十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第280回 [ 2008/02/01 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年1月29日の記事
マスコットの愛称決定 採用の4人に記念品
 町水道事業(管理者・山口武敏町長)が募集していたマスコットキャラクターの愛称が決まり、このほど採用者に対する表彰が町役場で行われた。

 町は3月に開設予定の水道事業の子供向けホームページ(HP)で、案内役を務める男女の水滴と、白衣を着たタコの合わせて3つのマスコットキャラクターを作り、町内の小学生を中心に公募していた。

 応募数393件の中から採用されたのは、水滴(男)が山本康平君(下音更中1年)の「ぷるるくん」、同じく水滴(女)が和嶋碧海さん(緑陽台小2年)の「みずみちゃん」、タコが花本菜美さん(鈴蘭小4年)と金子里緒菜さん(木野東小3年)の「タコリーナ博士」。

 4人はこの日、山口町長から表彰状と賞品の図書カード2000円分を受け取った。

 町上下水道課では「HPや水道週間のイベントなどで、大いに活用させてもらいたい」と話している。(酒井花)
2008年1月29日の記事
懐かし玩具4千点 町図書館「昭和のおもちゃ展」
 骨董(こっとう)品収集で知られる手打ちそば・うどん店「七飯(ななえ)」(町新通6、工藤伊佐雄代表)のコレクションの一部を展示した「昭和のおもちゃ展」が29日、町図書館展示ホールで始まった。「チョロQ」シリーズやブリキの人形など約4000点を一挙に公開。触れて遊ぶことのできる体験コーナーも設け、子供たちを喜ばせている。(酒井花)

 同店のほか、同じく国道241号沿いの士幌町中士幌市街でもコレクションの館を運営する工藤代表(77)と、店の仲間でつくる「七飯会」(10人)の主催。「本町地区以外の人にも見てもらいたい」と考え、約3万点の収集品の中から、昭和30年代以降のおもちゃを中心に並べた。

 昭和30年代から同40年代に普及し、本別町歴史民俗資料館に貸し出したこともある「めんこ」は、力道山や王貞治など当時活躍したスポーツ選手の姿が描かれ、時代を感じさせる。1980年の発売以来、集め続けている「チョロQ」シリーズでは、工藤さんが大切にしている「初代日産スカイライン型」など。飛行機、バス、オートバイなど豊富な乗り物のおもちゃをそろえ、体験コーナーでは、実際に走らせて面白さも味わえる。

 工藤代表が収集を始めたのは40年前。「子供のころ、欲しくても生活が大変で手に入らなかったおもちゃが、大人になって簡単に捨てられていくのを見て、もったいないと感じた」と言い、「童心に帰り、昔を懐かしんでもらいたい」と話している。2月8日まで。
2008年1月29日の記事
世代超えて熱戦 管内12チーム 下の句かるた大会
 第28回十勝下の句かるた協会音更大会(十勝下の句かるた協会主催)が27日、町児童会館で開かれた。管内12チームが出場し、世代を超えて熱戦を繰り広げた。

 クラス別の対抗戦が行われた。65歳以上のSA級は「有明」(瀬賀竹雄さん、前田武さん、只野茂秋さん)、1回戦の勝者チームによるA級戦では「乙女」(斉藤雅実さん、高野千香子さん、本田昭子さん)がそれぞれ優勝した。

 下の句かるたは、北国を代表する冬の遊びの1つ。3人1組になり、百人一首の下の句が書かれた木札を取り合う。会場には木札を奪い合う音が響き、熱気にあふれていた。

 同協会の島田一敏会長は「北海道で半世紀以上続く伝統の遊びを、守り伝えていきたい」と話していた。(酒井花)
2008年1月28日の記事
生涯学習フェス 20団体が展示やバザー
 「町生涯学習フェスティバル」(町生涯学習推進本部、実行委員会主催)が26、27の両日、町文化センターを主会場に開かれた。地元JA女性部による野菜の即売会や“ヤンキー先生”こと義家弘介さん(36)の文化講演会などが展開され、多くの町民が生涯学習の意義と大切さを見詰め直した。(酒井花)

 今年で5回目。町内で活動する町文化協会加盟サークル、OOJCオープンカレッジ(帯広大谷短大、町教委主催)、ボランティア団体、町商工会など20団体が展示、バザーなどを繰り広げた。

 27日は午前9時半からバザーが行われ、JA木野女性部(林真佐子部長)による野菜即売会では、100円均一ということもあり、イチゴ、パイナップルなどが早々に売り切れた。町商工会女性部(中津川美津子部長)のタマネギの漬物も午前中に完売した。

 初日は大ホールで音更ライオンズクラブ(日向國廣会長)主管の音楽会が開かれ、音更高校管弦楽局を中心に管内高校で編成した「十勝合同オーケストラ」や、町内4中学校の吹奏楽部が練習の成果を披露した。
2008年1月27日の記事
パティシエブーム到来? 十勝スイートピア・ガーデン
 柳月(田村昇社長)の十勝スイートピア・ガーデン店(下音更北9線)にあるお菓子作り体験工房が、子供たちに人気だ。背景には、都市圏を中心とした「パティシエ(菓子職人)ブーム」があるとみられる。同店は今年から高校生以上を対象にした本格的な菓子教室で年間スケジュールを組み、充実した態勢で工房のPRを図っている。(酒井花)

 同工房は、オリジナルの菓子作りを楽しんでもらう「体験型施設」。1階専用スペースに10台の作業台と30台のオーブンを用意し、菓子作りにかかわる豊富な器具を用意。

 「クッキー作り」「チョコレートケーキデコレーション仕上げ」「フルーツロールケーキデコレーション仕上げ」「苺(いちご)の生デコレーション仕上げ」の4体験コースを設けている。以前は、同社を代表する菓子「三方六」を開発した七海武雄前工場長が菓子作りを伝授、現在はその教えを受けた津村たまみさん(調理師)ら専属スタッフ4人が講師を務めている。

 近年、道東方面の小学校の修学旅行を中心に各種体験コースが人気で、6−9月は団体の予約でいっぱいの月もある。今年初めて、地元の小学生を対象に「冬休みプチパティシエコース」(今月5−19日)を実施したところ、毎日平均30人が訪れる好評ぶりだった。

 今年はさらに、スポンジケーキから手作りする本格コースで年間スケジュールを立て、内容の充実を図った。2月26日は「フォンダンショコラ」、3月23日は「ベイクドチーズケーキ」を作る。

 津村さんは「最近、『将来の夢がパティシエ』という子供が増えてきた影響では。観光ツアーの一環としても利用されている。友人同士や親子で、また町内会や会合の行事として気軽に楽しんでほしい」と話している。

 各種体験コースはクッキー作りを除いて事前予約が必要(ケーキ仕上げは3日前)。問い合わせは同店(0155・32・3366)へ。
2008年1月24日の記事
障害者の職場体験 本庁舎で受け入れ
 町による障害者の職場体験受け入れが23日、役場本庁舎でも始まった。更葉園に通所する町内の梶川麻子さん(45)が、民生部福祉課でパソコンによる入力作業を行っている。

 町は「第1期町障害福祉計画」(2006−08年度)に基づき、期間中、町内で職場実習の場を36人分確保することを目標としている。

 町の受け入れは昨年12月にスタートし、今年度は6人がサンドームおとふけ、町図書館本館と分館などで職場体験に臨む。

 福祉課によると、役場本庁舎での職場体験は学生のインターンシップを除いて初めて。同課では事前に本人との面談を通じ、適正に応じた仕事を用意。梶川さんは30日までの5日間、同課障害者福祉係に席を与えられて働く。

 梶川さんは「良い体験をさせてもらい、感謝している。周囲に迷惑をかけないよう、自分ができることを精いっぱいやりたい」と意欲的。和田裕二課長は「身近に入ってもらうことで周囲の理解は深まる。その人その人に応じた仕事を生み出していくことが必要」と話している。

 同課は6人の体験終了後、事業の評価を行い、次年度の実施と町内企業での受け入れ拡大に向けて課題を探る。(酒井花)
2008年1月24日の記事
歴史伝える冊子発刊 郷土史研究の那須さん
 町郷土史研究会副会長の那須敏雄さん(72)が、冊子「まぼろしの音更飛行場」を発刊した。大正から昭和にかけての4年間、町に存在した同飛行場の歴史を正しく伝えようと、開設に携わった那須さんの祖父が所有していた珍しい未公開写真を掲載している。(酒井花)
 
 町の郷土史を研究してきた那須さんは、祖父の東條清さん(故人)が同飛行場を運営した「北海道飛行協会」の専務を務めたこともあり、昨年11月に開かれた「おとふけ文化祭」で同飛行場の歴史を発表。その内容を1冊にまとめた。

 冊子は、町史やこれまでに発刊された関係者の証言集のほか独自に得た当時の新聞資料なども参考に、開設に至るまでの経緯や関係者のその後にも触れた。

 「北辺の国防をわれわれの手で」と飛行場開設に懸けた青年たちの情熱、村人口を上回る人が集まった開場式当日の熱狂ぶりを表現。運営資金難など困難にめげず、飛ぶことへの夢を捨てなかった、日本航空史に残る名飛行士の上出松太郎氏(故人)について丁寧に書き込んでいる。

 加えて、今回、祖父東條さんの実家(福島県)で見つけた開場式の記念写真と、那須さんが大切に保存していた祖父がアブロ式飛行機の操縦席に乗って家族と写る写真も掲載している。

 那須さんは「幻になったとはいえ、不景気の時代に大事業をやってのけたと改めて感動した。飛行機に夢を持ち、音更の人の善意で開設された飛行場について知ってほしい」と話している。

 A4判、27ページ。150部を発刊し、73部を町図書館など町に寄贈した。

 <音更飛行場> 1925年、青年有志を中心に当時の音更村民の手によって現在の農村環境改善センター(希望が丘1)に設置された。関東以北に1つも飛行場がない時代で、道内初の民間飛行場。イギリス製飛行機アブロ式504K型陸上機(木製)が使用された。