十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第408回 [ 2010/07/27 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 更別めーる
更 別 村
村長 岡出 誠司
面 積 176.45平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・カシワ
関 連 リ ン ク
更別村役場ホームページ
商工会(桃源郷さらべつ探検隊)
十勝インターナショナルスピードウェイ
2010年7月24日の記事
更別農高生が夏季奉仕活動
地域住民と一緒に清掃に励む生徒
 【更別】更別農業高校(山田英吉校長、生徒148人)は22日、学校農業クラブの夏季奉仕活動として、全校挙げての清掃奉仕を校内外で行った。

 同校は村を大切にする心や団結心を養い、社会性を身に付けることを目的に、地域清掃のボランティア活動に取り組んでいる。

 この日は全校生徒が参加。農業クラブの山田会長が「地域への感謝の気持ちで、奉仕の意義を考えて活動を」と呼び掛け、学校周辺や通学路に繰り出した。

 このうちシルバーハウジング(高齢者世話付住宅)では、福祉分会と福祉を志す1年生の19人が、入居者と一緒に渡り廊下や手すりの清掃、窓拭きなどに励んだ。

 同分会班長の浦野さんは「高齢者の役に立ちたい」と熱心に取り組んでいた。(菊池宗矩)
2010年7月23日の記事
ナタネ栽培農家グループが「なたねはちみつ」発売
ナタネがみつ源のはちみつとチームのメンバー
 十勝管内のナタネ栽培農家でつくる「チームとかちなたねっと」(岡寛代表)が、畑にハチの巣箱を設置し採取してつくった「なたねはちみつ」を完成させ、23日から更別村内で販売を始めた。ナタネをみつ源にしたはちみつは珍しく、くせがない。村内菓子店も注目しており、地域の新たな特産品として期待される。

 同チームは食用ナタネ油を販売するエコERC(帯広市、為廣正彦社長)の契約農家など12人で構成。ナタネが開花している6月9日から23日まで同村と帯広市、芽室町の計7戸19・4ヘクタールの畑に巣箱35箱(1箱にミツバチ約3万匹)を設置した。開花期は晴天に恵まれ、ハチの活動が活発で207キロのはちみつが取れた。上士幌町の十勝養蜂園で仕上げ、140グラムずつ瓶に詰め約1300本を販売する。瓶のラベルに描かれているナタネとハチのデザインは公募して清水町在住の女性が担当した。

 ナタネ栽培農家は、巣箱を置くことで、ミツバチが開花期に飛び回り受粉がうまくいく。ナタネの収量増も期待できるという。

 村内の「お菓子のニシヤマ」(今井良幸オーナーシェフ)は、なたねはちみつを使ったロールケーキ「まるよロール」(1本15センチ、890円)も8月から販売予定。今井シェフは「食べやすく高級感がある。身近な畑で取れたはちみつなので親近感がわく」と評価する。岡代表は「地元で取れた天然物なので体にもいい。あっさり系の味わいなのでぜひ食べて」と話す。

 販売は村内道の駅、同菓子店などで1瓶(140グラム)800円。問い合わせはなたねっと事務局、更別企業内(0155・52・3183)へ。(関坂典生)
2010年7月22日の記事
「チームかちまい」がエコ2時間耐久で優勝
スムーズに走ることに徹して走る「チームかちまい」のヴィッツ。後方は2位のXトレイル
 【更別】十勝スピードウェイ(TIS)で19日に行われた燃費性能を競う自動車レース「エコグランプリ」の2時間耐久部門に、「チームかちまい」(ドライバーは高久佳也、高橋真史、角田悠馬、車両はトヨタ・ヴィッツ)で初参戦、参加3台中トップの燃費(1リットル当たり18・35キロ)で優勝した。地球環境を守るための燃費走行の秘訣(ひけつ)は「クールに考えて走る」ことと学んだ。

 速さを競うのではなく、燃費で争うレースが始まって8年目。参加チームの腕は上がりマシンの性能も向上している。「省エネ走行を学ぶ絶好の機会」(高久)との提案でチームを結成した。

 大会前日の練習で、ヴィッツ(排気量1300cc)を持ち込む。TIS営業企画担当の村岡克己さんの指導でコースに出て、1周3・4キロのクラブマンコース(コーナーは10カ所)で最もスムーズに走れるライン取りを実習した。「ベストのラインでなるべくハンドルを切らない。無駄なブレーキは踏まない。自分のペースで走る。コーナーはエンジンブレーキを効かせて、加速はじんわりとアクセルを踏む。普段の運転も先を見通して考えながら走ると、運転の腕で燃費1キロは向上する」とこつを伝授してもらった。

 迎えた本番。午前9時すぎに3部門計14台の最後方グリッドから角田の運転でスタートした。約30分でピットイン。「ちょっとアクセルを踏み込みすぎた。前の車を抜くか抜かないか、自分のペースをつくるのが難しい」(角田)。

 2番手の高久は、鹿内邦宜さん(帯広・SKスポーツ代表)ら有力ドライバー運転の車両後方に付く作戦。「自分のペースに合った車を見付けて後ろに付く。我慢の走りが難しい」と暑さで顔を紅潮させて30分を走り切った。3番手の高橋は「抜きたい気持ちを抑えつつ。でもめちゃ楽しい」とレースに夢中になった。最後はカートレースの経験がある角田に託して、規定周回数(40周)をぎりぎりクリアした。

 車両重量(レース前とレース後の差で使用燃料の量を測定)の検査で、ガソリン使用量は7・98リットル、走行距離は(スタート前後の周回も含めて)146・4キロ、燃費は2位のXトレイル(クリーンディーゼル車)に0・66キロ差で勝利。「来年は燃費20キロ超えを狙う」とメンバーは宣言。レース後、自宅などに向かうマイカーの運転は見事に腕が向上、燃費を稼げた。(横田光俊)
2010年7月20日の記事
「エコグランプリ8時間耐久」に14台が参戦
手作り電気自走車で参加した横田さん(右)と帯畜大出身の鎌田さん
 【更別】燃費性能を競う新時代の自動車レース「エコグランプリ8時間耐久」が19日、十勝スピードウェイ(TIS)で行われ、多彩な車種14台が参戦、道内外からドライバー42人が出場した。途中給油なしに555キロから最長773キロを走り切り、燃費は軽自動車が24・55キロ、2人乗り小型車が23・47キロと上位に並び、ハイブリッドカーを抑える結果になった。併催の2時間耐久では手作りの電動自動車も初登場、エコレースの夢が広がった。

 地球環境保全のため2003年から始まり通算10回目。これまで2時間耐久で行ってきたがレースの可能性を高めるため最長で8時間とした。

 レースは午前9時すぎにゆっくりとスタート、各車は平均時速70~97キロで1周3・4キロのコースを滑るように走り続けた。最低周回数160周(544キロ)をクリアして「MSC中標津ミラ爺の。」チームの軽自動車(ダイハツ・ミラ)が燃費部門で優勝、2位には「メルセデスベンツ帯広 坂野産科」チーム(オーナーは坂野産科婦人科院長の坂野慶男さん)の2人乗り小型車スマートが入った。坂野さん(62)は「燃費性能でドイツ製小型車を選んだ。足回りが良くてレースでも不安がない。ハイブリッド車も上回る性能を出せた」と結果に満足そうだった。

 2時間耐久では初登場の手作り電気自動車(EVジムニー)が注目を集めた。同車は1時間8分の走行で14周(47・6キロ)を走りバッテリー残量切れで止まったが、製作した釧路管内白糠町の横田宜伯さん(45)は交代ドライバーで帯畜大出身の鎌田周平さん(32)とともに「来年の大会に向けて改良を重ね、2時間完走を目指す」と話していた。(横田光俊)
2010年7月19日の記事
更別の清水さん満100歳の誕生日
岡出村長(左)らの祝福を受けた清水さん(手前中央)
 【更別】上更別南区の清水うめさんが16日、満100歳の誕生日を迎え、記念の食事会が村福祉の里総合センターで開かれた。

 清水さんは1910年生まれで、子供6人、孫14人、ひ孫21人に恵まれた。家業の農業を手伝った。

 この日は親族らが同センターを訪れて祝福。岡出誠司村長が「おめでとうございます。村のために貢献していただいた」と祝辞を述べ、花束などを手渡した。

 清水さんは「お忙しい中、ありがとうございました」と、しっかりとした口調で感謝し、ケーキのろうそくを一息で消すなど元気な姿で祝福に応えた。(菊池宗矩)
2010年7月18日の記事
ファミリーパークさらべつが銀ザケで特産品試作
試験開発中の銀ザケの薫製(左)といずし
 【更別】釣り堀、レストラン、加工食品販売の「ファミリーパークさらべつ」(村勢雄519、大口孝治社長)は、養殖・採卵している銀ザケを使って加工品の試験開発に取り組んでいる。薫製、いずし、ぬか漬けをテスト中で、10月にも商品化したい考えだ。

 同社は敷地内に採卵場と22のコンクリート製いけす、4つの素掘りなどを持ち、銀ザケやオショロコマなどの養殖・採卵を行っている。銀ザケは宮城県に年間300万~400万粒を出荷している。

 加工品はこれまでにオショロコマの甘露煮など6種類を開発・販売しているが、銀ザケは初めて。「(銀ザケは)あまり知られていないが、紅ザケの次に味が良い」(海野利雄会長)こともあり、「村の特産品に」と昨年11月から開発を始めた。

 今回手掛ける3種類のうち、薫製は産卵期に入った3年目のサケを桜の枝でいぶした。脂が残り、うま味が凝縮されている。「十勝淡水養殖銀鮭くんせい」と名付け、パッケージに2本(100~120グラム)入りで350円を想定している。

 いずしは2年目のサケをこうじ、生ショウガ、野菜で乳酸発酵させ、さわやかな酸味が特徴。ぬか漬けは2~3年目のサケを約1日漬け、腹は鮮やかなピンク色だ。

 同社は今後、それぞれの味付けや硬さなどを調整、10月をめどに商品化し、各種物産展などで販売したい考え。海野会長は「イベントやお土産で需要があると思う。村の特産品にしたい」、大口社長は「味付けが大事で、全世代に好まれる味を目指す」と話している。(菊池宗矩)