十勝毎日新聞に掲載された音更町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第387回 [ 2010/03/05 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 音更めーる
音 更 町
町長 寺山 憲二
面 積 466.09平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・シラカバ
関 連 リ ン ク
音更町役場ホームページ
音更町図書館
音更町文化センター
音更町総合体育館・音更町武道館
音更町温水プール
音更町十勝川温泉観光協会
音更町の上下水道
2010年3月2日の記事
地域の食材地域で満喫 中音更・有志の「冬まつり」
 町中音更地区の住民有志による初めての「冬まつり」が2月28日、川元農場(中音更基線50)で開かれた。地域で取れた音更大袖振大豆を使い、その場で豆腐作りを楽しむなどした。

 ダイワファーミング(中音更西6線)代表の大場隆明さん(53)が呼び掛け、約30人が参加。男性たちが調理の“主役”となり、前日から仕込んだ音更大袖振、光黒の2種類の大豆を石臼でひき、豆腐とおからを作った。

 このほか、手打ちそば、秋まき小麦で造ったパン、お汁粉、ふかしイモ、漬物などすべて地域で取れた食材で料理が出され、最後は川元農場特産の「音更町すずらん和牛」の焼肉を堪能した。参加者は出来たてを味わい、地域の豊かな恵みを実感した。

 午前中は雪原でスノーラフティングも行われた。大場さんは「地産地消を農家自身が楽しみ、女性たちに振り向かれるような地域にしたい」と話していた。(酒井花)
2010年3月2日の記事
翠柳大橋20日開通 木野−宝来地区結ぶ
 音更町の木野、宝来両地区を結ぶ道道帯広浦幌線の「翠柳(すいりゅう)大橋」が20日正午、供用を開始する。帯広土木現業所(佐伯繁樹所長)が建設を進めてきた。十勝新橋、宝来大橋に次いで音更川をまたぐ新たなルートとなる。

 木野大通東12−宝来北2間(延長は940メートル)で行った同道道の改良工事。翠柳大橋の橋長は324メートル。2車線の道路幅員は23メートル(歩道含む)、橋りょう部幅員は17.5メートル。2003年度に着工、総事業費は約49億円。

 橋本体はすでに完成、前後の取り付け道路の工事を行っていた。翠柳大橋以東については引き続き帯広土現が工事や用地買収などを行う。

 音更川で分断されていた両地区を結び、交通の利便性を高める。本別・浦幌、清水・新得両方向への車両通行の円滑化、町市街地の交通混雑の渋滞緩和、物流の効率化も期待される。

 同土現では「両区間の供用開始で交通の円滑化が図られ、物流や観光が一層活発になることを期待」としている。20日午前10時、町主催の開通式が行われる。(犬飼裕一)
2010年2月27日の記事
長〜い太巻き 親子で手づくり 鈴蘭小20周年記念
 鈴蘭小学校(畔津正孝校長、児童589人)のPTA(栗栖亜矢佳会長)はこのほど、同校体育館で、開校20周年を記念して長さ20メートルの太巻き作りに親子で挑んだ。

 PTA厚生部(浅井昌彦部長)が、ファミリー寿司まんぼうハピオ店(向井直人店長)の協力で企画。親子約150人が参加した。

 約21升分の米と材料を用意。参加者はテーブルの両側20メートルにわたり向かい合って並び、2本分の巻紙を敷き、のりを重ねながら炊きたての米やカンピョウ、シイタケ、卵などの具材を置いた後、「せ〜の」という掛け声に合わせて一斉に巻いた。約1時間半かけて、20メートルの太巻き2本を完成させた。

 太巻き作りは初めてという子供も多く、熱中しながら取り組んだ。最後は長さ約10センチに切って味わった。浅井部長は「今年度の部の目標がチャレンジ。ギネス記録とはならなかったが、子供たちの喜ぶ様子や親子の触れ合いを見ると、企画して本当に良かった」と話していた。

 帯広しんたいそうクラブの指導による新体操の体験も行われた。併せて、20周年記念事業協賛会(石山幸司会長)の解散総会も開かれた。(酒井花)
2010年2月27日の記事
季節限定白黒アート 帯広白樺CCで融雪剤散布
 帯広白樺カントリークラブ(音更町長流枝17、宇野強支配人)は、3月中旬のオープンに向けて融雪剤の散布を本格化させている。

 積雪は例年より10センチ以上も少ない30センチ程度で、昨年より5日早めて25日に作業を開始。連日、午前9時ごろから作業員がトラクターに乗り込み肥料と炭を混ぜた融雪剤をコースに散布。白い雪原をトラクターが行き来し、季節限定の白と黒のアートが出現している。

 橘井徳治グリーンキーパー(56)は「(斜面があるので)危険性が無いよう配慮し、満遍なく散布するよう心掛けている」と話す。作業は来週中まで行われ、積雪があれば随時作業を追加する。オープン予定は3月20日。また、管内の他ゴルフ場でも3月に入ると、融雪剤散布を本格的にスタートさせる。(塩原真)
2010年2月25日の記事
好評の「音更町民宿泊助成」 新年度も継続へ 
温泉へ地元客誘致に効果 1泊1人2000円、2000万円予算計上

 町は、好評の「町民宿泊助成事業」を新年度も継続する方針を固めた。1万泊分、2000万円を盛り込んだ新年度予算案を、3月3日開会予定の定例町議会に提案する。

 同事業は寺山憲二町長の独自政策の1つで、町内の観光産業活性化と町民還元を目的に今年度から始めた。町民が十勝川温泉など町内の19施設に宿泊した場合、宿泊料金が1泊1人につき2000円の割引となる。

 今年度は昨年7月から開始。秋以降に利用が伸び始め、1月末で1万2094泊と既に当初予算でみた1万泊を超過。昨年末の臨時町議会で5000泊分(1000万円)を追加補正した。

 町が実施した利用者調査(サンプル数250人)によると、7割が同事業をきっかけに宿泊したと回答。地元客の掘り起こしに一定の効果があり、「観光の地産地消につながった」(経済部)としている。さらに継続を求める声が8割と高かったことや、観光産業の振興で雇用増にもつながっていることから、継続を決めた。

 助成額は今年度と同じ1泊2000円で、新年度からは連泊分については対象外とする。実施時期については、観光客の閑散期となる10月から翌年3月末までを検討。事業委託先の町十勝川温泉観光協会(林文昭会長)と協議して詳細を決める。

 事業費は、今年度は国の地域活性化生活対策臨時交付金を活用したが、新年度は町の財源を充てる考え。(酒井花)
2010年2月24日の記事
家電の歴史知って 鈴蘭小で懐古展  
手回しミシンや木炭アイロン… 工藤さん貸し出し 

 鈴蘭小学校(畔津正孝校長、児童591人)で、手回し式のミシンなど今では使われなくなった古い家電製品を集めた「懐古展」が開かれている。過去から現在までの変遷を伝える展示品の数々に、子供たちも興味津々の様子だ。

 PTA主催の家庭料理教室などで交流のある、手打ちそば・うどん店「七飯(ななえ)」(町新通6)代表の工藤伊佐雄さんが貸し出しを申し出た。工藤さんは趣味で骨董(こっとう)品を収集し、同店と中士幌の店で保管している。

 展示しているのはミシン14種類、アイロン18種類など。ミシンは1860年の手回し式、アイロンは木炭を燃料とした江戸時代の火のしからあり、これらを年代順に並べている。時代を経るごとに、軽量化されたり、部品が精巧化するなど家電製品の“進化”の過程がよく分かる。

 戦時中、外国語の使用が禁止され、商品名が漢字名に切り替わったアイロンも含まれている。まるで地球儀のような、アルミ製の手回し式洗濯機もある。

 展示品の搬入や、一つひとつに説明書きを付ける作業は、店の仲間でつくる「七飯会」の中村正光事務局長が手伝った。工藤代表は「昔はこうだったと移り変わりを伝えたい」と話している。

 保護者の授業参観日に合わせて、3月3日まで展示する。

 工藤代表と古くから親交のある畔津校長は「長年の構想がようやく実現した」。仲敏行教頭は「特に低学年の子供たちは興味津々。歴史が感じられ、人間の知恵の積み重ねを学習できる」と感謝している。(酒井花)
2010年2月24日の記事
音更IC工業団地 10年間無償貸与へ 町土地開発公社 道内初の「特約付分譲」
 町土地開発公社(理事長・寺山憲二町長)は4月から、町IC工業団地を10年間、無償で貸し付ける「特約付分譲」を始める。初期投資の費用負担を軽減させ、企業誘致を促進するのが狙い。長野県や長野市など本州では同様の取り組みがあるが、「道内では聞いたことがない」(道産業立地課)という。

 無償貸付と企業誘致による雇用拡大は、寺山町長のマニフェスト(政権公約)の1つ。大胆な政策で、道東道・音更帯広インターチェンジ(IC)に近い好立地を売り込む。

 特約分譲の対象は、町の条例で制限する業種を除くすべての企業。1年以内の操業開始と新規雇用者数を5人以上、増設の場合は雇用増数を3人以上とすることを条件に貸し付ける。10年間の期間中か満了後に、分譲代金を支払えば、所有権が公社から事業者に移転する。貸付料は無償だが、分譲代金の2割を保証金として公社に納める。

 町は、契約で生じる公社借入金の利息分を補助する制度も新設。3月3日開会予定の定例町議会に、関係条例の改正と併せて提案する。同工業団地は2000年度から販売し、分譲率は54%。(酒井花)