十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第290回 [ 2008/04/11 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年4月8日の記事
「下士幌産」に舌鼓 そばとうどん食べる会 百姓(笑)庵の長崎さん技伝授
 町下士幌の農業中島徳治さん(59)の小麦粉と黒田幸和さん(66)のそば粉を使った「うどんとそばを食べる会」が5日、下士幌会館で開かれた。

 同会は、大地の恵みを地域の人たちと味わおうと中島さんと黒田さんが呼び掛け、焼肉とともにうどんとそばを堪能している。集まる人も自家製の野菜や漬物を持参するなど、同地区恒例の交流行事で、この日は山口武敏町長を含め約50人が集まった。

 中島さんの小・中学校時代の級友で、幕別町駒畠でそば店「百姓(笑)庵」を営む長崎勉さん(59)も駆け付け、そば打ちを伝授した。黒田さんが生産し大西製粉(士幌)でひいたそば粉を使い、約10人分のそばを打った。参加者は、長崎さんの熟練した手つきに感心しながら見入っていた。

 打ちたてのそばや、中島さんが前日に仕込んだ「春よ恋」100%の手打ちうどんなど地元の味覚に舌鼓を打ちつつ、楽しく懇談した。(酒井花)
2008年4月6日の記事
活字で深める絆 記事題材に仙台の祖父母と“会話”橋本さん家族
 音更町ひびき野の小学校教諭橋本隆史さん(39)の家族は、さまざまな方法で新聞に親しんでいる。新聞スクラップが得意な長男の隆平君(9)=木野東小4年=は、宮城県仙台市に住む祖父母と電話で地元紙の記事を伝え合い、絆(きずな)を深めている。きょう4月6日は「新聞をヨム日」、6日から12日までは「春の新聞週間」−。(池谷智仁)

 父親が新聞を読む姿を見て自然と興味がわいたという隆平君。小学1年生から新聞を読み始め、十勝新聞教育研究会主催の「全十勝小中学生新聞スクラップコンクール」では3年連続で最優秀に輝いている。

 自身も競技を楽しむ野球の記事がお気に入り。昨年12月には祖父母の隆夫さん(66)と道代さん(60)から、駅伝や野球で活躍する橋本姓の少年らを取り上げた地元紙(河北新報)の記事が届いた。この記事をきっかけに今では週1回、電話を通して互いの地元紙の話題で盛り上がる。祖父母はプロ野球の楽天を、隆平君は日本ハムなどの記事を読み上げている。

 「じいちゃんとの電話は楽しくて待ち遠しい。分からない漢字は飛ばして読むけど」と隆平君。しかし、「監督」や「戦」など学校でまだ習っていない漢字も読めるようになり、祖父母を喜ばせている。

 学校の授業で新聞を活用する橋本さんは、「新しい情報が手に入り、記録性が高いのが新聞の魅力」と語る。文字の大型化を図る各紙の取り組みを、「読みやすい」と歓迎する。

 「親が新聞を読んでいると、自然と子供も習慣が身に付くよう」と橋本さん。道代さん譲りの床に広げて新聞を読むくせは橋本さんを経由して、隆平君にもしっかりと受け継がれている。
2008年4月6日の記事
授産施設通所者就労へ講座スタート 更葉園
 社会福祉法人「更葉園」(比留間正二理事長)で5日、今年度の就労移行支援事業が始まった。2年目となる今年度は第一線で働く地元企業の経営者や幹部を講師に招き、「コミュニケーション」「マナー」など4つをテーマに全16回の内容で行う。講師と連携を図り、就労につながる職場実習先を開拓する狙いもある。(酒井花)

 2006年の障害者自立支援法施行を受け、同園では、授産施設に通う通所利用者のうち10人が一般就労を希望している。昨年度から同事業を立ち上げ、就職に必要な知識を身に付ける講座を開いたり、職場実習先を開拓。実習先は官民8カ所まで広がり、「徐々に障害者雇用への理解が広まりつつある」(三浦昭博就労支援課長)という。

 今年度は、昨年度の実績を踏まえた上でさらに民間事業者の生の声を聞き、仕事へのポリシーや経験談を通じ利用者の意識を高めるとともに、企業とのつながりを深める。

 第1回は5日午前10時から同園で開かれ、帯広養護学校を卒業したばかりの2人を含め6人が参加。菅野建材店(帯広市)の取締役部長三井優彰さん(52)が「目標」をテーマに講義し、「公私ともに目標を見つけ、それに向かう努力が大切」などと語った。参加者は熱心にメモを取るなどしていた。

 就労を希望する同園の橋本浄仁さん(43)=町内在住=は「目標に向かう動機付けになった。体が不自由なので、パソコンなど頭を使う仕事で何とか努力したい」と話していた。

 同園では、障害者雇用に関心があり、仕事の経験を語れる経営者や幹部の講師を募集している。問い合わせは同園(0155・42・2236)へ。
2008年4月4日の記事
集めた書、詩集 日の目 杉村さん所蔵の34点 絵手紙美術館で展示へ
 町北鈴蘭在住の杉村達也さん(72)=日本絵手紙協会会員=が25年前から収集している詩人の故坂村真民さん(1909−2006年)直筆の書道作品や署名入り詩集を、山梨県忍野村にある小池邦夫絵手紙美術館に貸し出すことになった。書画展で展示するためで、押し入れなどから作品を取り出した杉村さんは「多くの人に見られる機会ができてうれしい」と喜んでいる。(成田融)

 坂村さんは「いやしの詩人」として知られ、随筆集「念ずれば花ひらく」などが有名。意味が分かりやすい作品が多く、小学生から財界人まで、年齢や職業を問わず、幅広く愛された。全国各地に詩碑が建立され、十勝管内では新得町の新得寺の境内に「二度とない人生だから」の詩碑が建てられている。

 杉村さんは30年以上前に初めて読んだ坂村さんの詩集「朴」に心を打たれ、以後坂村さんの詩集を読みあさり、直筆の署名がある本を古本屋や通信販売などで購入。書道作品も書店で買い求めたほか、亡くなったファンの仲間からも譲り受け、34点を所蔵している。

 昨年夏、坂村さんの作品を多く所蔵していることを知る同美術館関係者から杉村さんに貸し出し要請があり、快諾。5月14日から同美術館で始まる「織司・田島隆夫と坂村真民の小さな書画展」に出展される。

 杉村さんは「坂村さんの詩集は本当に心がやすらぎ、癒やされる。疲れた時はどの詩集のどのページから読み始めてもほっとする」という。「集めた作品はしまっておくだけで、なかなか人に見られることがない。大舞台での展示は作品にとっても喜ばしい」と話している。
2008年4月4日の記事
親子でリラックス 移動子育て支援センター 新通会館で初開催
 町の「移動子育て支援センター」が3日午前10時から、新規会場の新通会館(新通7)で開かれた。初日は、本町地区に在住する親子5組が訪れ、広々とした会場で子供を自由に遊ばせていた。

 移動の同センターは今月から、従来の駒場会館と宝来福祉会館から3カ所に増えた。常設の町柳町子育て支援センターから保育士2人が、おもちゃを持参して出張し、遊びの機会を提供する。

 この日は滑り台やボールの砂場、積み木など豊富なおもちゃが用意され、集まった親子はリラックスした様子で遊んだり、母親同士で会話を楽しんでいた。

 多くの母親は近くに交流の機会ができたことを喜び、主婦の佐久間比呂美さん(34)は「同じ地域にこれだけ同じ子育て世帯がいたんだとうれしくなりました」と話していた。

 新通会館での開催日は、毎月第1木曜、10月からは第3木曜も増える。時間は午前10時−正午。問い合わせは同センター(0155・30・4152)へ。(酒井花)
2008年4月3日の記事
ぽかぽかはうす」開所 緑陽台にフリーダム十勝の受け皿
 障害者自立支援法に基づく障害児支援などで、道の事業者指定取り消しとなったNPO法人「フリーダム十勝」の受け皿として、町の利用者の保護者が立ち上げたNPO法人「きらりスマイル音更の会」(奥村恵美理事長)は1日、緑陽台南区24の新しい事業所で事業を開始した。新名称は「ぽかぽかはうす」。

 「フリーダム十勝」が運営していた町宝来の「ほうらいハウス」が手狭だったことから、同所に移転改築した。新しい事業所は1980年築の2階建て民家(延べ床面積102平方メートル)。道の障害者自立支援基盤整備事業の500万円で、玄関に車いす対応のスロープを付け、部屋の段差をなくしたり、障害者用トイレを新規に設置。利便性は以前より増した。

 職員は元ほうらいハウスの4人を含め、新規に3人を雇用して7人体制。登録している利用者数は23人で、以前と変わらない。

 準備期間が短い中での事業開始。奥村理事長は「子供たちが不安がらないか心配したが、スムーズに移行できた。役場や保護者の温かい支援に恵まれ、これからもアットホームな場所を目指したい」と話している。

 同会は介護ヘルパー2級以上の資格を持つパートを募集している。問い合わせは同はうす(0155・30・3235)へ。(酒井花)
2008年4月2日の記事
病院頼らず体力づくり 宝来清風会「いきいきクラブ体操」で
 自分の健康は自分で守ろうと、老人クラブ・宝来清風会(小幡泰彦会長、90人)は活動の中に積極的に運動を取り入れ、会員の健康維持を図っている。中でも全国老人クラブ連合会(全老連)が推奨する「いきいきクラブ体操」は月3、4回行い、毎回50人近くが約1時間、心地よい汗を流している。(酒井花)

 「さあ、十勝川の花火を見上げるように空高く」「元気よく手を伸ばして」−。会場の宝来福祉会館に会員が集まり、小幡会長(75)の掛け声に合わせ、準備体操を含めて1セット約6分の「いきいきクラブ体操」を楽しむ。

 年齢を感じさせない、はつらつとした動きを見せる小幡会長は、元小学校教員。4年前に、同体操の普及と高齢者の体力測定を行う全老連認定のシニアスポーツリーダーを取得した。有酸素運動を取り入れた同体操の理論などを、紙に図式化して張り出し、毎回、先頭に立って見本を示している。

 同会は宝来、新興住宅地のひびき野地区の高齢者が加盟し、会員の平均年齢は76.6歳。年々高齢化し、会員の体力維持は大きな課題。

 小幡会長は「この体操は、筋力アップとバランス能力を高めるつま先立ち、指折り、スクワットなどすべての要素を含んでいる。病院に頼らない体力づくりを目指したい」と話す。

 同体操のほか、民謡、演歌を流しながらのオリジナル体操も取り入れている。

 会員の高橋博子さん(74)は「毎回ここに来て、音楽に合わせて体を動かすのが楽しみ。もうすぐ後期高齢者に入るし、気を張って健康を守るようにしています」と話していた。