十勝毎日新聞に掲載された陸別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第353回 [ 2009/07/02 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 陸別めーる
陸 別 町
町長 金澤 紘一
面 積 608.81平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 フクジュソウ・シラカバ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 足寄町との合併断念を経て、単独生き残りを懸けて平成16年度末に策定した「自立推進プラン」の一環として平成18年度から3カ年で取り組むべき事業を探るため、「農業」「林業」「地域活性化」「健康づくり」の4プロジェクトから成る庁内組織「陸別のまちプロジェクト会議」が発足(平成17年6月)。町商工会も産業振興などにかかわる従来の3委員会を統合した「まちづくり委員会」を新設(平成17年6月)。同会議とも連動する形で地域活性化に結び付く具体的な方策を練っている。銀河クリーンセンターを共有する池北3町では本別町に続き、ごみ収集有料化に踏み切った(平成17年10月)。老朽化と狭あい化が目立っていたJA陸別町の新事務所が、十勝東部森林管理署陸別事務所跡地に完成した(平成17年9月)。銀河の森天文台に観測所を構える名古屋大学太陽地球環境研究所(本部愛知県豊川市)が、極東初の「短波レコーダー」を町ポントマムの町有地を借り受けて設置する方針を表明。人工衛星の計器故障や航空機の通信障害などを起こす超高層大気の電圧変化を監視し、データは世界中の研究機関に送られる。独立行政法人情報通信研究機構も平成18年度以降、町内で宇宙天気の観測拠点整備を計画。町、同研究所、北海道電力とともに宇宙天気研究に関する4者連携協定を結び、平成17年6月に町内でキックオフミーティングを開いた。町が計画しているバイオガスエネルギー活用の実証プラント実現に向けた「町新エネルギー地域展開モデル事業化戦略会議」(委員長・松田従三北大大学院農学研究科教授)が発足(平成17年9月)。道と町を中心に産学官が連携し、国への補助申請準備も見据えた事業化案を検討する。平成16年5月に十勝東部森林管理署と協定を結び、町が土井沢地区の国有林に遊歩道や案内看板などを整備した。「ふれあいの森」(137.4ヘクタール)がオープン(平成17年9月)。道内でも貴重な天然優良林で、森を生かした住民主体の活動も期待される。管内トップ、道内6番目の記録となる交通事故死ゼロ3,000日を達成(平成17年9月)。
関 連 リ ン ク
陸別町役場ホームページ
陸別町商工会
2009年6月29日の記事
町民対象の日産車購入制度 最大50万円を助成
 町は29日、町内にテストコースを持つ日産自動車(本社東京)の販売対策と町内経済の活性化などを目的に実施する新車購入助成金制度の詳細を発表した。助成額は最大50万円(排気量3000cc以上)で、町によると国内で同様の助成制度を行っている市町村の中では最高額。町商工会(石橋強会長)で受け付けを始めた。

 助成金総額は500万円で、財源には国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金(335万円)と町単費を活用。対象は契約日以前に1年以上住民登録している町民などで、利用条件は(1)新車購入(2)町内販売店または取扱店からの購入(3)新車購入後3年以上使用−とし、今年4月1日以降に購入した場合も含む。

 助成台数は個人または事業所が購入する新車1台で、助成金額は排気量1000cc未満10万円、1000cc以上2000cc未満20万円、2000cc以上3000cc未満30万円。助成は今年度限りで予算額に達し次第打ち切る。

 同日午前11時半から発表を行い、金澤紘一町長、石橋商工会長、奥田次郎日産自動車北海道陸別試験場長らが出席。金澤町長は「テストドライバーらの滞在や各イベントへの協力など地域への貢献は大きく、地域活性化も含め協力していきたい」と述べ、奥田場長は「これまでも町と共存して活動しているという思いがあったので大変ありがたい施策で感謝している」と話していた。(宮木宗久)
2009年6月27日の記事
黒コショウきいたシカ肉ソーセージ 道の駅で販売 陸別シバレ・ブランド第4弾
 町振興公社(金子信行社長)は、陸別産のエゾシカ肉を使った“シバレ・ブランド”の第4弾「蝦夷(えぞ)鹿のソーセージ」の販売を、道の駅・オーロラタウン93りくべつの観光物産館などで始めた。

 同公社はエゾシカ肉やクマ肉の缶詰などを販売。エゾシカ肉は町内のハンターの集まりである「北日本ドゥリームハント」(小田栄一代表)が捕獲したものを使い、住田商会(札幌)で商品を製造している。

 “シバレ・ブランド”は昨年7月から、ジャーキー、ロースジャーキー、サラミと順次、商品展開。価格はロースジャーキーを除き、“日本一寒い町”陸別町の「しばれ」にかけた480円で販売している。

 今回のソーセージは、「クラコウ」と呼ばれ、ドイツでよく作られるポーランド風のセミドライソーセージ。黒コショウをたっぷりと使ったスパイシーな味が特徴。同公社は「全道各地でエゾシカ肉の利活用が進んでいるので、今後は認知度を上げたい」と話している。(宮木宗久)
2009年6月26日の記事
会長に本田氏 町観光協会役員改選 
 町観光協会(尾崎光弘会長)の総会がこのほど、町役場で開かれた。役員改選では、新会長に理事の本田学氏(38)を選任した。

 22人が出席。今年度の事業として、ラリー北海道(7月11、12日)やしばれフェスティバル(来年2月6、7日)など、共催・後援事業への支援や、新たな観光パンフレットの発行などを決めた。観光パンフは、8月完成に向けて準備を進めている。

 役員改選では9期18年、会長を務めた尾崎氏が勇退。本田新会長は「イベント来場者の笑顔のために、努力を惜しまず頑張りたい」とあいさつした。

 また、NPO法人自然体験学校(池田町)の若林理事長が、十勝東北部4町のちほく体験観光協会が進める道外修学旅行生の誘致について、「観光メニューなどで協力してほしい」と述べた。(宮木宗久)
2009年6月25日の記事
優美な馬、牛 彫刻や絵に 陸別ガンビー関さん個展
 町内在住の彫刻家、関正夫さん(81)の個展「彫る 書く 馬一筋」が、アートサロンガンビーで開かれている。30年以上にわたり彫り続けている馬の作品をはじめ、水墨画書、さらには初めて制作した牛の彫刻の合わせて34点を展示している。

 山形県の家畜商に生まれた関さんは、1939年に旧満州に渡り、畜産に携わった後、白糠(釧路管内)の軍馬補充部に勤務。戦後は70年まで足寄町内で農業を営み、離農後、「なくなりつつある馬文化を伝えたい」と本格的な制作活動に入った。

 カツラやイチイの木材が手に入りやすいなど、良好な制作環境から2006年、陸別に転居。今回の個展では、転居後に制作した2メートル40×60センチのレリーフや、立ち上がった農耕馬、着色を施した競走馬などが並んでいる。

 妻の敏子さん(81)の勧めで初めて挑戦した牛の彫刻2点も展示。関さんは「今も自分が乗馬をする夢を見るほど、馬のイメージは頭にあるが、牛は難しい。もっと勉強して良い作品を作りたい」と話している。30日まで。(宮木宗久)