事務局次長)とみる。

 同護岸では4年前から、自然に近い観光地を目指そうと無制限の餌付けを禁止し、用意した小麦30キロを与えている。観光客にも定着し、餌箱から小麦を取り出して与える姿が多く見られる。釧路管内厚岸町から家族で訪れた男性は「家の近くにも飛来地はあるが、こんなに間近では観察できない」と話していた。

 雪とハクチョウの相乗効果で、同護岸で十勝ネイチャーセンターが運営するスノーラフティングやスノーモービルの散策ツアーも例年より人気。相田健志チーフインストラクターは「多種多彩な野鳥の観察にも適し、この時期にしか見られない光景が広がっている」とと話している。(酒井花)
2008年1月8日の記事
2.5トン運び足湯に 「モール湯」 さっぽろ雪まつりへ
十勝川温泉にあるモール湯の「足湯」(昨年4月)。さっぽろ雪まつりでも観光客らを喜ばせそう
 音更町十勝川温泉のモール湯が、北海道を代表する一大イベント「第59回さっぽろ雪まつり」(2月5−11日)の会場で「足湯」として登場する。全国から訪れる観光客を、世界でも貴重なモール湯で温め、同温泉のPRにつなげる狙いだ。(酒井花)

 同まつりでは、実行委がサービス向上の一環として、足湯の設営などを行うEKP(札幌市、三浦和康社長)と共同で、大通公園西9丁目会場に、道内の温泉の源泉を使った「足湯」のコーナーを設ける。

 源泉に選ばれたのは、モール湯のほか、宗谷管内豊富町の豊富温泉、岩見沢市の毛陽温泉。モール湯は2月9−11日の3日間に登場する。十勝川温泉から2.5トンのモール湯を運び出し、周囲を囲った浴槽の中で沸かして提供する。

 期間中、町十勝川温泉観光協会(笹井清志会長)は会場で、同温泉と今月26日に開幕する十勝川白鳥まつり「彩凛詩(さいりんか)」(3月9日まで)のチラシを配布。同協会では「北海道最大のイベントで温泉の質の良さをPRしたい」と話している。

 モール湯は昨年も札幌市の羊ケ丘展望台にある「足湯」に使用され、札幌の観光客に好評だった。
2008年1月6日の記事
JA木野の高齢者福祉施設「すずらん」 入居者、順調なペース
昨年末に「すずらん」の食堂で開かれた餅つきのイベント
 JA木野(柴田賢一組合長)の高齢者福祉施設「すずらん」は、オープンから3カ月が経過した。生活支援のついた8階建ての居住施設には、昨年末までに80室中46室の入居が決まった。同JAでは「この手の施設で6割が埋まるのは速いペース」と順調な滑り出しを強調している。(酒井花)

 「すずらん」は60歳以上で、健康な人が入居できる。居室は1DKから2DKまで4タイプあり、各部屋に台所、洗面所、浴室を完備。専属のスタッフ4人が交代制で24時間勤務し、緊急時に対応するほか、1階に1日3食を提供する食堂、カラオケルーム、軽運動室など生活支援設備を整えている。

 昨年10月から、夫婦5組を含め51人が生活。共に80歳の夫妻は「妻が弱り、炊事が難しくなったので」と言い、一戸建てに住んでいた73歳の女性は「除雪が大変」など、入居を決めた理由はさまざまだ。

 昨年から、クリスマスパーティー、餅(もち)つきなどの交流事業が開かれ、入居者同士のコミュニケーションは深まりつつある。ある女性(80)は「健康な入居者が多いので、老人施設というイメージがない。マージャンを楽しんだり、明るく気兼ねのない関係を築いている」という。

 居室利用料は1日3食の食事代(3万9000円)を除き、6万−9万円代(電気、水道料は別)。「将来の健康不安を考えれば妥当な投資」、「年金だけでは足りず、貯金で何とかやっている」など、受け止め方はそれぞれ。

 同施設は農協が運営、医療法人が診療所と小規模多機能型居宅介護など福祉施設を隣接して展開する、全国でも珍しい取り組みとして、町が施設整備費2000万円を助成している。

 柴田組合長は「組合員の介護への不安を解消する目的と、都市型農協としてできる地域貢献。目標の入居率8割を目指し、PRもさらにしたい」と話している。
2007年12月28日の記事
町に30万円寄付 町内の川瀬さん
 町木野の川瀬ヨシ子さん(75)が27日、地域振興に役立ててと町に30万円を寄付した。

 川瀬さんは長男の則行さん(49)とともに町役場を訪れ、今月7日に亡くなった夫の工(たくみ)さんが生前、町にお世話になったお礼として、山口武敏町長に寄付を手渡した。
2007年12月27日の記事
事故撲滅へ決意新たに 交通安全緊急対策会議
 町内で死亡交通事故が多発しているのを受け、「町交通安全緊急対策会議」が25日午前10時から町総合福祉センターで開かれた。連合町内会など53団体の代表者が集まり、事故撲滅に向け決意を新たにした。

 初めに山口町長が「事故のない1年に向け、新たな一歩にしたい」とあいさつ。町内で今年6人の犠牲者を出した交通事故について状況説明が行われた後、町交通安全協会、帯広地区安全運転管理者協議会音更支部が取り組む活動の発表があった。

 続いて帯広署の北嶋潔交通担当次長と小原清伸交通第一課長が講話。小原課長は「十勝では児童までが横断歩道で立ち止まり、車を優先させる。こうした土地柄を見直そう」とし、「運転者はスピードダウン、歩行者は反射材の使用など、1人ひとりができることから取り組もう」と訴えた。

 参加したJA木野青年部の春日輝之部長(32)は「6人が亡くなっていることを知り、何とかゼロにしなくてはと思った」と話していた。町内で計6人の犠牲は、近年では1994年の8人に次いで多い。(酒井花)
2007年12月27日の記事
地場産小麦の可能性探る JAおとふけ若手職員が勉強会
 小麦の生産量で国内トップを誇るJAおとふけ(大塚宏明組合長)の若手職員たちが、小麦について自ら知ろうと、26日帯広市内でユニークな勉強会を開いた。十勝産小麦を使ったパン教室を開く、早川喬恵さん(東京在住)を講師に迎え、音更産小麦の魅力アップに関して活発に論議した。(酒井花)

 同JAの今年の小麦の作付面積は6300ヘクタール、生産量は3万4000トンと国内一。ただ、地元の消費者や店が「音更産の小麦粉を使いたい」と言っても、ホクレンが一括集荷して製粉メーカーに卸すため、簡単に手に入る仕組みにはなっていない。

 勉強会は30歳以下の職員でつくる青婦部(山田浩之部長)の主催で11人が参加。「自分たちが音更産小麦の魅力を知ろう」と企画した。

 同JAで生産するのはうどんに適したホクシンだが、音更産ホクシン100%で作ったハード系のパンや、「キタノカオリ」「春よ恋」など町内で栽培されているホクシン以外の小麦を使ったパンが並び、参加者は食べ比べをした。さらに、ホクシンの生地でパン作りにチャレンジ、「全然問題ない」「いける」といった声が上がった。

 早川さんは「ホクシンでもパンを作れるという、発想の転換が大切。これだけの種類の小麦粉が集まるのは十勝だけ。農協が発信し、地元の人に食べてもらうことが、地産地消につながる」と話した。

 山田部長は「地場産小麦の可能性について知るいい機会になった。これからも農協にできることを考えたい」と話し、他の部員からは「めんだけではなく、パンなど多様な食べ方を提案できるのでは」など、さまざまな意見が上がっていた。
2007年12月26日の記事
立ち見出る盛況ぶり 町芸能まつり
 第10回町芸能まつりチャリティーショー(町芸能文化連盟主催)が23日、町文化センター・大ホールで開かれた。1年間の総ざらいとして、町内の文化団体に所属する250人が出演した。

 フラ・音更アモの8人によるフラダンス「カロケ」で開幕し、カラオケ、舞踊、民謡、剣詩舞、太鼓演奏など多彩な演目を繰り広げた。午前、午後の部ともに立ち見が出るほどの盛況だった。

 大会式典では、同連盟会長の山口信雄大会長が「これからも自分たちの楽しみを通じて地域に貢献していこう」とあいさつ。大会の益金を全額、町社会福祉協議会に寄付した。(酒井花)