十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第293回 [ 2008/05/02 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年4月29日の記事
駒場地区初の「交流サロン」 民宿はね駒に開設
 お年寄りの孤立を防止し、世代間交流を目指した「地域交流サロン」がこのほど、「民宿はね駒(こんま)」(町駒場平和台7)に開設された。町内4カ所目、駒場地区では初めての設置で、名称は「陽(ひ)なたぼっこ」。

 地域交流サロンは個人の自宅や地域会館を会場に住民が自由に集い、触れ合いを楽しむ。町社会福祉協議会が設立準備や周知を手伝い、後援している。

 「陽なたぼっこ」は、夫婦で宿を開業している永野珠恵さん(61)=代表=と、民生児童委員の藤川房子さん(65)が中心となって呼び掛けた。永野さんは帯広市から2005年に移り住み、自宅兼宿のオールカラマツ住宅で、個人客や小グループを相手に、自家栽培の野菜を使った食事と宿を提供している。

 初回の24日は10人が集まり、会話を楽しんだり、軽体操で体をほぐした。永野さんは「駒場はとてもいい場所。お年寄りがいつまでも元気でいられるよう、地域に少しでも貢献できれば」と開設の動機を語り、藤川さんは「顔を合わせただけでも、朗らかになるような場所を目指したい」と話していた。

 活動は毎月第3木曜日の午後1時半−同3時半。費用はお茶代として1回150円。次回は5月15日の予定。問い合わせは永野さん(0155・44・2456)へ。(酒井花)
2008年4月28日の記事
今年も“桜守”季節到来 音更神社 400個頒布
 音更神社(佐々木敬宮司)は、サクラの花びらの形をしたお守り「開運 桜守」と「桜湯」のもとをセットで頒布している。初穂料(料金)は800円。

 毎年、境内のサクラ開花に合わせて頒布し、散り終わるまで続ける。今年は24日に1房だけ咲いているのを確認。ほとんどはつぼみが膨らんでいる程度で、見ごろはこれからという。今年は従来のものに加え、2連のタイプも用意した。計400個の限定頒布。

 桜湯のもとはサクラの花びらを塩漬けにしたもので、軽く洗ってから、さゆを注いで楽しむ。同神社では「季節の移り変わりを感じてもらえたら」と話している。

 頒布時間は午前9時から午後5時まで。境内のサクラをライトアップする5月2−6日は、午後9時まで頒布する。問い合わせは同神社社務所(0155・42・2170)へ。(酒井花)
2008年4月27日の記事
鮮やか洋ラン 帯広蘭友会が展示会
 帯広蘭友会(矢部勝正会長)の「春の洋蘭展」が27日午前9時から、音更町木野大通東5のマツダ樹生園本店で始まった。カトレアなど鮮やかな洋ラン225点が来場者の目を楽しませている。29日まで。

 同会は十勝や釧路の洋ラン愛好者約50人で構成。毎年春と秋に展示会を開催している。

 会場には甘い香りが漂い、ファレノプシスやデンドロビュームら世界各地のランが、白や赤、黄色などの花を咲かせている。東誠副会長(70)は「ランは気候風土に合わせて進化する植物。さまざまな種類を楽しんでほしい」と話していた。時間は午前9時−午後6時(29日は同5時まで)。入場無料。(池谷智仁)
2008年4月27日の記事
冬場の汚れ念入りに エコパでボランティア清掃
 道立公園十勝エコロジーパーク(町十勝川温泉)で26日午後、公園ボランティアが清掃事業を行った。同園は29日午前9時から夏季営業を開始する。

 町内の「YOUクラブ」(大浦睦子代表)と日本ボーイスカウト帯広第四団(角玄泰雄団員長)の20人が、園内の「水と霧の遊び場」で池底の砂ざらいに励んだ。

 毎年続けている奉仕活動の一環。今年は同パークが池田、幕別両エリアを含めたグランドオープンを迎えることから、特に念入りに行った。参加者はほうきで、冬の間にたまった枯れ葉や砂をはいたり、水で汚れを洗い流すなどした。YOUクラブの中村あや子副代表は「きれいな場所で過ごしていただくためのお手伝い」と話していた。

 29日の開園式は午前9時半に行い、地元の幼稚園児らと一緒に「フワフワドーム」を起動させる。(酒井花)
2008年4月26日の記事
学童保育に入所者続々 適正超過の施設も アンケートで要望把握
 町の学童保育所の入所児童数が年々増加している。国がガイドラインで定めた集団の適正規模を超える学童保育所もあり、町の対応が急務になっている。一部保護者からは閉所時間延長の希望も上がっており、町はアンケートを行って実態把握に乗り出す。(酒井花)

 学童保育所は日中、仕事などで家に保護者がいない小学1−3年の児童を預かる。町内には15小学校のうち農村部を除く9校にあり、運営は保護者でつくる運営委員会(町の委託)が行っている。

 児童数の増加に比例して学童への入所も伸びており、今年4月時点の入所児童数は454人と昨年度より25人増えた。特に、宅地造成された鈴蘭、宝来両地区での増加が著しい。

 このうち、宝来地区では木野東小校区に2カ所を設けて対応している。しかし、鈴蘭小に隣接する「鈴蘭学童保育所」は現在95人が入所し、「規模については、最大70人までとすること」と国が示したガイドラインを超えている。このため、町は今夏にも現施設の南側に別棟を増築し、過密の解消に当たる。

 同保育所の正指導員は「当初希望者は100人を超えていたので、これで何とか安心できる」と話す。

 共働き世帯の増加で入所児童が多くなっている所もある。音更小の「ひまわりの家学童保育所」では現在、前年比20人増の91人が入所。町は今後の手だてについて頭を悩ませている。

 さらに、課題として上っているのが、一律午後6時までとなっている閉所時間。町の保育所の閉所時間は午後6時半となっており、兄弟姉妹で利用している場合、この30分のずれが保護者の迎えにとって不都合になっている。

 町は7月に学童利用者にアンケートを行い、「希望する時間帯を聞き、どれだけニーズがあるか把握した上で対応を検討したい」(町児童福祉係)としている。
2008年4月25日の記事
廃油回収スタート 不用繊維品も再利用へ
 役場本庁舎やコミセンなど町内の9公共施設に25日、食用廃油を回収するポストと、不用になった繊維品を回収する専用バッグが設置された。食用廃油は社会福祉法人「更葉園」のせっけんリサイクル事業に回すほか、BDF(バイオディーゼル燃料)への利用も図る。

 町内の食用廃油回収の取り組みは、1985年に町消費者協会が提唱し、91年からせっけん作りを開始。事業は更葉園が継承し、現在、年間6000リットルの食用廃油を回収、3500リットルから約6トンのせっけんを製造している。

 今後は拠点を公共施設に広げることで事業を周知し、回収量を増やし資源化をさらに進める。

 町役場には正面玄関の外に食用廃油の専用ポスト、玄関内に不用になった肌着、ポロシャツ、タオル地などの繊維品を回収する専用バッグが設置された。早速、ペットボトルに食用廃油を入れた町民が出しに訪れていた。(酒井花)

 回収ポストを設置したこのほかの公共施設は次の通り。

 町保健センター、町総合体育館、町総合福祉センター、木野支所、木野コミセン、共栄コミセン、木野福祉会館、町温水プール
2008年4月24日の記事
ニンジンの種まき始まる
 ニンジンの生産で単一農協では全道一を誇るJAおとふけ(大塚宏明組合長)で、ニンジンの種まき作業が始まった。広大な大地の上を、トラクターが種を落としながらゆっくりと進んでいる。

 「種まき」と「収穫」を同JAが行う作業委託ニンジンは、2006年からJA主導で取り組んでいる。今年度の契約農家戸数は188戸で、作付面積は過去最高の約480ヘクタールを計画。実際の作業は北海道道路保全(幕別)が請け負っている。

 町門前の中嶋昌弘さん(31)の農場(約25ヘクタール)では、2ヘクタールで種をまいた。作業員が運転するトラクターのは種機で、わずか2ミリほどの粒を土の上に均一に落としていった。中嶋さんは「労力負担がなく、収入もいい。音更ブランドのニンジンを育てていきたい」と話していた。

 「土が乾燥しているが、天候も良く作業は順調」と同JAの職員。種まきは7月初旬まで続く。(酒井花)