十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第300回 [ 2008/06/20 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 山口 武敏
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 任期満了に伴う町長選挙が3月29日告示され、現職の山口武敏氏が無投票で3選を果たした。山口町長は3期目のスタートに当たり、1.みんなの声が反映される町政、2.公平で公正な町政、3.人に温かく、たくましい町政−の3点を引き続き基本姿勢に挙げ、第4期総合計画(2001−10年度)を中心に、新たに始動した財政健全化5カ年計画(05−09年度)との整合性を図りながら“協働”のまちづくりを進めるとした。

 まちづくりの上では、“自治体の憲法”として全国的に関心が集まる「(仮称)自治基本条例」の制定作業に着手。7月、公募を含む委員15人で検討会議(津久井寛委員長)が立ち上がり、06年度導入方針を固めていた指定管理者制度については第1号の導入施設として町温水プールが決まり、9月定例町議会でそれに向けた条例の一部改正案が可決された。

 町の事業では福祉関係で新規の取り組みが目立ち、町内4公共施設での移動子育て支援センター事業や、保育園の延長保育などがスタートした。施設関連では希望が丘運動公園内で建設が進んでいた新・野球場が5月21日にオープン。10月29日には、音更川をまたぎ、木野と宝来両地区を結ぶ「宝来大橋」(延長307.7メートル)=道の街路整備事業=が供用を開始、町も記念事業を組み、地域とともに待望の開通を祝った。

 増加を続ける町の人口は9月末時点の集計で4万3,000人に到達。大型の宅地造成が一段落し、ペースは鈍化しているものの、現総合計画最終年度の目標人口である4万5,000人へ期待をつないだ。都市計画の関連では、06年3月の決定を目指し、十勝川温泉地区、開進地区、開進西地区の市街化区域編入についての町の作業が本格化。特に温泉地区の編入は長年の懸案で、定住人口の誘導による観光振興への期待が高まっている。

 このほか、4月には町内農場の死亡牛からBSE(牛海綿状脳症)の発生が確認された。
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2008年6月17日の記事
「癒しの光」楽しんで 28日からホタル鑑賞会
 町十勝川温泉の十勝が丘公園内にある人工水路「十勝川モール温泉せせらぎ」で、今年もホタルの幼虫の羽化が確認された。源泉100%のせせらぎでホタルを見ることができるのは全国的にも珍しく、このほど観光情報のメジャー誌にも「癒しの光」として紹介された。28日からは現地で「モール温泉夢ボタル鑑賞会」(十勝川温泉観光協会主催)が始まる。

 同水路は、かつて水田が広がり、多くのヘイケボタルが生息していた環境を取り戻そうと、地元の観光協会や旅館組合、市民団体が中心となり、2003年11月に完成させた。源泉井戸に隣接する長さ約15メートルのS字形水路には100%源泉が流れる。周囲には清流にしか見られないクレソンや藻などが生い茂り、ホタルが餌にするカワニナなど巻き貝も豊富にある。

 昨年ホタルが交尾し自然産卵した卵のほか、東京・板橋区から取り寄せた幼虫400匹を入れ、経過を見守ってきた。同温泉旅館協同組合の山本博専務理事が10日夜、水路周辺で光るホタル6匹を見つけ、今年も無事羽化が進んでいることを確認した。

 水路造成時からアドバイザーとしてかかわる板橋区ホタル飼育施設長の阿部宣男さん(理学博士)は「九州から北海道までホタル生息地を96カ所見てきたが、十勝川温泉は自然に近い優れた観賞地として3本の指に入る」と絶賛する。阿部さんによると、ホタルの光には「癒やし」があると分かっているが、雌雄が呼び合う求愛行動の光のみに効果があるという。外から捕まえて移動したり、本来の自然環境にない場合には「刺激光」と「威嚇光」しか発生しない。

 鑑賞会は7月中旬、ホタルがいなくなるまでの毎日午後8時−同9時に行う。雨の日と風の強い日は中止。現地では光を発する携帯電話やカメラなどの使用を禁じる。問い合わせは同温泉観光協会(0155・32・6633)へ。(酒井花)
2008年6月16日の記事
陸軍機墜落の慰霊碑 林さんから引き継ぐ 隊友会支部が維持管理へ
 戦時中、町下音更北6線に墜落して殉職した2人のパイロットの慰霊碑を、今年から、自衛隊退官者らでつくる隊友会音更支部(松川喜助支部長)が維持管理することになった。亡くなった2人と同じ部隊に所属し、個人で碑を守ってきた林恒材さん(88)=町共栄台=に代わり、後世に引き継ごうとの試み。代表世話人の高橋孝則さん(66)は「戦友の無念と平和を思い、弔い続けてきた善意をわれわれが受けとめていきたい」と話している。

 日本が米英を相手に戦い、戦争一色だった1942年10月、樺太(現ロシア領サハリン)からの旧陸軍偵察機が音更上空で空中分解し墜落。乗員2人が亡くなった。

 当時、墜落場所で農業を営んでいた上村吉造さん(故人)は、名前も分からない2人のため、墓標を建てて植樹をした。上村さんの没後、父の遺志を引き継いだ娘のヨネさん(同)が64年、私費を投じて高さ約1.9メートルの慰霊碑「留魂碑」を建立。この話題が全国に紹介され、2人の身元と、遺族が島根県と福岡県に住んでいることが初めて分かった。ヨネさんは74年に、碑周辺の土地約990平方メートルを町に寄付している。

 戦後、町内で養鶏業を営んだ林さんは亡くなった2人と面識はなかったが、同じ「飛行第三十八戦隊」に所属したパイロットとして、ヨネさん亡き後も遺族に代わり、碑の草むしりや慰霊をしてきた。

 この話を知った同支部が今年度の総会で、高齢の林さんに代わり、支部事業として碑を維持管理し、8月のお盆と2人の命日の10月10日にお参りすることを決めた。14、15の両日には高橋さんら十数人の会員が碑の周りに集まり、雑草を刈り、清掃した。

 林さんは過去、十勝毎日新聞社の取材に対して戦中の思い出を語り、「戦争を最も嫌う者は、戦争に行ってきた者だ。あらゆる争いごとを否定し、お互いに相手の立場になって考えることが生活の信条」と寄せている。高橋さんは「上村さん親子と林さんの信念を、今に伝えたい」と話している。(酒井花)
2008年6月15日の記事
庁舎内全面禁煙に 来月から「外のスペース利用を」
 町は7月から、役場本庁舎内の全面禁煙に踏み切る。現在、4カ所にある分煙用の空気清浄機を撤去する。これにより、町内の全公共施設内が完全禁煙となる。

 町は4月から木野支所、保健センターなど4カ所で、今月からは木野コミセン、共栄コミセン、総合福祉センター、児童会館で施設内を完全禁煙とした。

 しかし、本庁舎内では1階正面ロビー、2階の喫煙室、4階、地下の職員静養室に分煙機を置き、職員や来庁者が喫煙できるスペースを確保してきた。

 町民や一部町議から「多くの人が訪れる場所で、受動喫煙の恐れがある」と厳しい指摘を受け、7月から完全禁煙に踏み切る。

 完全禁煙後は、1階正面玄関、庁舎の北側と西側にスタンド式の灰皿を設置する。職員には正面玄関前での喫煙を禁じる。

 喫煙者の職員は決して少なくないことから、総務部では「これまでより、喫煙で席を立つ職員は少なくなるのでは。職員には節度を持って外のスペースを利用してもらうよう呼び掛ける。来庁者の方にも完全禁煙の理解をお願いしたい」としている。(酒井花)
2008年6月15日の記事
廃油回収やエコ売店 サミットに合わせリサイクルPR
 道立十勝エコロジーパーク(町十勝川温泉)は、今年度から環境にちなんだ取り組みを本格展開する。7月に開かれる北海道洞爺湖サミットに合わせて、食用廃油の回収などリサイクルに取り組み、同時に同パークの売りである自然環境もPRする。

 新規に取り組むてんぷら油など食用廃油の回収では、既に今月から回収ボックスをビジターセンター内に設置している。専門業者を通じてBDF(バイオディーゼル燃料)にした後、園内で使用している草刈り機3台の燃料としてリサイクルする。

 同パークならではの特典として、食用廃油を持参した人にはスタンプカードを配布し、500ミリリットルにつきスタンプ1個を押印。10個集めると、町内の社会福祉施設「更葉園」で製造された食用廃油のリサイクルせっけんを贈る。

 ビジターセンター内には「エコ売店」も設置した。更葉園のリサイクルせっけん各種を販売し、キャンプ場利用者に環境に優しいせっけんとして利用を呼び掛ける。コテッジ(宿泊施設)には、生ごみを堆肥(たいひ)化するコンポストも設置した。

 同パークの自然環境を身近に感じてもらう試みの一環として、21日午後7時からは「キャンドルナイトコンサート」を開く。夏至に合わせた世界的な環境イベントに連動した取り組みで、ろうそくの明かりの中で音楽や朗読を聞きながら過ごしてもらう。各家庭で眠っているろうそくの提供を呼び掛けている。

 同パークの清水義明企画主任は「環境サミットを契機に、エコロジーパークでも身近なところからできる環境保護について一緒に考えていきたい」と話している。 (酒井花)
2008年6月12日の記事
小学生と幼児298人力走 町陸上記録会
 第16回町陸上競技記録会(町陸上競技協会主催)がこのほど柳町河川敷特設陸上競技場で開かれ、小学生と幼児298人が力走を繰り広げた。(酒井花)
2008年6月11日の記事
道町村議会広報コンクール 管内唯一音更が入選
 音更町議会の広報誌「議会だより」が、このほど開かれた第28回道町村議会広報コンクール(道町村議会議長会主催)で管内では唯一の入選を果たした。議員自らが編集と製作に携わり、町民の目線に立って分かりやすい情報発信に努めた点が評価された。

 同コンクールは、道内の町村議会が発行している広報誌を対象に年1回、編集内容を審査している。今回は、18町村議会から応募があり、音更をはじめ3町の議会が入選、最高の特選は別海町議会(根室管内)だった。

 音更町議会では、年4回の定例会に合わせて広報特別委員会(長沢広茂委員長、委員5人)が発行。入選したのは昨年の12月定例会の内容を中心にまとめた149号。

 長沢委員長は「事務局任せの町村議会も多い中、音更では議員自らが編集に携わるのが伝統」と説明。内容の改善を随時図り、行政用語の解説や写真を多用したり、最近では、目次を表紙の目立つ場所に移して、工夫している。

 「議会だより」は、1972年に創刊し、同コンクールでは2回の入選歴があるほか、全国議長会主催コンクールでも2回入選を果たした。

 長沢委員長は「これからも各委員のチームワークを発揮して、中学生でも分かる『議会だより』を目指したい」と話している。(酒井花)
2008年6月11日の記事
風景写真が観光客魅了 はまなす会常設展コーナー開設
 町十勝川温泉の「かんぽの宿」に、公立学校の退職教員とその家族らで組織するカメラクラブ「はまなす会」(岩田敏彦会長、会員21人)の常設展コーナーが開設された。十勝や道東を中心とした風景写真を展示し、訪れた観光客らを魅了している。

 5年前から同宿で作品を展示している会員の鈴木信三さん(75)=帯広市=が、会員にも展示を呼び掛け作品を集めた。同宿も快くスペースを提供した。

 初回は、2人の会員が各2点ずつ作品を展示し、8月からは2カ月に1回のペースで4人が各1点を発表する。今回は、佐藤勲さんが日勝峠のふもとで撮影したかれんな白い花の「オオカメノキ」や、野田武美さんが上川管内上川町赤岳で撮影した「銀泉台」などがある。

 岩田会長は「学校やサロンなどで1週間ほどの展示会をやってきたが常設は初めて。これを張り合いによい作品を撮りたい」と話している。(酒井花)