十勝毎日新聞に掲載された陸別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第283回 [ 2008/02/21 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 陸別めーる
陸 別 町
町長 金澤 紘一
面 積 608.81平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 フクジュソウ・シラカバ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 足寄町との合併断念を経て、単独生き残りを懸けて平成16年度末に策定した「自立推進プラン」の一環として平成18年度から3カ年で取り組むべき事業を探るため、「農業」「林業」「地域活性化」「健康づくり」の4プロジェクトから成る庁内組織「陸別のまちプロジェクト会議」が発足(平成17年6月)。町商工会も産業振興などにかかわる従来の3委員会を統合した「まちづくり委員会」を新設(平成17年6月)。同会議とも連動する形で地域活性化に結び付く具体的な方策を練っている。銀河クリーンセンターを共有する池北3町では本別町に続き、ごみ収集有料化に踏み切った(平成17年10月)。老朽化と狭あい化が目立っていたJA陸別町の新事務所が、十勝東部森林管理署陸別事務所跡地に完成した(平成17年9月)。銀河の森天文台に観測所を構える名古屋大学太陽地球環境研究所(本部愛知県豊川市)が、極東初の「短波レコーダー」を町ポントマムの町有地を借り受けて設置する方針を表明。人工衛星の計器故障や航空機の通信障害などを起こす超高層大気の電圧変化を監視し、データは世界中の研究機関に送られる。独立行政法人情報通信研究機構も平成18年度以降、町内で宇宙天気の観測拠点整備を計画。町、同研究所、北海道電力とともに宇宙天気研究に関する4者連携協定を結び、平成17年6月に町内でキックオフミーティングを開いた。町が計画しているバイオガスエネルギー活用の実証プラント実現に向けた「町新エネルギー地域展開モデル事業化戦略会議」(委員長・松田従三北大大学院農学研究科教授)が発足(平成17年9月)。道と町を中心に産学官が連携し、国への補助申請準備も見据えた事業化案を検討する。平成16年5月に十勝東部森林管理署と協定を結び、町が土井沢地区の国有林に遊歩道や案内看板などを整備した。「ふれあいの森」(137.4ヘクタール)がオープン(平成17年9月)。道内でも貴重な天然優良林で、森を生かした住民主体の活動も期待される。管内トップ、道内6番目の記録となる交通事故死ゼロ3,000日を達成(平成17年9月)。
関 連 リ ン ク
陸別町役場ホームページ
陸別町商工会
2008年2月18日の記事
駅構内整備大詰め 旧ふるさと銀河線保存 年度内の完成見込む
 旧ふるさと銀河線の旧列車を活用して陸別駅構内で実施する「動態・静態保存計画」で、駅構内の整備が大詰めを迎えている。進ちょく率は80%に達し、工事は年度内に終了する見込みだ。マスコミ発表を含む記念セレモニーを銀河線の廃線日にちなむ4月20日、営業開始を同26日とする方針も示されている。

 整備は車両保管庫建設工事(489平方メートル)、歩行者用通路建設工事(100メートル)、跨線(こせん)橋修復工事(106平方メートル)などが行われ、総事業費は8585万円。町負担は1545万円の見込み。

 工事は昨年10月に始まり、ほぼ計画通りに進んでいる。残っているのは、主に車両保管庫建設や一部のフェンス設置。町は「検定も含め年度内に終了の予定」としている。

 町によるハード整備に並行し、運営主体となる町商工会はワーキンググループを立ち上げ、運営基盤構築に着手。PR戦略も協議し、ポスターの製作や駅構内での銀河線関連のパネル展示が案として挙がっている。既に列車運転に携わるスタッフの訓練も実施されている。

 同計画の柱となる動態保存は、鉄路延長約500メートルを活用し、列車搭乗体験のほか、来場者による運転体験が盛り込まれている。(丸山一樹)
2008年2月16日の記事
司馬遼太郎著「街道をゆく 夜話」 開拓の祖 関寛斎を紹介
 このほど出版された司馬遼太郎著の「街道をゆく 夜話(やわ)」(発行・朝日新聞社)の冒頭で陸別開拓の祖・関寛斎が紹介され、町内で話題となっている。寛斎の生い立ち、尊敬の念を抱く理由や、司馬さんが実際に陸別を歩いて感じた印象などがつづられている。(丸山一樹)

 司馬さんが生涯にわたって書いたエッセー、評論のうち、シリーズ「街道をゆく」にふさわしい作品を集めて出版。全国各地を回り、日本の行く末を予見するなど司馬さんの思想が豊富に語られている。寛斎については、過去にも小説「胡蝶の夢」をはじめ何度か紹介されている。

 司馬さんは寛斎について「思想的な人」とし、鋭く広い視野を持った人物として敬意を表している。医師として地位、名誉を手にしながらも、北海道の開拓や農業の進化を日本発展の指針と悟り、私財をなげうって陸別へ入植した志の高さや経済的に苦しい患者を無料診療した姿を描き、偉大さを解説している。

 また、かつて実際に訪れた陸別のまちも描写。「密林が残され、まるでシベリアのロシア風タウン」と表現し、「寛斎はそのまちの祖父のように大事にされている。銅像もあり、感動を受ける」など、町民に感嘆した一文がある。さらに、これらの話を根拠に「日本人が持つ一番良いところが北海道にずいぶんある」とつづっている。

 関寛翁顕彰会の斎藤省三幹事は「町民は改めて古里の魅力を再認識しているようだ」と話している。著書は道の駅内の関寛斎資料館で閲覧することができる。

 陸別小児童 寛斎の生い立ち聞き入る

 陸別小学校(玉堀泰正校長、児童135人)の4年生28人が15日、関寛斎資料館を訪れ、関寛翁顕彰会(河本哲士会長)幹事の斎藤省三さんから、陸別開拓の祖の生い立ちなどを学んだ。

 古里の礎を築いた寛斎を知ろうと、児童たちは資料ビデオやパネルを通し、その生い立ちや開拓の歴史を学習。

 また、寛斎が居住していたトマム駅逓所内を再現したコーナーが、町教委により実際に部屋に入って遺品を閲覧できるようになったことから、児童たちは床へ上がり、当時の雰囲気を体感。斎藤さんが「置いてある鼓は寛斎愛用の実物」と説明すると、興味深く見入っていた。
2008年2月13日の記事
あかえぞ文藝舎 信金で写真展
 帯広信用金庫陸別支店(山本仁支店長)であかえぞ文藝舎(斎藤省三さん主宰)主催の写真展「しばれ厳寒の表情」が開かれている。3月中旬まで。

 しばれるまち陸別の厳しい冬を切り取った作品を同文藝舎が提供している。銀河の森の木々と、ダイヤモンドダスト(細氷現象)のきらきらと輝く光景がフレームに収められ、訪れる人の心をとらえている。

 山本支店長は「作品を貸していただき感謝している。お客さんに楽しんでもらえれば」と話していた。(丸山一樹)
2008年2月13日の記事
フロアーリング楽しむ 第9回町民フロアーリング大会
 町教育委員会主催の「第9回町民フロアーリング大会」が12日、陸別中学校体育館で開催された。優勝は新町1区だった。

 フロアーリングは床に転がした標的に輪を投げて競う種目。18チーム約100人が楽しんだ。

 男女混合で、幅広い世代が参加。互いにアドバイスし、交流を深めながら楽しんでいる様子だった。準優勝は東部B、3位は東1条2区だった。