十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第297回 [ 2008/05/30 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年5月27日の記事
「聞き手の心に種まきたい」 町図書館で月1回おはなし会企画
 自分のできる範囲でボランティアをしようと、町内在住の宮下京美さん(48)=会社役員=が、4月から町図書館(木野西通15)で1人で絵本の読み聞かせを始めた。仕事と両立させながら、月1回、おはなし会を企画。「絵本を通して、聞き手の心に何か1つ感じる種をまきたい」と張り切っている。(酒井花)

 宮下さんは夫の和稔さんが経営する音更美装で経理の仕事をする。6年前から同館のボランティア「すずらんの会」の読み聞かせグループ「ぎんのすず」に所属していたが、仕事の関係で練習に参加できないことも多く、メンバーに迷惑をかけないようにと今回、“独立”を決意した。

 もともとは、2人の子供と一緒に工作を楽しむなど「手作業が苦ではない」と宮下さん。忙しい仕事の気分転換にポスターを作製したり、絵本選びを楽しんで「生活にメリハリがついた」とも。おはなし会では毎月テーマを設けて絵本を読むほか、体を使ったボディーシアターも展開する。

 次回は6月29日午前10時半から開き、ハワイに留学している長女の千花さん(19)が応援に駆け付ける。宮下さんは「絵本の魅力を子供だけではなく、大人や高齢者にも伝えていきたい」と話している。

 同館で読み聞かせを行っているのは、本館で「ぎんのすず」「うさぎのみみ」「リチャール夫妻のおはなし会」、分館で「音色の会」があるが、個人では宮下さんが初めて。
2008年5月26日の記事
着脱しやすい服など展示 笠原さんの作品展
 更葉園の直営売店「おとぷけ通り。」(町東通13)で、帯広市在住の主婦笠原美智子さん(46)の作品展が開かれている。

 展示しているのは、車いす利用者や手足が不自由な人でも簡単に脱いだり、着たりすることができるスモックなどユニバーサルデザインの洋服や、壁掛けのタペストリー、詩を収めた手作りの会報誌など。心の病で入院した経験を持つ笠原さんは「作品を通してバリアフリーを訴えていきたい」と話している。6月7日まで。
2008年5月26日の記事
自然の神秘に感動 音更高校の森で観察会 鏡さん講師に
 音更高校開放講座「春の自然観察会」が24日、音更高校の森(音更町駒場西1)で開かれた。子供4人を含む12人は、新緑が広がる森の中で、自然の営みを感じ取っていた。

 同校が2001年から植樹をしている遊休地(約19ヘクタール)で、樹木や虫、野鳥の観察を行った。元同校教諭でネイチャーアドバイザーの鏡坦さんが講師となり、同森で群生するオオウバユリの株を観察。アイヌの人々が食用として大切に保存していたことや、8年たってようやくを花を咲かせる神秘的な生態について学んだ。

 小学生が、クモの幼虫が身を守るために集団化する「クモマドイ」の状態を発見するなど、参加者は変化に富んだ森の世界を楽しんでいた。

 同行した同校写真部の近野しおり部長は「自然は奥深い。知らない世界が広がっている」と話していた。(酒井花)
2008年5月26日の記事
高齢馬 15産目に成功
 農用馬を育成している町東士幌の長沢カズエさん(78)はこのほど、同じ馬の15産目に成功した。20歳を超す高齢馬の出産で、経過を慎重に見守りながら女手一つで取り上げた。子馬は愛情を受けて、すくすくと育っている。(酒井花)

 長沢さんは、ばんえい競馬(ばんえい十勝)の名調教師として知られた夫の豊秋さん(故人)と共に、競馬に出走させる農用馬を飼養してきた。

 15産目を果たしたのは、1986年生まれの「ギンザンヒメ」。豊秋さんの調教師引退前に、「(競馬の)能力テストに受からず、見放されていたところを内緒で買った」(長沢さん)という思い入れのある馬だ。

 長沢さんに引き取られてからは、繁殖馬として順調に出産を続け、「ギンザンスペシャル」など現役で活躍している馬を輩出してきた。

 今回は元オープン馬の「タケタカラ」との間の子供で、今月17日に生まれた。2日寝ないで待ち、子馬が腹から出かけて、膜を破れずに苦しんでいたところを取り上げた。「あと10分遅かったら危なかった」という。産後は豊秋さんの弟の邦雄さん(76)が、ミルクを飲ませるなどして手伝った。

 地域の馬産経験者は「馬耕が盛んな時期は10産以上重ねるのが普通だったが、飼料が良くなり大型化した現在は、出産に危険が伴い、あまり聞いたことがない」という。

 鹿毛(かげ)の子馬は、父の血統がいいため、ばんえい十勝での活躍が期待できる。さらに、将来はギンザンヒメの跡継ぎとして繁殖馬にすることも考えている。ギンザンヒメは、厩舎(きゅうしゃ)から出て外を元気良く駆け回る子馬の後を心配そうに付いている。

 戦時中は出征した兄に代わり、馬耕も経験したという長沢さんは馬一筋に生きてきた。高齢のため無理が利かなくなっているが、「ギンザンヒメが頑張る以上は負けるわけにはいかない」と話している。

 31日午後2時半からは、ギンザンヒメの孫に当たる「カズリキジョンコ」がばんえい十勝に出走する。長沢さんは「晴れ姿を見に応援に行く」と張り切っている。
2008年5月25日の記事
美しい音色目指して 東海大招き合同講習会
 東海大学吹奏楽部(札幌キャンパス)を招いた、江陵、新得、上士幌、白樺学園の4高校吹奏楽部の合同講習会が、24日町百年記念ホールで開かれた。

 毎年、江陵高校が同大学を招いて開いてきたが、今年は部員数の少ない4校の編成で8月の高文連主催のコンクールに出場することになり、共同での開催になった。

 この日は、4校の部員45人が参加。同大学顧問で、高文連全国大会の常連校、習志野高校(千葉県)のバンドトレーナーを務める平井直輝さんが指導者となり、楽器別のパートレッスンをした後、合奏レッスンに入った。部員たちは大学生が奏でる音色に刺激を受けながら、熱心に平井さんの指示や指導を受けてレベルアップを図っていた。(酒井花)
2008年5月23日の記事
ワクチン接種義務化 伝統の草ばん馬再開へ
 昨年、馬インフルエンザの流行で中止を余儀なくされた草ばん馬「東士幌輓曳(ばんえい)競馬大会」について、主催する町東士幌輓曳競馬会(恩田勝夫会長)は22日、出場馬に対し2回のワクチン接種を条件とした上で9月2日に開くことを決めた。今年で98回を数える伝統の草ばん馬は、防疫体制を万全にすることで開催のめどがついた。(酒井花)

 同大会は、昨年、国内で36年ぶりに馬インフルエンザが発生したことを受け、開催5日前になって急きょ中止を決断した。

 開拓時代の馬の力比べから始まり、現在の輓曳競馬(ばんえい十勝)のルーツともいえる同大会は、毎年決まって「9月2日」に開かれ、東士幌地区住民の心のよりどころとなっているほか、全国からファンが駆け付ける伝統催事。それだけに、昨年の中止は苦渋の判断だった。

 今年は早い時期から7行政区の区長が集まり、開催に向けて協議を重ねてきた。先に7月13日の開催を決めた鹿追町の瓜幕競馬会(若原敏雄会長)と情報交換を図り、同会と同様、出場馬に対し、馬インフルエンザのワクチンを1年以内に2回接種済みであることを参加条件にした。

 22日には東士幌コミセンで、昨年出走を予定していた釧路や函館など道内の馬主80人に対し、開催の案内通知を発送する作業を行った。今後、ばんえい十勝、十勝馬事振興会などにも協力を要請する。

 恩田会長は「町や十勝家畜保健衛生所とも協議し、万全の体制で臨むことを決めた。地域が一丸となって準備に当たりたい」と話している。
2008年5月21日の記事
中学生にテニス講習 町ソフトテニス連盟主催
 の中学校ソフトテニス講習会がこのほど希望が丘テニスコートで開かれた。

 ソフトテニス部のある音更、緑南、共栄、駒場の各中学校から132人が参加。同連盟の会員が6コートに分かれ、中学生たちに基礎から応用までを丁寧に指導した。初心者の1年生は、コートのマナー、ラケットの握り方などの基本を教わった。2、3年生は前衛・後衛に分かれて専門的な講習を受けた。