十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第295回 [ 2008/05/16 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年5月13日の記事
「健やかに」願い込め手作り人形 鈴蘭保育園に贈る
 新園舎で健やかに−。町南鈴蘭に住む田中ヨネ子さん(97)が12日、鈴蘭保育園(堀川治夫園長、147人)の全園児に手作りの人形を贈った。手芸を趣味とし、90歳を超えても元気に暮らす田中さん。かねてから新しくなった保育園を祝おうと、制作に励んできた。心の込められた贈り物が、園児たちを大喜びさせた。(酒井花)

 贈ったのは2体1組のイヌの人形。高さ8センチの子供向け乳飲料の空き容器に、毛糸で手編みした衣をかぶせた。毛糸の色やぼんぼり、飾りのリボンはそれぞれ異なり、1つとして同じ物はない。

 田中さんは30年前から、空き容器や余った包装紙などを活用できないかと人形を作り始め、これまでに、ひ孫が通った幼稚園や保育園にも贈ったことがある。

 今回は、昨年4月に公立から民設民営に移行し、新しくなった同園に通う子供たちを喜ばそうと、せっせと作り続けてきた。

 人形作りは細かな作業で、1体仕上げるのに2、3時間はかかるという。

 田中さんはこの日、同居する長男の忠夫さん(73)と同園を訪れ、全園児の前で人形を各組の代表者に手渡した。「こんなに大勢の前に出ることは初めて。子供たちはみんなかわいい」と、少し照れながらも話していた。

 田中さんは愛媛県出身。幼いころに北海道に渡り、秋田県や道内の鉱山、炭鉱で働く夫を助けながら7人の子供を育てた。苦労も多かったが、現在は病気もなく至って健康という。堀川園長は「既製品のおもちゃが多い中、手作りの温かみは本当にありがたい」と感謝していた。
2008年5月13日の記事
種まきにチャレンジ こども体験隊が開講
 今年度の音更こども体験隊の開講式が10日、生涯学習センターで行われた。早速、町の農場で、トウモロコシの種まきにチャレンジした。

 町教委主催。町内の小学4年生以上を対象に今年度は11回の日程で、地域の食文化や歴史にふれる事業を実施する。今年度は新規の4年生13人を含め、26人が受講した。

 開講式では、柳町小6年の勝野凌介君が「3年目で今年は最後になるので、1年間を精いっぱい楽しみたい」とあいさつした。この後、ふれあい交流館横の農場で、肥料作りから種まきまでを体験した。4班に分かれ、約1000粒の種をまいた後、各班が手作りの看板を設置した。

 今後は毎月受講の日に農場を訪れ、水やりなど管理をした上で秋の収穫を待つ。(酒井花)
2008年5月11日の記事
元音更高指導教員の平田さん ガーデニング講座開講
 音更高校農業科(定時制)の指導教員を41年間にわたって務め、生徒たちと共に「花の音更高校」のイメージを定着させた平田松征さん(60)が3月末で定年を迎え、今年度も再雇用されて同校に勤務している。6月からは「自分の経験や能力を地域に還元したい」と、全4回の日程で町民対象の「初心者向きガーデニング講座」を開く。(酒井花)

 平田さんは町中士幌で農家の二男として生まれた。1967年に同校農業科を卒業し、母校に農業実習助手として勤務した。勤務初期のころの実習内容は、畑作から家畜飼育まで幅広い分野にまたがっていたが、80年代から他校農業科との差別化を図るため、鉢花や切り花などの花卉(かき)園芸が中心となった。

 平田さんは82年、帯広畜産大、静岡大、岐阜大に通いながら農業実習教員の資格を取得。園芸装飾技能士(2級)にもなり、知識と技術を高めた。

 さらに、生徒たちと一緒に地域の花壇整備や花の販売、講習会など花を通じたボランティア活動に取り組み、「花の音更高校」の名を広めてきた。「高校の花は長く咲き続ける」という評判は、学校周辺や鈴蘭公園などの落ち葉を活用した腐葉土作りにあり、平田さんは「暑い中、生徒たちが一生懸命に土づくりをしてきたかいがある」と話す。

 これまで、学校開放講座を主体とする各種園芸講座で講師を務めてきたが、「1回限りではなく、土づくりから花の一生までトータルで教えるのが夢だった」という。

 今回、町教委の協力で開く「初心者向きガーデニング講座」は、6月9日、同11−13日の全4回の日程。いずれも午後7時から同校実習室で行う。花の育て方から管理のまで基礎を伝授する。

 平田さんは「仲間の先生や地域に支えられ、ここまでやってこられた。これからも母校のために役に立ちたい」と話し、道立高校としては帯広農業高校と同校にしかない定時制農業科(1間口)の存続にも力を入れている。講座の申し込み、問い合わせは町教委生涯学習課(0155・42・4099)か同校(0155・44・2201)へ。
2008年5月11日の記事
桜散るもにぎわい 鈴蘭公園で「咲くらまつり」
 「咲くらまつり」(町商工会青年部主催)が、10日午前11時から鈴蘭公園東側広場(公園八幡宮)で開かれた。

 例年、祭りの時期に見事にサクラが咲き乱れているが、今年は開花が早まり一部でしか見られなかった。それでも、近隣住民や職場単位で訪れた人たちが、野外での焼き肉を楽しんだ。会場には今年初めて「フワフワドーム」が設置され、子供たちの歓声が響いた。

 職場の仲間30人と訪れ、ラムジンギスカンやカキの焼き物をおいしそうに味わっていた、帯広市在住の吉岡優さん(39)は「東京から転勤してきたばかりで野外の焼き肉は初めて。少々寒いが雰囲気は最高」と話していた。(酒井花)
2008年5月10日の記事
「ふれあい住宅」 今年度入居者の歓迎会
 高齢者と帯広大谷短期大学の学生が一つ屋根の下で生活する「ふれあい住宅」の今年度の歓迎会(町主催)が、8日午後6時から町総合福祉センターで開かれた。この春入居した7人の入学を祝った。

 同住宅は、町が1990年度と96年度、雄飛が丘仲区1と新通10の2カ所に計4棟を建設。2階に単身の女性高齢者、1階に同短大で介護福祉を専攻する学生たちが暮らし、個人のプライバシーを守りながら共同生活を送っている。

 歓迎会には入居者をはじめ、同短大、地域、町の関係者ら40人が参加。荒町利明民生部長、同短大の中川皓三郎学長があいさつし、高齢者を代表して「愛1」住宅の白幡マツ子さんが「困ったときは、相談できる人が周りにいることを忘れないで」とあいさつした。

 引き続き、今年度の入居者7人のうち出席した5人がステージに。根室管内中標津町出身の中谷夢乃さん(18)は「勉強だけでなく、サークル活動やボランティアを通じて生涯の友人をつくりたい」などと抱負を述べた。

 東栄南町内会の中山保総務部長の発声で乾杯し、参加者は懇談した。(酒井花)
2008年5月9日の記事
伸び伸びと筆運ぶ 音更高校 新開放講座「書道」スタート
 音更高校(大西千郷校長、生徒547人)の学校開放講座に今年度から加わった「書道」が8日、同校3階書道科教室で開講した。中級クラスの26人が新たな気持ちで臨んだ。

 同講座は、帯広三条高校から今春転任してきた野坂武秀教諭(書道科)が前任校での経験を生かし、音更でも一般や地域住民を対象に開くことにした。

 この日は午後7時に開講。帯三条高で初級・中級を受けたことのある受講生が集まった。初めに野坂教諭が「書道の設備が整った場所で、このように再開できることをうれしく思う」とあいさつ。受講生たちは早速、伸び伸びと筆を動かしていた。

 帯広市在住の会社員堤公宏さん(51)は「奥の深い世界が広がっており、面白くてたまらない」と話していた。受講生たちは、きれいな校舎や畑と森に囲まれた自然環境にも感心していた。

 初級(通年)コースは14日から始まり、月2回、水曜日に開く。時間は午後7時−同8時半。現在、定員までわずかとなっている。問い合わせは同校の野坂教諭(0155・44・2201)へ。(酒井花)
2008年5月8日の記事
水道の学習に役立てて 町HPに「キッズページ」
 町建設水道部上下水道課のホームページ(HP)に、小学生用の「キッズページ」が開設された。キャラクターを主人公に、飲料水ができるまでの流れや水資源の大切さを紹介している。

 「キッズページ」は町内の小学校で行っている音更浄水場(大牧)への社会見学と併せ、学習に役立ててもらおうと制作した。上下水道事業のHPを持つ管内の自治体で、子供用ページを設けたのは音更が初めて。

 内容は「水ができるまで」「下水道の探検」「水のはなし」など5項目から成り、きれいな水が飲めるまでの流れを分かりやすく説明。案内役を務める上下水道事業のキャラクターに動きを付け、親しんでもらえるよう工夫している。

 同課では「安心して水が飲めるようになるまでの過程を理解し、水を大切にしてもらいたい」と話している。

 アドレスはhttp://www.water-otofuke-hokkaido.jp/kids/(酒井花)