十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第278回 [ 2008/01/18 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年1月13日の記事
音更サークル「花風船」 布おもちゃ作り20年
 ハンディキャップを抱えた子供や乳幼児のために、布のおもちゃを手作りしている町内のサークル「花風船」(小澤春美代表)が発足20周年を迎えた。今月から新たな取り組みとして、ボランティアの育成を目指す「おもちゃづくり教室」を開く。小澤代表は「若い世代に技術を伝え、子供の笑顔が広がる活動をつないでいきたい」と話している。(酒井花)

 「花風船」は小澤代表が40代のころ、内職で余った布の端切れを有効活用したいと考え、町内の主婦らに呼び掛け、布のおもちゃ作りを始めた。会員は17人。毎月第2木曜日と第4土曜日に町総合福祉センター(大通11)でおもちゃ作りをするほか、同センターの1室を「おとふけおもちゃライブラリー」として開放し、管理と貸し出しを行っている。

 「作り方も知らないゼロからのスタートだった」と、小澤代表は20年前を振り返る。会員が知恵を出し合って作り続けた布おもちゃと布絵本は、軽く1000個を超える。スナップや面ファスナーを活用し、実の部分を取り外しできるブドウやトウモロコシ、振れば鈴の音がするトマト、三枚下ろしにして骨まで取り出すことができる魚、おなかから子供が出てくるカニなど、手作りのぬくもりが伝わるおもちゃばかり。

 作品づくりの基本は「なめてもかじっても大丈夫な、布のおもちゃであること」。同時に、自閉症児を持つ会員の辻峰子さんの経験が大いに役立っている。「握力の弱い子供でも取り外しのできる形や、思わず集中力が高まるような工夫を重ねた」と辻さん。おもちゃに触りたいために身体機能が向上した全国の事例もあるほどで、手作り布おもちゃには不思議な魅力がある。

 現在の課題は会員の高齢化。次世代のボランティア育成を目指す教室は24日午後1時から同センターで開き、今後も定期的に続ける予定。対象は町内在住者。参加費300円(材料代)。申し込み、問い合わせは町社会福祉協議会(0155・42・2400)へ。
2008年1月12日の記事
ドッグフード工場を新設 川田工業
 川田工業(帯広市、川田章博社長)が運営する十勝ペットライフ研究所(代表・中野益男帯広畜産大学名誉教授)は、町新通9に工場を新設し、高級ドッグフードの製造、販売を進めている。(安田義教)

 同社は2006年から、事業多角化の一環で、生食用の高級ドッグフード「Sipirka(シピリカ)」の販売を始めた。十勝産の牛肉と有機無農薬野菜を材料に使うこだわりで、帯畜大が開発したビタミン、ミネラルなどサプリメントを加えて栄養価を高めた。インターネットを通じて販売している。

 新工場は同社の空き事務所の一部を、加工場と発送作業場、事務所に改装。30平方メートル余りの加工場には、製造機械や冷凍庫などを整備した。加工はこれまで、管内の業者に外注していたが、製造コストを抑え効率性を高めるため自社の工場を設けた。専門の従業員2人を配置し、昨年10月から操業している。

 東京などを中心に顧客が増え始めており、将来的には、1億円の売上高を目指し、ドッグフード以外の商品展開も考えていく。同研究所は「在庫を余らせず売れ行きを見ながら製造できる。ペットにも食の安心、安全を求める流れの中で固定客を増やしたい」としている。

 1箱1キロ(20枚入り)で、成犬、シニア犬用は4980円(送料別)、全犬共通は4480円(同)。問い合わせは同研究所(0155・42・6161)へ。
2008年1月12日の記事
南国気分でフラダンス 音更柳町子育て支援センター
 町柳町子育て支援センター(柳町仲区16、柳町保育園内)の「親子あそびの広場」が11日午前10時から同センターで開かれ、親子で一緒にフラダンスに挑んだ。13組15人が参加し、ゆったりとしたリズムに乗って南国気分を味わった。

 帯広市内で教室を開く小川伊佐子さんと須田志織さんを講師に招いた。フラダンス定番の衣装「パウスカート」と首飾りの「レイ」が参加者全員に配られ、「ハワイに来たみたい」との声も。子供用にアレンジした「ホロホロカー(楽しいドライブ)」を全員で踊り、小さな子供も一緒に振り付けをまねして楽しんだ。

 町内在住の都築こず恵さん(32)は「子供が小さなうちは習えないので、いい運動になった」と話していた。

 未就園児と親たちの交流の場を提供する同広場は、毎月第2、第4の金曜日に季節のイベントを企画。毎回、予約でいっぱいになり、町民に定着している。(酒井花)
2008年1月12日の記事
スノーラフティング 多彩な雪遊び人気 十勝エコロジーパーク
 道立十勝エコロジーパーク(町十勝川温泉)は、今季から始めたスノーラフティングによる園内散策など多彩な雪遊びがそろい、親子連れでにぎわっている。同パーク財団では「夏とは違った楽しみ方を堪能してほしい」と話している。

 今冬は年末に降った雪でクロスカントリー(2キロ、4キロ)のコースが良質に整備され、スノーチューブで丘を滑り降りる遊びも迫力満点。

 スノーラフティングは、スノーモービルに5人乗りのゴムボートを取り付けて雪上を滑走。園内の十勝川沿い、ピクニック広場、キャンプ場などを平均時速10キロ前後のスピードでゆっくりと巡る。朝は冷え込めば十勝川沿いの樹氷、日が傾きかけた午後は黄金色に輝く雪原など、美しい景色を味わえる。

 途中、スピードを速める場所もあり、スリルも楽しめる。料金は20分で1人300円。

 冬休み中ということもあり、大勢の親子連れや祖父母と孫の姿が目立っているという。同パーク財団の清水義明企画主任は「運が良ければ、タンチョウなどの野鳥に遭遇できる可能性もある」と話している。

 各種料金と飲み物の回数券(1枚100円の11枚つづり)を1000円で販売中。営業時間は午前9時−午後5時(スノーラフティングは午後2時まで)。問い合わせは0155・32・6780。(酒井花)
2008年1月12日の記事
管内の里親ら交流 「激励のつどい」に40人参加
 十勝地区里親研修事業「里親激励のつどい」が10、11の両日、音更町の第一ホテル豊洲亭で行われ、管内の里親らが交流を深めた。

 北海道里親会連合会(廣瀬清蔵会長)、十勝地区里親会(根本寿一会長)、帯広児童相談所(千葉裕所長)主催。主催者や管内の里親ら約40人が参加した。

 同つどいでは根本会長が「里親として子供を養育することには悩みもあるかもしれないが、大きな喜びもある。初心に帰って子育てに励みましょう」とあいさつ。

 十勝地区里親会長表彰に帯広市の伊藤信昭さん、恭子さん夫妻が選ばれ、表彰されたほか、十勝地区里親会長感謝状が国際ソロプチミスト帯広(臼井雅子会長)と浦幌町の経堂岩夫さん、恵子さん夫妻に贈られた。

 研修では、千葉所長が里親制度の概要や委託状況などを説明した後、参加者が「親子関係」や「学校と里子の関係」などのテーマ別に分かれ、意見交換。

 11日午前は、児童福祉司らが個別の面談に応じた。(佐藤圭史)
2008年1月10日の記事
生活設計の在り方学ぶ 農業年輪塾の自主学習会
 町が開設する「第5期農業年輪塾」(塾長・山口武敏町長)の学習会が、8日午後1時から町ふれあい交流館で開かれた。塾生たちは農閑期に当たる3月まで月2回、学習会を企画して視野を広げる。

 今期の年輪塾には、町内の若手農業者19人が参加。この日の学習会は塾生が自ら立案した自主学習会の第1弾で、農業経営を含め基本的な生活設計について学びたいと企画された。

 帯広市の1級ファイナンシャルプランニング技能士の佐久間正さん(FP佐久間事務所所長)が、事業の経営計画と家庭の生活設計の在り方について説明。「具体的な目標を持ち、社会変化に的確に対応する経営管理と資産管理が重要」などと述べた。

 塾生の代表を務める橋本孝広さん(52)は「農家もしっかりと会社経営の意識を持つことと、無駄な保険を見直すなど金銭管理の必要性を知った」と話していた。(酒井花)
2008年1月9日の記事
安産へ雪原疾走 十勝牧場 馬追い運動始まる
 家畜改良センター十勝牧場(音更町駒場、鈴木一男場長)で9日、冬場に運動不足になりがちな馬を馬場で走らせる「馬追い運動」が始まった。同日は今年最初とあって、運動を待ちわびた馬たちも元気いっぱい。雪煙を巻き上げながら力強く走る勇壮な光景を写真に残そうと、多くのアマチュアカメラマンらも訪れた。

 公的機関で国内唯一、重種(農用)馬の改良、増殖を手掛ける同牧場。運動しているのはばん馬の基礎種となるブルトン、ペルシュロン種の計135頭で、妊娠馬の場合は難産防止、育成馬は体力作りが目的。同日は全体を4群に分け、1周800メートルの走路を2、3周した。

 「ギュッ ギュッ」と雪を踏みしめ、1トン近い巨体を揺らしながら走る姿はまさに圧巻。放牧が始まる4月ごろまで、平日の午前9時半から毎日運動を行うが、昨年は馬インフルエンザが国内で流行したため、同牧場では「所定の位置からの見学に協力を」と呼び掛けている。(高田敦史)