十勝毎日新聞に掲載された士幌町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第285回 [ 2008/03/05 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 士幌めーる
士 幌 町
町長 小林 康雄
面 積 259.13平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・カシワ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 「ふれあいユートピアしほろ」をスローガンに、福祉総合施設を中核とする福祉村建設、豊富な泉源を活用した観光振興など特製に応じた施策を展開する。

 農畜産業が盛んで、JA士幌町(森本勝組合長)の2004年度農業粗生産額は管内総額の1割にあたる263億円と、十勝の基幹産業を根底から支える。町内には「個別型家畜ふん尿バイオガスプラント」3基と「食品加工研修センター」を抱え、まちぐるみで農業振興を図る。

 04年に隣接する上士幌との合併協議を解散し、自立の道を選択。策定を進める2006年度からの第5期総合計画には、自主自立の施策を重点に置くとともに、財政健全化策なども盛り込む方向。

 また、05年春から、町内に環境意識啓蒙を浸透させるため、自治体から環境保全活動に取り組む環境マネジメントシステム「LAS−E」に着手。事務作業や各公共施設で省エネなどを積極的に進める。
関 連 リ ン ク
士幌町役場ホームページ
士幌町商工会
士幌町したしみ図書館
2008年3月2日の記事
“人生の先輩”インタビュー 士幌中央中生ら高齢者と交流
 士幌中央中学校(石井正大校長、生徒196人)の1年生がこのほど町総合研修センターで、町教育委員会の高齢者生涯学習講座「柏樹大学」の受講生と交流した。生徒はインタビューを通し、かつての士幌の様子や「人生の先輩」からのアドバイスに耳を傾けた。

 「お年寄りの経験に学ぶ」と題し、総合的な学習の一環で実施。内容は生徒各自でまとめて文集にする。

 この日は生徒72人とお年寄り30人が参加。「人生の転機」「今、中学生なら何をしたいか」「今の中学生に経験してほしいこと」の3点を中心に質問した。

 12のテーブルに分かれ、途中1回、質問相手を変えてインタビューを行った。お年寄りは戦争体験のほか、食べ物や着る物が不足していた経験などを紹介。「今、中学生なら英語を勉強したい」「皆さんはこれから何でもできる。いろいろなことに挑戦して」と助言した。

 生徒たちは「昔の人は体力があってすごいと思った」(中津井千咲さん)、「夢をかなえるのが困難だったと聞き、自分の夢を大切にしたいと感じた」(今村麻沙代さん)と話していた。(原山知寿子)
2008年2月23日の記事
環境基本計画素案まとまる 目標、行動計画示す
 町は、新年度から10カ年で進める町環境基本計画の素案をまとめた。「持続可能な循環型社会の実現」を基本理念に、町民1人当たりの総ごみ量の半減や、新エネルギー導入により二酸化炭素排出量を10年間で3000トン削減するなど具体的な数値目標を設定。その達成、推進に向けた町民、事業者、町の行動を示している。14日まで素案を公表し、町民からの意見募集を経て最終決定する。(原山知寿子)

 計画では「くらし」「ごみ」「水」「緑」「大気・地球環境」と、町が町民監査の下で運用する環境政策基準の「LAS−E」の6項目ごとに基本目標を定めた。各項目には、実現に向けて取り組むべき推進体制と達成を判断する指針も記し、計画に具体性を持たせた。

 「ごみ」は、2005年度に町民1人・1日当たり1164グラムだった総ごみ量の半減を目指す。町民はマイバッグ運動を推進、事業者は生産・流通過程でのごみの発生回避や修理体制の確立、町はエコストア制度検討などの具体的活動を盛り込んだ。

 二酸化炭素の排出量の削減目標達成に向けては、太陽光や家畜ふん尿などのバイオマス利用といった新エネルギーを活用。町民はクリーンエネルギー自動車への転換、町については庁内組織を立ち上げ、太陽光発電やペレットストーブの利用などを定めた。

 中間年に達成状況を見直し、10年間で目標達成を目指す。町総務企画課は「現在取り組んでいる内容も含め、身近にできる活動をまとめた。町全体の指針として達成を目指したい」としている。

 同計画は、町が昨年3月に制定した町環境基本条例に基づき策定。小林康雄町長が町環境審議会(東村達夫会長)に素案作成を諮問、同審議会で4回かけて内容を検討し、このほど東村会長と大西廉子副会長が小林町長に答申した。
2008年2月22日の記事
伝統の舞華やかに こぶし座士幌公演
 NPO法人民族歌舞団こぶし座(函館、横井正人理事長)の十勝公演が2月28日、士幌町総合研修センター会場を皮切りに始まった。町内外から約300人が訪れ、日本各地の伝統芸能に触れた。

 こぶし座は全道各地で年間約120回の公演を行い、伝統芸能の紹介と普及を進めている。士幌での公演は、2002年に町内の小学校を訪れて以来。今回は今月2日に帯広、3日に芽室、5日に大樹で公演する。

 この日は午後7時から開かれ、「三本柳さんさ踊り」で開幕。花笠をかぶった踊り手が、太鼓やはやしに合わせてにぎやかに舞台を動き、会場を盛り上げた。演目の合間には、踊りの由来やその土地の歴史などを紹介した。

 帯広公演は午後6時半から市民文化ホール、芽室公演は同6時半から町中央公民館、大樹公演は同7時から町生涯学習センターで行われる。(原山知寿子)
2008年2月21日の記事
佐倉小 ミニバレーの基本指導 森さん夫妻、井原工業の依頼受け
 井原工業(本社帯広、井原章司朗社長)は25、28の両日、佐倉小学校(本田チヱ子校長、児童17人)でミニバレーの技術指導会を開いた。子供たちは、3月2日に町総合研修センターで開かれる町民小学生ミニバレー交流会に向け、実戦形式の練習で汗を流した。

 同社は昨年11月から同校付近で、農業用水管の敷設工事を請け負っている。児童のミニバレー大会の出場を聞き、地域貢献の一環として指導会を企画。依頼を受けた帯広市在住の森悟郎さん(59)、都代子さん(60)夫妻が指導した。

 試合に出る3−6年生の7人が男女に分かれて対戦し、指導を受けた。森さん夫妻は試合前後のあいさつの仕方や、「構えるときは動きだしやすいよう、前足に体重をかけて」などとアドバイス。児童は元気にアタックを繰り返していた。

 都代子さんは「よく練習していて上達も早い。大会も頑張ってほしい」と話していた。(原山知寿子)
2008年2月20日の記事
木製積み木で楽しく遊ぶ 育児サークルワークショップ企画
 町内の「育児サークルのんびり」(高野経子代表)は24日、町コミセン多目的ホールで「わくわくつみ木と球体のワークショップ」を行った。町内外の親子10組33人が木製の積み木などを使い、創造力を育てる遊びを楽しんだ。

 子育て中の親子が楽しめるイベントとして初めて企画。0歳児から小学生までとその親を対象とした。講師は、「遊びの創造共育法」を普及する「わくわく創造アトリエ札幌中央プレイルーム」の村上深雪代表らスタッフ4人が務めた。

 参加者は積み木を使い、山や街並みを組み立てたほか、球体を転がしたりする遊びに挑戦。長男の竜也ちゃん(4)と訪れた町内の伊田開さん(33)は「子供と一緒にする積み木遊びは楽しい」と笑顔で話していた。(山崎大和)
2008年2月20日の記事
地域防災について学ぶ
 地域防災リーダー研修会(町主催)がこのほど、町コミュニティーセンターで開かれた。

 町内会役員ら約40人が参加。元帯広市消防本部消防長で防災まちづくり研究所代表の水藤恒彦氏(帯広)が、「震度7 あなたを襲う!」と題して講話。阪神・淡路大震災などを視察した経験を基に、自分の生命や地域は自らで守る意識を訴えた。その後、要支援者の把握などを進める高徳町内会の西部誠会長が話した。
2008年2月20日の記事
国道274号別線整備を 関係機関や住民らが期成会
 町内の国道274号の一部を直線化した別ルートで整備し、物流効率化や安全輸送を図ろうと、町内の関係機関や団体、付近住民が「国道274号別線ルート整備促進期成会」を立ち上げた。国などへの要望や地元機運を高め、早期実現を目指す。このほど町コミセンで設立総会を開き、会長に鈴木洋一氏(元町議)を選出した。(原山知寿子)

 懸案区間は、もともと道道本別新得線の一部だったが、1993年4月に清水町から士幌町の国道241号交差点までの区間で国道274号に昇格。町内通過区間の約3キロのうち4カ所に直角カーブがあるほか、区間内の士幌新橋(橋長287メートル)は48年が経過して幅員も狭い。

 対象区間はジャガイモコンビナートやでんぷん工場に搬入出する大型車が多く往来。輸送効率のアップや市街地通過時の交通事故の危険性、災害時の交通体制を考え、274号と241号を直線で結ぶ約3キロの別線ルート整備要望が浮上。2003年には町民会議が別線ルート整備の必要性を小林康雄町長に答申し、町も国交省など関係機関に毎年要望していた。

 期成会は約130人で構成、総会には約50人が出席した。鈴木会長は「高まる地域の要望をしっかり届け、早期整備に努力したい」とあいさつ。来賓の小林町長は「公共事業抑制や道路財源の問題もあるが、実現させたい」と述べた。

 趣意書と規約を承認し、役員を選出。別線ルート早期完成に向けた地元協力体制の強化を運動方針とし、総会や要望活動を実施することを決めた。