十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第485回 [ 2012/02/01 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 鹿追めーる
鹿 追 町
町長 吉田 弘志
面 積 402.86平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 シャクナゲ・モミジ・カッコウ
関 連 リ ン ク
鹿追町役場ホームページ
鹿追町商工会
2012年1月29日の記事
鹿追しかりべつ湖コタンが開村
開村式でテープカットを行う実行委員ら(28日午後7時。金野和彦撮影)
 【鹿追】「第31回しかりべつ湖コタン」(実行委員会、町主催)が28日夜、開村した。結氷した然別湖湖上とその湖畔につくられた“雪と氷の村”が、訪れた観光客らを幻想的な世界へと誘っている。3月31日まで。

 雪を固めたブロックや然別湖から切り出した氷などでつくる大小様々なイグルーや氷上露天風呂が人気で、毎年3万人以上が訪れる。

 同日午後7時から開村式が行われ、観光客ら約200人が見守る中、実行委員長の菅原末治村長、吉田弘志町長らがテープカット。氷点下10度を下回る寒さの中、然別湖ネイチャーセンターガイドの斉藤慎吾さん(39)が、赤ふんどし姿で伝統の開村宣言を行った。

 訪れた人たちは、早速露天風呂に入ったり、氷で作られたグラスで酒を飲むなどして満喫。20年前に湖畔のホテルでアルバイトをしていた時以来の来場という札幌市の岡田三千代さん(41)は「建物も増え、内容もとても立派になっていて驚いた」と話していた。

 氷上露天風呂は入浴料無料。氷のグラス作り体験やアイスロッジではシュラフによる宿泊体験などもできる。問い合わせは然別湖ネイチャーセンター(0156・69・8181)へ。(高田敦史)
2012年1月29日の記事
帯信金が日勝作品を美術館に寄託
帯広信金から寄託された神田日勝の「扇ヶ原展望」(上)と「広尾海岸」
 【鹿追】鹿追ゆかりの画家で帯広信用金庫(増田正二理事長)が所蔵する神田日勝(1937~70年)の油彩画2点が、神田日勝記念美術館(町東町3、菅訓章館長)に寄託された。同庫が69年から制作している「郷土作家カレンダーシリーズ」の初回と第2回に使われた作品で、「十勝の共有財産。地元の方に見てもらう機会が増えれば」(同庫経営企画部)としている。

 同美術館に管理が任されたのは、68年制作の「扇ヶ原展望」と69年の「広尾海岸」。それぞれカレンダーに使うため、同庫が日勝に制作を依頼し、その後、購入したものという。

 両作品とも、日勝の作品の特徴の1つであるベニヤ板に描かれている。同庫は帯広中央支店のギャラリーに飾るなど、機会があれば展示していたが、管理は基本的に箱に入れての資料庫内での保管。「ベニヤなので、年数の経過とともに絵の具の剥離が以前から心配だった」(同部)。

 昨年、同美術館で十勝管内の個人や企業などが所有する日勝作品の特別展が開かれ、この際、作品を貸し出したのがきっかけで、空調など管理が行き届いた同美術館に寄託することにした。

 菅館長は「日勝は(カレンダーの)3年目の作品を描いている途中に亡くなった。日勝が描いた具体的な風景は奥ケ原展望と広尾海岸だけで、記念的かつ貴重な作品」と寄託に感謝している。今後は収蔵庫で保管しながら、特別展などで公開するという。(高田敦史)
2012年1月28日の記事
然別湖のホテルが地産地消で料理
 【鹿追】28日の「しかりべつ湖コタン」(実行委員会など主催)開村に合わせ、町内の「しかりべつ湖ホテル福原」(坂本昌彦総支配人)と「然別湖畔温泉ホテル風水」(中木雄三郎社長)が同日から、地場産食材をふんだんに使った料理で観光客をもてなす。放牧豚の肉や乳製品、そばなど、味覚でも鹿追を満喫してもらう狙いで、両ホテルは「町内の観光振興に役立てれば」としている。 

 町は今年度、然別湖振興策として200万円を予算計上しており、それを財源に両ホテルが取り組む。両ホテルはこれまでも野菜や豚肉、乳製品など地場産品を使ってきたが、今回はさらに品数を増やす。

 福原では夕食のバイキングに鹿追産食材のコーナーを設け、「大草原の小さな家」の放牧豚を使ったローストポークや「鹿追そば」のそば、うどん、氷室で貯蔵されたジャガイモの「メークインそぼろあんかけ」などを用意する。風水はお膳で出す夕食の基本メニューの他、放牧豚のしゃぶしゃぶや原木シイタケの網焼きを付ける。

 両ホテルとも「カントリーホーム風景」のヨーグルトや「パティスリーroku(ろく)」のケーキをデザートで用意する。

 1室2人利用、1泊2食で、福原は1人9000円から、風水は9150円から。ともに3月中旬ごろまで。「ホテルとして地域振興に役立てる部分は食で、地産地消を進めたい」(福原)、「鹿追産食材を積極的に使うことで地域経済にも良い影響が出れば」(風水)としている。(高田敦史)
2012年1月27日の記事
鹿追の小学校教諭が幼稚園で授業
紙鉄砲で小学校の体育授業を体験する園児。中央が高瀬教諭
 【鹿追】この春、小学校に入学する町内の幼稚園・保育園児が25日、鹿追幼稚園で、小学校で行われる体育の授業を体験した。「小学校との滑らかな接続を」と初めて実施。子供たちは「投げる」「走る」といった基本動作を遊びながら学んだ。

 小学校に入学する子供たちには事前に「1日入学」が行われているが、より実際に近いことを体験してもらおうと、幼稚園教諭と保育士らで行っている「幼保合同研修会」の中で立案した。上幌内小の高瀬淳也教諭(38)が訪れ、鹿追幼稚園と鹿追保育園の年長児38人に約1時間、体育を指導した。

 動物になる魔法でカンガルーやアザラシなどになりきり、動物の歩き方をまねて腕や腹、背中などの筋肉を使う運動や、物を投げる際の腕の振り方を紙鉄砲で身に付けさせる遊びなどに取り組み、子供たちは楽しみながら体を動かした。

 26、27日には子供たちが鹿追小を訪れ、カナダ学で取り組む英語の授業体験などにも臨んだ。(高田敦史)
2012年1月26日の記事
鹿追でだるま落とし作りに挑戦
 【鹿追】工作を通じて美術に親しむ「アート・キッズ・クラブ」(神田日勝記念美術館主催)の今年度第7回が21日、町民ホールで開かれ、子供たちが「だるま落とし」作りに挑戦した。

 小学生15人が参加。段ボールで円柱を作り、色画用紙を張り付けて土台を作った後、女の子やお化けなどそれぞれ好きなだるまの顔を描いて仕上げた。完成後は、夢中になって遊んでいた。(高田敦史)
2012年1月25日の記事
日勝の作品や人間像学ぶ・鹿追
日勝の作品について解説する釜沢学芸員(右)
 【鹿追】美術講座「神田日勝が見つめたもの、描いたもの」(神田日勝記念美術館主催)が20日、同館で開かれた。同館の釜沢恵子学芸員が、日勝の作品や人間像などについて持論を語った。

 開催中の特別企画展「神田日勝が見つめたいのちの実相」の関連事業。町内外から23人が参加した。

 釜沢さんは、日勝の作品が描かれた時代背景などを説明。さまざまな角度から見た物を1つの画面に収める「キュービスム」的な技法を取った作品については「一見、生活の中にあった物、風景をありのまま描いたように見えるが、実は違う」とし、「技法によって、描いた物が見る者に迫って来るように描いている」と述べた。(高田敦史)
2012年1月23日の記事
鹿追の「ごはんや」2月本格開始
2月1日にオープンするアグリマンマ「ごはんや」の店舗と鳰代表
 【鹿追】高齢者らへの宅配弁当事業に試験的に取り組んでいた町内のNPO法人「アグリマンマ『ごはんや』」(鳰=にお=彰子代表)が、2月1日から町西町2に店を構えて本格的に事業を始める。従来通り宅配を行いながら、カレーやパンなど軽食が味わえるコミュニティースペースとしての場も提供する。鳰代表は「近くの高校生や子育て中のお母さん、ゲートボール帰りの高齢者などが気軽に立ち寄れる、くつろぎの場になれば」と話している。

 同NPOは、弁当の宅配を通じて高齢者の食事の準備負担の軽減や見守りを行おうと、町内の有志11人で昨年設立。「田舎でなければ食べられない、その時期の食材を使った家庭料理」(鳰代表)を基本に、同年9月から町内のファームインレストラン「大草原の小さな家」のバイキング料理を主体に詰め合わせた弁当を、毎週水曜日、希望者に1食700円(宅配料込み)で宅配してきた。

 毎回30~40人前後の利用があり、共働きの家庭や職場での昼食に利用する若い世代も多いという。

 2月から本格稼働することになり、西町2の国道274号沿いの空き店舗(旧ラーメン店)を改装して店を構える。宅配事業継続に向けた運営資金を工面するため、店内でもおにぎりや地元のパン店「こな屋」のグラハムマフィンサンドやライ麦パンなども食べられるようにする。大草原-の総菜なども一部食べられるようにと、メニューの詳細を思案中。

 鳰代表は「田舎の食堂らしく、『ある物で何か作るから、ちょっと待ってね』という感じになれば」と気軽に憩える場を目指す。

 弁当宅配は従来通り毎週水曜。団体などまとまった注文があれば別途対応も可。店の営業は午前11時~午後4時。30席程度。木曜定休(2月は不定休)。電話は0156・64・3750(ファクス兼)。弁当のファクス注文もできる。(高田敦史)