十勝毎日新聞に掲載された陸別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第292回 [ 2008/04/24 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 陸別めーる
陸 別 町
町長 金澤 紘一
面 積 608.81平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 フクジュソウ・シラカバ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 足寄町との合併断念を経て、単独生き残りを懸けて平成16年度末に策定した「自立推進プラン」の一環として平成18年度から3カ年で取り組むべき事業を探るため、「農業」「林業」「地域活性化」「健康づくり」の4プロジェクトから成る庁内組織「陸別のまちプロジェクト会議」が発足(平成17年6月)。町商工会も産業振興などにかかわる従来の3委員会を統合した「まちづくり委員会」を新設(平成17年6月)。同会議とも連動する形で地域活性化に結び付く具体的な方策を練っている。銀河クリーンセンターを共有する池北3町では本別町に続き、ごみ収集有料化に踏み切った(平成17年10月)。老朽化と狭あい化が目立っていたJA陸別町の新事務所が、十勝東部森林管理署陸別事務所跡地に完成した(平成17年9月)。銀河の森天文台に観測所を構える名古屋大学太陽地球環境研究所(本部愛知県豊川市)が、極東初の「短波レコーダー」を町ポントマムの町有地を借り受けて設置する方針を表明。人工衛星の計器故障や航空機の通信障害などを起こす超高層大気の電圧変化を監視し、データは世界中の研究機関に送られる。独立行政法人情報通信研究機構も平成18年度以降、町内で宇宙天気の観測拠点整備を計画。町、同研究所、北海道電力とともに宇宙天気研究に関する4者連携協定を結び、平成17年6月に町内でキックオフミーティングを開いた。町が計画しているバイオガスエネルギー活用の実証プラント実現に向けた「町新エネルギー地域展開モデル事業化戦略会議」(委員長・松田従三北大大学院農学研究科教授)が発足(平成17年9月)。道と町を中心に産学官が連携し、国への補助申請準備も見据えた事業化案を検討する。平成16年5月に十勝東部森林管理署と協定を結び、町が土井沢地区の国有林に遊歩道や案内看板などを整備した。「ふれあいの森」(137.4ヘクタール)がオープン(平成17年9月)。道内でも貴重な天然優良林で、森を生かした住民主体の活動も期待される。管内トップ、道内6番目の記録となる交通事故死ゼロ3,000日を達成(平成17年9月)。
関 連 リ ン ク
陸別町役場ホームページ
陸別町商工会
2008年4月20日の記事
陸別駅の名誉駅長 三浦さん 旗振り、力強く開業
 「りくべつ鉄道」が開業した20日、開業式典の会場で感慨深く式を見詰めたのは、旧国鉄時代、陸別駅助役や上利別駅長などを務めた三浦成作さん(83)だ。新たなスタートを切った陸別駅の名誉駅長に任命された。旗を振り、開業を力強く告げた三浦さんは「感無量。いざスタートしたので、心から応援したい」と語った。

 陸別町出身。1939年、15歳で旧国鉄に就職。1980年の定年退職までに、釧路駅助役や上利別駅長などを歴任し、陸別駅では43年から10年間、客車や貨物の連結など、運行管理を行う「車号係」などを務めた。また71年からは3年間、助役を務めた経験もあり、銀河線沿線への思い入れは深い。

 名誉駅長に任命された三浦さんは、制服に身を包み、力強く旗振りで、開業を告げた。当時、愛用していた時計や笛も手にし、現役時代と変わらぬ緊張感ある表情で臨み、動きだす列車をじっと見詰めた。

 三浦さんは「事業を成功させるには、綿密な計画策定が不可欠」とするが、「銀河線の新たな旅立ちを素直に祝いたい」と笑みを浮かべる。今後は、企画される各イベントに参加し、盛り上げていく。(丸山一樹)
2008年4月20日の記事
銀河線“再出発” 運転体験「りくべつ鉄道」開業 
 旧陸別駅構内で銀河線列車の運転体験などを展開する「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」が、最終運行から丸2年の節目に合わせた20日、開業した。同日午前10時から同駅構内で開業記念式典が開かれ、沿線7市町の首長や商工関係団体の代表者ら約60人が“再出発”を祝った。(杉原尚勝)

 りくべつ鉄道は、鉄道遺産を活用した地域振興策として町が整備した陸別の観光拠点施設。気動車の運転体験を売りに、体験乗車やトロッコ運行、鉄道遺産展示などを展開、陸別町商工会(石橋強会長)が運営する。

 式典では、主催者を代表して金澤紘一陸別町長が「沿線市町やボランティアの協力があって開業にこぎつけた。町を挙げて鉄道事業を発信していきたい」、石橋会長が「貴重な鉄道遺産を後世に残し、地域活性化につなげるため、町と連携して成果を上げていきたい」とあいさつ。松村博宣十勝支庁地域振興部長や喜多龍一道議、神田孝次北見市長らが祝辞を述べた。

 この後、金澤町長や石橋会長、沿線7市町の首長や商工会長ら17人がテープカットを行い、出席者が銀河線列車に体験乗車。名誉駅長の三浦成作さんのホイッスルを合図に走り出した列車から、懐かしい車窓の風景を楽しんだ。

 一般向けには26日に開業し、行楽期に季節営業する。
2008年4月20日の記事
タンチョウが飛来
 町内の畑や農家の軒下などにこのほど、タンチョウが飛来した。

 タンチョウは北斗満の農業水間松男さんの住宅付近に飛来。通りがかった人たちも優雅な姿に見入り、知人のカメラマンに連絡するなどした。

 付近には毎年ハクチョウが旅立ちの前に立ち寄り、苫務地域では100羽を超えるハクチョウが羽を休めるが、タンチョウは最近では珍しい。

 タンチョウは上斗満の市街地にも姿を見せ、道路を横断するなど付近を散歩していた。
2008年4月19日の記事
映画「幸福の黄色いハンカチ」 ロケの写真や資料寄贈
 町内在住の佐久間幹夫さん(64)=元町役場職員=はこのほど、映画「幸福の黄色いハンカチ」(1977年公開)の陸別ロケの様子をとらえた写真や関係資料などを、町に寄付した。写真のほとんどは当時、町の広報にも携わっていた佐久間さんによる撮影。旧ふるさと銀河線列車を活用し、20日にオープニングセレモニーを行う「りくべつ鉄道」を記念しての寄贈で、道の駅(旧陸別駅)で展示される。佐久間さんは「駅の華やかな歴史を再認識してもらえれば」と話している。(丸山一樹)

 寄付されたのは、写真、映画を伝えるマスコミの記事、映画看板など。町内でのロケは、当時の陸別駅や同駅前の食堂「仕出の店かわもと」、弥生地区の農村地帯などで展開された。

 陸別ロケは、高倉健さん演じる島勇作、花田欽也(武田鉄矢さん)、小川朱美(桃井かおりさん)が3人旅を続ける中、立ち寄った小さなまちの設定。旧陸別駅前のロケの写真からは、迫真の演技を見せる高倉さんの力強い表情と、それを取り囲む撮影スタッフの活気が伝わる。

 佐久間さん自身、当時の写真を見つめながら、高倉さんと車を話題に交わした会話などを思い起こしている。

 また、町内の浜田旅館(浜田始社長)も、当時、スタッフからもらい受けた脚本とのぼりを町に寄贈。浜田社長は「りくべつ鉄道の盛り上げに一役買えれば」と話している。脚本は複製して展示する予定だ。
2008年4月17日の記事
サミット後も活動継続 23日「安全安心対策協」設立
 本別署管内3町の防犯や交通安全関係団体が23日、地域生活の安全・安心を推進する連携組織「池北3町地区安全安心対策協議会(仮称)」を立ち上げる。7月の洞爺湖サミットに合わせた道の「安全・安心どさんこ運動」に関連し、地域の警察力を補完する組織として発足。サミット後も組織を維持し、住みよい地域づくりのための各種活動を継続的に展開していく。(杉原尚勝)

 洞爺湖サミットの開催に当たり、道警では全方面各署から署員を動員し、会場一帯の周辺警備を展開する。この間、地域の警察力が手薄になるのを防ぐため、署単位で、地域の防犯や交通安全活動を担う住民組織を立ち上げている。

 こうした組織のほとんどはサミット終了後に解散するが、同協議会は組織を維持し、安全・安心の地域づくり活動をけん引する。

 サミット開催に合わせ、道が展開する地域住民主体による地域安全運動「安全・安心どさんこ運動」に連動し、交通安全や防犯活動に加え、地域互助を通じた住みよい地域づくり活動を主眼に据える。

 同協議会は、同署管内3町の防犯や交通安全活動を展開する関係協力団体約15団体の代表者と各町長で構成。各団体が相互連携し、特徴ある活動を結び付けて地域の安全・安心を推進する。

 23日は午後4時から同署で設立式を行い、5月から活動に入る。

 同署では「今後はほかの関係団体にも参加を呼び掛け、活動のすそ野も広げていく」としている。

<安全・安心どさんこ運動>
 地域内であいさつや見守り、助け合いを実践し、地域や人のきずなを深めることで、安全・安心の地域づくりを提唱する。洞爺湖サミットの開催を契機に、道が5月から全道展開する。
2008年4月15日の記事
手に汗握る「パッチ選手権in陸別」
 町タウンホールで13日に開催された「日産カップ第20回オールジャパンパッチ選手権大会in陸別」(実行委員会主催、日産自動車、十勝毎日新聞社、陸別パッチクラブ共催)には全国から約100人のパッチ愛好家が参加し、手に汗握る試合が繰り広げられた。節目の大会の熱戦ぶりを写真で振り返る。(文・丸山一樹、写真・折原徹也)

       
金澤紘一町長(右)も童心に帰り真剣勝負。ベスト32の大健闘だった はちまきには歴史を物語る20回の数字。しばれフェスティバルなどと並ぶ、陸別を代表する全国的イベントに成長した
 
試合をジャッジした女性審判団。若い力が縁の下で大会を支えた 試合の合間には「もちまき」も。紅白のもちに舌鼓を打ち、節目の大会を皆で祝った