十勝毎日新聞に掲載された更別村の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第296回 [ 2008/05/20 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 更別めーる
更 別 村
村長 岡出 誠司
面 積 176.45平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・カシワ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 10月、村は幕別、忠類との市町村合併協議の是非を問う住民アンケートの集計結果を公表。合併賛成が30%、自立賛成が62%となった。アンケートや関係機関・団体と懇談の結果を総合的に判断し、村は11月、十勝中央合併協議会から離脱する議案を全会一致で可決した。

 11月、上更別地区の住民が中心となって経営する協働店舗「ポピーマート」がオープン。道内では初めて有限責任中間法人が運営する店舗となり、初日から村民ら大勢の買い物客が詰め掛けた。

 JAさらべつの2004年度農業粗生産額(1−12月期)が過去最高だった02年の99億円台を突破し、100億4,025万1,000円に。同JA初の100億円台を記録した。

 7月、農業用トラクターがコンクリートのそりを引く「第3回国際トラクターBAMBA(ばんば)」が開かれ、出場した36台のトラクターが迫力のレースを繰り広げた。村内外から約4,000人が訪れるなど、村を代表するイベントとなった。

 8月、「第2回全日本オープンパークゴルフinさらべつ」が開かれた。大会には2日間で153人が参加、計28人がホールインワンを決めるなど盛会に終了した。
関 連 リ ン ク
更別村役場ホームページ
商工会(桃源郷さらべつ探検隊)
十勝インターナショナルスピードウェイ
2008年5月17日の記事
市街地の活性化を 更別商工会 PG大会など開催へ
 村商工会(赤津寛一郎会長)は15日、村商工会館で第47回通常総会を開いた。昨年度末に中札内村商工会と締結した広域連携の推進など、今年度の事業計画を決めた。

 委任状を含めて60人が出席。赤津会長は「今年度からスタートした村の第5期総合計画との整合性を図りながら、中心市街地の活性化に取り組んでいきたい」とあいさつ。昨年度の事業報告・決算など議案4件を原案通り承認した。

 今年度は、商工会が支援して4月に設立された「NPO法人どんぐり村サラリ」(広瀬孝志理事長)が、11月から村内限定の地域通貨を流通させる。また、イベントでは7月13日に「第6回国際トラクターBAMBA(ばんば)」、9月7日に「第5回記念大会 全日本オープンパークゴルフ(PG)inさらべつ」を開く。

 このほか、2005年度まで更別どんぐりスタンプ会が開いていた「夏まつり」について、村内で復活を望む声があるため、商工会主催で7−8月、ビアガーデンをメーンとする「ふれ愛夏まつり」を開く計画。

 来賓の江本信吉副村長、木山幸則村議会議長ら4人が祝辞を述べた。(山崎大和)
2008年5月16日の記事
JAさらべつ青年部 幼稚園で農業体験
 JAさらべつ青年部(池田嘉峰部長、74人)は14日、更別幼稚園(青柳正幸園長、園児49人)と上更別幼稚園(同、14人)で、それぞれ全園児を対象にした農業体験を行った。食育活動の一環で、幼稚園で実施したのは初めて。

 同青年部は一昨年まで、更別小学校で8年ほど農業体験を行ってきた。今回は幼稚園側の要望もあり、実施が決まった。今後は、中長期的に幼稚園での農業体験の取り組みを進める意向。

 更別幼稚園には部員11人が訪れ、幼稚園横にある畑で園児46人と一緒に作業。タマネギやニンジン、エダマメ、トウモロコシ、カボチャ、トマトの6種類について苗を植えたり、種をまくなどした。子供たちは「大きくなあれ」「おいしくなあれ」と声を弾ませていた。

 今後は部員が随時、幼稚園を訪れ、園児と一緒に草取りや収穫などを行う。池田部長は「畑で物を作る楽しさを分かってもらえれば」と話していた。(山崎大和)
2008年5月15日の記事
「味来」などトウモロコシ4品種試験栽培 コムニクラブ
 村内の若手農業者グループ「コムニクラブ」(水口恵充リーダー、9人)は、更別東区にある村の旧試験圃(ほ)を借り、生でも食べられる「味来(みらい)」などトウモロコシ4品種の試験栽培に乗り出した。村内では生産者がまだ少ない上、畑作4品目に続く“第5の作物”としての可能性を探る。8月24日に開かれる「第30回さらべつふるさとまつり」(実行委員会主催)でお披露目する考えだ。(山崎大和)

 村は2005年度で使用を一時休止していた試験圃(約3ヘクタール)について、今年度から条件付きで希望者に貸し出すことを決めた。

 同クラブは昨年から試験圃の使用について検討を重ね、村内では生産している農家がほとんどいない生食用トウモロコシに着目。村の許可を得て、試験栽培を開始した。

 広さは10アール。品種は「味来」「サニーショコラ」「キャンベラ86」。フルーツのような甘みがあり、生のまま食べられる。このほか、ゆでて食べる白トウモロコシ「ピュアホワイト」も作る。

 13日にはメンバー7人が現地に集まり、トラクターで整地、肥料投入、苗の移植、マルチ掛けの作業を行った。苗は4品種合わせ160本を植え付けた。管理はメンバーが行い、試験データを収集。8月中・下旬には収穫できる見通し。

 水口リーダーは「ちゃんと実がなってくれることを願う。ふるさとまつりで多くの人に味わってほしい」と話している。

 同クラブは農業技術を高めるために結成され、今年で14年目。27歳から36歳までの畑作農家で構成する。試験圃の使用は現在、同クラブのみとなっている。
2008年5月14日の記事
野島さん自分史まとめる シベリア抑留書き残す
 村更別の野島勲さん(87)が、旧ソ連によるシベリア抑留体験などをまとめた自分史「シベリアの銀杯」を出版した。旧日本兵捕虜としてシベリアで過酷な労働を強いられた経験のほか、青少年時代、軍隊生活、1991年に参加した政府派遣第1回樺太戦没者遺骨収集作業の様子などを詳しく記した。野島さんは「自分の体験を子や孫に残したい」と話している。(山崎大和)

 野島さんは21年、後志管内真狩村生まれ。42年に旭川第九部隊に入り、翌年、樺太(現在のロシア領サハリン)の部隊に配属された。下士官として樺太で終戦を迎え、終戦後は47年6月まで、アムール川河口にある旧ソ連領ニコライエフスクで強制抑留された。

 抑留中の最も記憶に残る出来事は、極寒の47年1月2日、山の中腹に穴を掘り、収容所で亡くなった仲間の死体を埋葬したことという。自分史では「今なお寂しく眠っているであろうと思うと、胸が詰まってやりきれない」とつづっている。

 帰国後、農業の傍ら記憶だけを頼りに、数枚の便せんに当時の日時や出来事などを個条書きしていた。それを何度も見返しているうちに、記憶が鮮明によみがえり、文章にしてノートに書き留めた。当初は出版する考えはなかったが、昨年3月、妻のトシ子さんの死去を機に「内容を整理し、本にして残しておこう」と思い、自身の文章に時代背景も加えて出版に踏み切った。

 タイトルの「銀杯」は、89年に国から野島さんに贈られた銀杯にちなんで付けた。A5判、236ページ。200部印刷し、知人や希望者に配っている。販売はしない。問い合わせは野島さん(0155・52・2710)へ。
2008年5月13日の記事
カシワ1030本丁寧に 植樹祭「毎年開きたい」
 住民参加の森林づくりを進めようと11日、村南1東1の村有地で植樹祭が開かれた。村民約200人が参加し、村のシンボルであるドングリにちなみ、カシワの幼木1030本を植えた。

 洞爺湖サミットの開催など環境意識の高まりを受けて村が開催。2004年に村民らが村ふるさと館敷地内にまいた、ドングリから成長した幼木などを使った。

 岡出誠司村長、細矢芳己村地域安全・コミュニティ村民会議議長のあいさつに続き、参加者はスコップを使い、ササの根に悪戦苦闘しながら1本ずつ丁寧に植えた。家族で参加した斉藤咲彩さん(9)は「大きく育ってくれたらうれしい」と願っていた。

 終了後、参加者は4班に分かれ、町内の村道など約20キロでごみを拾うクリーン作戦を展開。道端に投げ捨てられた空き缶などを拾い集めた。

 村は昨年度、開村60周年の植樹祭を開いたが、恒例的な植樹イベントはこれまでなく、「来年から毎年植樹祭を開いていきたい」としている。(長田純一)
2008年5月13日の記事
ファミリーパークさらべつ キノコ狩り開始 
 釣り堀やレストランなどを展開する「ファミリーパークさらべつ」(勢雄519、安達巌社長)は、管内の観光施設では珍しいキノコ狩りを新たに始めた。ビニールハウスの中で好きなだけシイタケをもいで持ち帰りできるほか、パック詰めシイタケの販売も行っている。土・日曜日のみの営業で、11月いっぱいまで楽しめる。(山崎大和)

 敷地内にあるハウス2棟(1棟264平方メートル)の中に、おがくずが原料の菌床ブロック7000個が所狭しと並び、大小のシイタケが生えている。ハウス内には温風器を設置。昼は22度、夜は13度に室温を保ち、湿度は70−80%。ハウス全体を遮光ネットで覆うなど、キノコが生育しやすい環境を整えた。

 キノコ狩りは大型連休後半の3日から営業を開始。「採るキノコがなくなるほどの人気」(海野利雄会長)という。料金は100グラム120円。また、ほだ木500本も準備しており、今月下旬から採れる予定。

 このほか、営業日までに大きくなりすぎたシイタケを収穫、パック詰めし、ハウス前で販売。1パック100グラム入りで価格はAMサイズが100円、BMサイズが80円、LSサイズが60円。希望者には、ほだ木そのものを1本400円から700円、菌床ブロック(1個2・7キロ)を500円で販売もする。

 キノコ栽培を長年研究している海野会長は「生育を営業日の土・日曜日に合わせるのが大変。多くのお客さんに楽しんでもらえれば」と話している。キノコ狩りは午後1時から同3時まで。10人以上の団体は、平日でも予約すれば受け付ける。問い合わせは同社(0155・52・2062)へ。
2008年5月13日の記事
スモモ満開 里に香り立つ
 村の景勝地として知られる「さらべつすももの里」(更別南4線95ノ1)で、約800本のスモモの木に真っ白な花が咲き始め、甘酸っぱい香りを漂わせている。今週末にも満開となりそう。

 村によると、今年は例年より1週間ほど早く大型連休明けから花が咲き始め、現在、満開の木は全体の2割ほど。ここ数日の低温で開花のペースも鈍っているという。8月下旬には、スモモの果実がたわわに実る。

 同すももの里は、地域活性化を目的に1987年、オーナーの会が発足。88年、村との間で村有地の無償貸し付け契約を結び、約3ヘクタールの敷地にスモモ1000本を植え、村内外のオーナー200人が管理運営してきた。

 今月9日、20年間の契約期間が満了、現状のまま村に引き渡された。(山崎大和)