十勝毎日新聞に掲載された陸別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第295回 [ 2008/05/15 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 陸別めーる
陸 別 町
町長 金澤 紘一
面 積 608.81平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 フクジュソウ・シラカバ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 足寄町との合併断念を経て、単独生き残りを懸けて平成16年度末に策定した「自立推進プラン」の一環として平成18年度から3カ年で取り組むべき事業を探るため、「農業」「林業」「地域活性化」「健康づくり」の4プロジェクトから成る庁内組織「陸別のまちプロジェクト会議」が発足(平成17年6月)。町商工会も産業振興などにかかわる従来の3委員会を統合した「まちづくり委員会」を新設(平成17年6月)。同会議とも連動する形で地域活性化に結び付く具体的な方策を練っている。銀河クリーンセンターを共有する池北3町では本別町に続き、ごみ収集有料化に踏み切った(平成17年10月)。老朽化と狭あい化が目立っていたJA陸別町の新事務所が、十勝東部森林管理署陸別事務所跡地に完成した(平成17年9月)。銀河の森天文台に観測所を構える名古屋大学太陽地球環境研究所(本部愛知県豊川市)が、極東初の「短波レコーダー」を町ポントマムの町有地を借り受けて設置する方針を表明。人工衛星の計器故障や航空機の通信障害などを起こす超高層大気の電圧変化を監視し、データは世界中の研究機関に送られる。独立行政法人情報通信研究機構も平成18年度以降、町内で宇宙天気の観測拠点整備を計画。町、同研究所、北海道電力とともに宇宙天気研究に関する4者連携協定を結び、平成17年6月に町内でキックオフミーティングを開いた。町が計画しているバイオガスエネルギー活用の実証プラント実現に向けた「町新エネルギー地域展開モデル事業化戦略会議」(委員長・松田従三北大大学院農学研究科教授)が発足(平成17年9月)。道と町を中心に産学官が連携し、国への補助申請準備も見据えた事業化案を検討する。平成16年5月に十勝東部森林管理署と協定を結び、町が土井沢地区の国有林に遊歩道や案内看板などを整備した。「ふれあいの森」(137.4ヘクタール)がオープン(平成17年9月)。道内でも貴重な天然優良林で、森を生かした住民主体の活動も期待される。管内トップ、道内6番目の記録となる交通事故死ゼロ3,000日を達成(平成17年9月)。
関 連 リ ン ク
陸別町役場ホームページ
陸別町商工会
2008年5月11日の記事
銀河線の歴史凝縮 あかえぞ文藝舎が写真展
 「あかえぞ文藝舎」(斎藤省三主宰)は、道の駅(旧陸別駅)構内で、「心に刻もう!ふるさと銀河線 ふるさと銀河線の歴史写真展」を開いている。

 4月26日に開業した「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」でにぎわう駅構内の渡線橋に、銀河線にまつわる写真約50点を展示。斎藤さんや、陸別町にゆかりのある町内外のアマチュア写真家の力作が並んでいる。

 旧池北線時代などを含め、大自然の中を疾走する列車や駅舎をとらえているほか、2006年4月20日のふるさと銀河線最終運行の様子などさまざま。「りくべつ鉄道」営業日の週末などには多くの観光客が足を止め、作品に見入っている。 展示期間は特に決めていない。(丸山一樹)
2008年5月10日の記事
りくべつ鉄道 「運転体験に大満足」 “フルコース”の営業開始
 旧陸別駅構内で銀河線列車の運転体験などができる「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」(町商工会運営)で9日、運転体験の最高峰グレード「Lコース」の営業が始まった。施設を一定時間貸し切り、出発前の点検など運転業務のすべてを体験できる“フルコース”。初日から熱心な鉄道ファンが訪れ、運転士気分を満喫した。

 りくべつ鉄道は、4月下旬から10月下旬までの毎週第2、第4土・日曜日と行楽期間中に営業。運転体験は、通常営業時、運転指導士の指示に従って2往復運転できる「Sコース」(2000円、30分)のみを取り扱っている。

 これに対し、「Lコース」(2万円、80分)は営業日以外に施設を貸し切る完全予約制の体験メニュー。発車前に表示灯やライト、オイルや油圧の状況を確認する「出区点検」が盛り込まれているほか、5往復程度運転できる内容で、運転士気分を満喫できる。

 趣味で往年の銀河線列車の写真撮影を続けてきた釧路管内の会社員尾崎雅彦さん(43)は、今月初めに同鉄道ホームページで予約し、Lコースの第1号客に。運転指導士とともに気動車をくまなく点検して回った後、構内で存分に列車を走らせた。「運転士業務をすべて体験できて大満足。なかなかできない経験なので、ぜひもう一度チャレンジしたい」と大喜びしていた。

 町商工会によると、10月下旬までにLコースには既に30件前後の予約が入っている。予約や問い合わせはりくべつ鉄道(0156・27・2244)へ。(杉原尚勝)
2008年5月9日の記事
りくべつ鉄道、出足好調 GW来場者3000人
最初の大型連休を順調に乗り切った「りくべつ鉄道」(4月26日)
 旧陸別駅構内で列車運転体験などができる「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」(4月26日開業)を運営する町商工会(石橋強会長)は、ゴールデンウイーク(GW)期間中の入り込みをまとめた。来場者数は3000人で、特にメーンの「列車運転体験」は計145人が体感、当初目標の110%に到達した。商工会では「予想を上回る盛況」と手応えを得ており、今後は継続的な収益確保へ、リピーターや団体客の取り込みを課題に挙げている。(丸山一樹)

 りくべつ鉄道は4月20日に開業記念式典を行い、同26日に一般向けにオープン。入場無料で、各アトラクションは有料となっている。商工会では、26日から5月6日まで11日間の来場者数などを集計した。

 主要アトラクションの利用者数は「列車運転体験」が145人、「列車乗車体験」が1650人、「トロッコ乗車体験」が550人の計2345人で、当初目標の140%に達した。特に列車運転体験は希望者が殺到し、1日12人の定員を上回る稼働率だった。GW期間中の正確な営業収益は今後、算出するが、1日の経常経費約4万円を大きく上回る見通し。

 商工会では「順当な滑り出し」と総括。ただ、小学生の多くが中学生以上対象の「列車運転体験」を希望するなど、観光客のニーズの見直しが求められる。また、将来的に発生する鉄路や列車の老朽化に備え、安定経営による収益確保が不可欠。リピーターや団体客の取り込みは必須となる。

 商工会では、GWの運営期間中に観光客から採取したアンケートを参考に、運営基盤の一層の強化を図る。