十勝毎日新聞に掲載された陸別町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第385回 [ 2010/02/18 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 陸別めーる
陸 別 町
町長 金澤 紘一
面 積 608.81平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 フクジュソウ・シラカバ・カッコウ
関 連 リ ン ク
陸別町役場ホームページ
陸別町商工会
2010年2月11日の記事
小型浄化システム開発 パーラー排水で陸別の高橋組
北見工大と共同で 低価格化を実現

 町内の建設業「高橋組」(高橋一昭社長)は北見工大と共同で、酪農現場から出るパーラー排水(搾乳機の洗浄排水)の浄化システムを開発した。規模が大きく高額の設備投資が必要な生物処理とは異なり、上水道などで使われる薬剤を使用、排水中の汚濁物質の「凝集処理」を採用し、小型化と低価格化を実現した。同社は「排水による環境負荷を抑えることができ、浄化した水の再利用も可能」(環境事業部の三輪一光課長)としている。

 パーラー排水は搾乳機やパイプラインなどの洗浄時に出る汚水。機器には残牛乳や牛乳に含まれる脂肪分、タンパク質、糖質が残るため、洗浄の際は酸剤やアルカリ剤、塩素などを使用している。排水はふん尿や生乳、殺菌剤、各種洗剤などが混入すると処理が困難で、そのまま放流すると河川や地下水の汚染源となることから、適切な処理が求められている。

 一方、現在のパーラー排水の処理技術は微生物を利用した生物処理が主流。十勝の酪農家でも導入が始まった段階だが、システムが複雑で、導入コストが50頭規模で1000万円以上と高額なため、普及は進んでいない。

 このため、同社は昨年夏から北見工大と共同で、上水道などで使用の薬剤を使い、化学的処理で汚濁物質を凝集させるとともに、マイクロバブル(小さな泡)を発生させ、凝集した汚濁物質を水から浮上・分離させるシステムを開発。処理した排水は、水の汚れを示すBOD(生物化学的酸素要求量)値が道の基準を大きく下回る1リットル中4〜18ミリグラム程度を実現した。

 また、生物処理に比べ、構造がシンプルで施設も小型なため、導入コストを大幅に削減。50頭規模では約300万円(システム本体価格)での設置が可能となった。

 現時点では廃棄乳の処理には課題があり、パーラー排水のみの処理だが、今後も同大と共同研究を進め、改善していく予定。三輪課長は「今後は洗浄水をリサイクルし、フリーストールなどの洗浄に利用可能な酪農家にプラスとなるシステムに改良したい」と話している。(宮木宗久)
2010年2月11日の記事
冬の体験乗車 鉄道ファン喜ぶ りくべつ気動車しばれフェスで
 「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」(町商工会運営)はこのほど、「第29回しばれフェスティバル」(会場・町ウエンベツイベント広場)に合わせ、気動車の臨時運行を行った。鉄道ファンや同フェスに合わせて来町した観光客ら約200人が、体験乗車を楽しんだ。

 冬期間の臨時運行は昨年に続き2回目で、今回は11本を運行した。乗降場所となる2番線ホームでは、氷でできた改札口と町のマスコットキャラクター「しばれ君」の雪像が出迎え、気動車の先頭には、しばれ君と同鉄道のマスコット「りっくん」が描かれたヘッドマークを取り付けた。

 初めて体験試乗した室蘭市の会社員、大場正規さん(52)は「短い時間だったが楽しめた。体験運転もできると聞いたので、また来たい」。同商工会の山本周二副会長は「知名度も上がっているので、新年度の運行につなげていきたい」と話していた。(宮木宗久)
2010年2月9日の記事
厳しい寒さ満喫 陸別しばれフェス
 かまくら
かまくら会場に立ち並ぶ氷のかまくら「バルーンマンション」。「人間耐寒テスト」の舞台となった
 厳しい寒さを逆手にとった陸別の最大イベント「第29回しばれフェスティバル」(実行委員会主催)が6、7の両日、町ウエンベツイベント広場で開かれた。名物「人間耐寒テスト」には遠く南国・沖縄からも参加するなど過去最多の283人が挑戦した。会場ではステージショーやラリーカーなどの体験イベントが繰り広げられ、屋台では熱々のメニューを提供。住民や観光客らは寒さを忘れて楽しんだ。会場の様子を写真で紹介する。(文・宮木宗久、写真・塩原真)
よさこい 暖を取る
寒さなんてへっちゃらさ」−。ステージショーで会場を盛り上げる陸別小学校児童によるよさこい 巨大キャンプファイヤー「命の火」と暖を取る来場者