十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第287回 [ 2008/03/21 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年3月18日の記事
農業・田中さん記念品制作 豊田小に寄贈
 創立100周年を3年後に迎える豊田小学校(中村政治校長、児童24人)にこのほど、同地域に住む田中勝美さん(70)=農業=が豆で校章をかたどった記念品を贈った。心の込められた品に、児童たちは喜んでいる。

 一足早い記念品は、縦60センチ、横45センチの板に、小豆、金時など音更を代表する6種類の豆を張り付け、三種の神器(鏡・剣・玉)と稲穂をイメージした同校校章を豆の色だけで表現した。

 田中さんは3年前から、農閑期の時間を利用し、豆を使った作品づくりに取り組んできた。今回が4作目。親子が代々通った母校の節目を祝いたいと、1日3、4時間制作に励み、約10日で完成させた。使った豆は九州産の珍しい緑色の豆を含め、すべて田中さんが栽培。6年の平松彩那さんは「本当に細かくて、豆とは思えないほどきれいな作品」と話し、田中さんの親せきに当たる田中みさとさんは「学校の記念になると思う」と喜んでいた。

 同校は1911年(明治44年)、音更第八尋常小(現東士幌小)の特別教授場として牧舎で授業が行われたのが創立。同校では来年12月6日に100周年の記念式典を行う。(酒井花)
2008年3月17日の記事
「さあ、来い!」200人熱戦 全日本下の句歌留多鳳大会
 下の句かるた選手権「第23回全日本下の句歌留多鳳大会」(全日本下の句歌留多協会・音更鳳倶楽部主催)が15、16の両日、町東和の帯広リゾートホテルで開かれた。稚内や函館など全道各地から67チーム約200人が出場し、夜を徹して熱戦を繰り広げた。

 レベルに応じてA級、B級、高齢者のSA級に分かれ、初日午後9時に競技開始。翌日午前10時までトーナメント方式で戦った。広い会場で何チームもが向き合い、読み手が下の句を読み上げると、「さあ、来い」と気合を入れる声があちこちから響いた。木札を奪い合う様子は“格闘技”さながらで、応援に駆け付けた観戦者も真剣勝負に引き込まれていた。

 地元の音更鳳倶楽部から出場した岡崎和恵さん(45)=上士幌町在住=は「子供につられ、自分の方がはまってしまいました。伝統の遊びを代々に伝えていきたい」と話していた。

 A、B両級とも上位を管外チームが独占。A級敢闘賞には音更鳳倶楽部の「鳳の翼」(小玉嘉紀さん、大熊秀之さん、田野正樹さん)が選ばれた。(酒井花) 
2008年3月15日の記事
入賞の12人に盾贈呈 農村絵画コン表彰式
 JAおとふけ(大塚宏明組合長)が主催する「第5回音更ふるさと農村絵画コンクール」の表彰式が、13日午後4時から町ふれあい交流館で開かれた。農村風景を伸び伸びと描き、金賞と銀賞に輝いた12人に記念の盾が贈られた。

 絵を通じて、農業のある景観の素晴らしさや大切さを感じてもらおうと、町内の小学生を対象に作品を募集。今年は11校から495点の応募があった。大塚組合長や町内小・中学校の美術教諭が審査し、金賞6点、銀賞6点、佳作50点を選んだ。

 表彰式には受賞の児童やその家族らが出席。大塚組合長は「どの絵も素晴らしい。これからも音更のためになるような活動を」とあいさつ。東士幌地域の風景を野に咲く花とともに描いた長澤芹香さん(東士幌小6年)は「遠近を工夫して描いた。金賞はすごくうれしい」と話していた。

 金賞と銀賞の作品は同JAの広報活動に活用される。(酒井花)
2008年3月15日の記事
松原さん随筆集自費出版 看護師時代の文章など編集
 元看護師で音更町在住の松原みち子さんがこのほど、日ごろの思いをつづった随筆集「春のたより」を自費出版した。2006年1月に亡くなった夫で詩人の松原良輝さん(享年74歳)への思いをしたためた随筆など82編を収録。みち子さんは良輝さんを「人生の師」と仰いでおり、「夫に『ありがとう』とお礼を言いたい」と話している。(成田融)

 みち子さんは看護学校卒業後、34年間帯広厚生病院で看護師として勤務。10代のころから短歌を始め、1996年ごろから仕事の傍ら、随筆を書くようになった。十勝毎日新聞の「四季」や勝毎文芸などにも多く執筆しており、「これまでに書いた随筆は数え切れない」という。

 随筆集はそれらの中から新聞に掲載されたものを中心に、夫や家族にあてた文章や、看護学校時代、看護師時代、看護師退職後、夫の死後と、時代やジャンル別に選定、編集している。

 タイトルにもなっている「春のたより」は、庭仕事をしていた夫に語りかけるように「あなたがしていたように道沿いにパンジーを植えましょう。新1年生が花の風に吹かれますように」とつづられ、亡き夫への思い、みち子さんの優しさがにじみ出ている。

 みち子さんは「夫は自分の中で生き続けており、守ってくれているような気がする」と語り、「夫が逝ってからこの2年間、気弱になったこともあったが書くことで自分を励ましてきた。これからも日々の思いを書きつづっていきたい」と話している。
2008年3月15日の記事
ゲームで交流深める 音更育児クラブ お別れパーティー
 町内で最も古くから活動している育児サークル「音更育児クラブ」(窪寺彩子代表)は14日、木野東通1の千野会館で、4月から幼稚園や保育園に入る子供たちのお別れパーティーを開いた。

 親子20組が参加。このうち15組が“卒業”するため、お祝いを兼ねて企画した。母親たちがこの日に向けて練習をしてきた踊りを、子供たちと一緒に舞台で披露。フラフープリレーなどゲームを通じて交流を深めた。

 同クラブには、住宅が増えている宝来ひびき野など新興住宅街から多くの親子が通う。毎週金曜日に同会館で午前11時から午後1時まで活動しているほか、母親の交流会、夏は屋外での遊びも行っている。

 窪寺代表は「1人で育児で悩む前に、気軽に遊びに来てほしい」と話している。問い合わせは柳町子育て支援センター(0155・30・4152)へ。(酒井花)
2008年3月14日の記事
恩師や仲間と別れ惜しむ 帯広大谷短大 希望胸に社会へ
 スーツや着物姿で巣立ち

 帯広大谷短大(多田稔学長)の今年度卒業証書授与式が14日午前10時から、同短大体育館で行われ、卒業生189人が希望を胸に社会へと羽ばたいた。

 式では多田学長が学生代表の武田さゆりさん(総合文化学科)、村中亜希子さん(生活科学科地域社会システム課程)、上田亜希子さん(同栄養士課程)、佐々木理恵さん(社会福祉科社会福祉専攻)、山口香織さん(同介護福祉専攻)に卒業証書を手渡した。

 多田学長は「諸君の人生は諸君の決断にかかっている。日々の生活にベストを尽くし、互いに励まし合い、いたわり合って夢を実現してほしい」と式辞。帯広大谷学園の伊藤篤理事長は「人は1人では人間になれない。思い通りにならない厳しい現実が人間に育ててくれる。人と人とのつながりを大切にして生きてほしい」と述べた。

 スーツや着物姿で式に臨んだ卒業生たちは自信に満ちあふれた晴れやかな表情をみせ、仲間や恩師に別れを告げながら巣立っていった。(成田融)
2008年3月13日の記事
郷土の風景1枚に 音更写真クが作品展
 音更写真クラブ(松田邦男会長、会員17人)の作品展が、町図書館1階展示ホールで開かれている。郷土や北海道の美しい風景をとらえた44点が展示されている。16日まで。

 同クラブは年5、6回撮影会を設け、管内外の主に自然をテーマに、フィルムカメラやデジタルカメラで撮影を続けている。

 松田会長の「川岸で遊ぶ」はタイトル通り、十勝川温泉白鳥護岸に飛来したハクチョウが愛嬌(あいきょう)たっぷりに歩く様子をとらえている。松原孝明さんは、自宅の庭付近に突然現れた気球を驚きとともに表現。真鍋静良さんは2月、上川管内上富良野町で撮影した「十勝岳」を発表した。同クラブ講師の関口哲也さん(帯広)の作品もある。(酒井花)