十勝毎日新聞に掲載された陸別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第290回 [ 2008/04/10 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 陸別めーる
陸 別 町
町長 金澤 紘一
面 積 608.81平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 フクジュソウ・シラカバ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 足寄町との合併断念を経て、単独生き残りを懸けて平成16年度末に策定した「自立推進プラン」の一環として平成18年度から3カ年で取り組むべき事業を探るため、「農業」「林業」「地域活性化」「健康づくり」の4プロジェクトから成る庁内組織「陸別のまちプロジェクト会議」が発足(平成17年6月)。町商工会も産業振興などにかかわる従来の3委員会を統合した「まちづくり委員会」を新設(平成17年6月)。同会議とも連動する形で地域活性化に結び付く具体的な方策を練っている。銀河クリーンセンターを共有する池北3町では本別町に続き、ごみ収集有料化に踏み切った(平成17年10月)。老朽化と狭あい化が目立っていたJA陸別町の新事務所が、十勝東部森林管理署陸別事務所跡地に完成した(平成17年9月)。銀河の森天文台に観測所を構える名古屋大学太陽地球環境研究所(本部愛知県豊川市)が、極東初の「短波レコーダー」を町ポントマムの町有地を借り受けて設置する方針を表明。人工衛星の計器故障や航空機の通信障害などを起こす超高層大気の電圧変化を監視し、データは世界中の研究機関に送られる。独立行政法人情報通信研究機構も平成18年度以降、町内で宇宙天気の観測拠点整備を計画。町、同研究所、北海道電力とともに宇宙天気研究に関する4者連携協定を結び、平成17年6月に町内でキックオフミーティングを開いた。町が計画しているバイオガスエネルギー活用の実証プラント実現に向けた「町新エネルギー地域展開モデル事業化戦略会議」(委員長・松田従三北大大学院農学研究科教授)が発足(平成17年9月)。道と町を中心に産学官が連携し、国への補助申請準備も見据えた事業化案を検討する。平成16年5月に十勝東部森林管理署と協定を結び、町が土井沢地区の国有林に遊歩道や案内看板などを整備した。「ふれあいの森」(137.4ヘクタール)がオープン(平成17年9月)。道内でも貴重な天然優良林で、森を生かした住民主体の活動も期待される。管内トップ、道内6番目の記録となる交通事故死ゼロ3,000日を達成(平成17年9月)。
関 連 リ ン ク
陸別町役場ホームページ
陸別町商工会
2008年4月6日の記事
自然がつくる芸術 小冊子発行 ダイヤモンドダスト
 町にゆかりのある町外在住者でつくる「陸別友好町民の会」(会長・金澤紘一町長、愛称・だい好きりくべつ)はこのほど、陸別のダイヤモンドダストをとらえたミニ写真冊子を発行。まちの魅力をPRしている。

 町民文芸誌を発行している「あかえぞ文藝舎」による撮影で、銀河の森に輝くダイヤモンドダスト5カットを収めた。写真冊子では「氷点下25度以下の日の出に現れる真冬の芸術」とつづられている。価格は300円で、道の駅観光物産館で販売している。

 また会員の募集を随時行っている。年会費は1000円。申し込み、問い合わせは事務局の町産業振興課(0156・27・2141)へ。(丸山一樹)
2008年4月4日の記事
関寛斎の魅力再確認 顕彰会が「文献集」発行
 陸別関寛翁顕彰会(河本哲士会長)はこのほど、「関寛斎関係発表文献集」を発行した。町民文芸誌「あかえぞ」の創刊号から第24号までにつづられた寛斎テーマの随筆などを拾い出し集約。編集を手掛けた、あかえぞ文藝舎主宰の斉藤省三さんは「寛斎を多岐の視点から改めて見詰めることができ新鮮」と魅力を語っている。

 医師であり、陸別開拓の祖だった寛斎について、町内外を問わず、各界の文学愛好家が筆を走らせている。同文藝舎が編集を務めた。

 北海道立文学館元館長の木原直彦さんの講演内容を採録した「十勝とその風土 蘆花と寛斎」は、有名作家たちの感性や作品を紹介しながら文学的視点で寛斎の功績を解説。直木賞候補作家の米村晃多郎氏の「寛翁のカラマツ」は、一本の老カラマツを見詰め寛斎への思いをつづっている。

 また、町民による作品や、寛斎の親せきに当たる大谷光子さん、医師の中西淳朗さん、帯広の「市民文藝」編集委員、山陰進さんの作品も掲載。文献集では主に「開拓者」「医師」「文学」の3視点から寛斎が語られている。巻頭の「関神社」や「関寛翁の碑」をとらえたグラビアも目玉だ。

 文献集は、道の駅の観光物産館で販売されている。また同駅内の関寛斎資料館では閲覧が可能。B5判80ページ、価格は500円。(丸山一樹)
2008年4月4日の記事
お年寄りと楽しく交流
 お年寄りを励ます「ふれあい集い」(ボランティアグループひまわり会主催、町社会福祉協議会後援)がこのほど、町タウンホールで開かれた。

 毎年恒例の行事で、今回も約100人が参加した。カラオケを楽しんだ後、昼食にはボランティア会員手作りのそばが出され、おいしく、楽しいひとときを過ごした。
2008年4月3日の記事
中国の建造物など25点 陸別ファインダークラブ 村松さんが写真展
 陸別ファインダークラブ会員、村松正敏さんの写真展「チャイニーズロード 上海〜マレーシア」が、町内のアートサロンガンビーで開かれている。

 今年正月の中国撮影旅行で写した25点を展示。歴史・文化を伝えるチャイナタウン寺院や蘇州などの水郷風景、近代建築を競う各地のタワー作品などが並び、訪れた人の関心を集めている。25日まで。(斎藤朋子通信員)
2008年4月3日の記事
お年寄りが鍋で交流
 町社会福祉協議会(土屋吉勝会長)はこのほど保健センターで、第12回ふれあい昼食交流会を開いた。

 一人暮らしのお年寄りを対象に、交流を図るため毎月行っている。今回は鍋パーティーで、ひまわり会が準備。参加したお年寄りは、普段はあまり作ることのない鍋を囲み、おしゃべりをしながら和やかな時間を過ごしていた。
2008年4月2日の記事
春乱れる 大雪30センチ4月歴代1位
 発達した低気圧の影響で十勝管内は1日、強風が吹き荒れ、北部の一部で記録的な「春の大雪」に見舞われた。帯広測候所によると、陸別はこの日、30センチのまとまった雪が降り、1987年の観測開始以来、4月の日降雪量で歴代1位を記録。本別では強風により260戸が停電した。

 同日は広尾で最大瞬間風速24.7メートルを記録。本別町新町では1日午後1時36分、強風で倒れた樹木が高圧線を断線し、260戸が停電。同日午後3時50分に全戸が復旧した。管内では強風による航空機やJRの遅れ、運休はなかった。

 陸別町では1日から2日にかけて、町民が雪かきに追われた。町内の無職、藤谷繁雄さん(73)は先日物置に片付けたばかりの除雪道具を引っ張り出し、「4月にこれだけ積もるのは初めてでは」とうんざりした表情だった。

 2日は天候が回復し、帯広では正午までに10.0度まで気温が上昇。同測候所によると、3日は管内全域で昼前まで晴れるが夕方から曇り、山沿いなどで雪が降る場所もあるという。(松村智裕、杉原尚勝)
2008年4月1日の記事
女性消防士が誕生 管内町村初
 池北三町行政事務組合陸別消防署に1日、福田亜樹さん(22)が消防士として採用された。女性消防士の誕生は管内町村では初。同じ職の父の背中にあこがれ、夢をかなえた。福田さんは「まだ信じられない気持ちもあるが、責任感を抱き、頑張りたい」と、人生の新たなスタートラインに意欲を見せている。(丸山一樹)

 福田さんは、せたな町の大成高校を卒業後、北海道ハイテクノロジー専門学校救命救急士学科に入学。卒業して1年目は夢はかなわなかったが、今年、念願を果たした。「私を女性と見ないでほしい」の強い言葉が、採用の決め手となった。救命救急士の資格も取得している。

 せたな消防署に勤める父の慎二さん(55)にあこがれ、消防士に興味を抱いたのは中学生時代。高校の職業体験で父の職場へ行き、奮闘ぶりを目の当たりにした瞬間、気持ちは一層固まった。「自分も人命を救う仕事に就きたい」と強く思った。

 体力面がカギを握り、自己の命も時に危うくなる職場。慎二さんは熟知しているだけに、娘の夢に当初は否定的だった。しかし、福田さんが高校時代、消防士になるため先生に願い出て、特別講習を深夜まで受ける姿勢に胸を打たれた。慎二さんは「今は応援している。女性だからこそ発揮できる『優しさ』『気遣い』も持ち味としてほしい」とエールを送る。

 福田さんは警防課救急係兼警防係に配置。防災、救急の両面での活躍が期待される。人口3000人を切る小さな陸別町だが、「古里にも似たまち。町民とも、地域の行事に参加しながら触れ合いたい」と胸を高鳴らせている。