十勝毎日新聞に掲載された鹿追町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第280回 [ 2008/01/30 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 鹿追めーる
鹿 追 町
町長 吉田 弘志
面 積 402.86平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 シャクナゲ・モミジ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 次世代育成支援対策地域協議会が、保育時間の延長、保育料の減額などを盛り込んだ「子育てプロジェクト」を町に答申(1月)。鹿追町行財政改革推進審議会と町行財政改革推進町民会議が発足。審議会は、13人で構成、同町民会議は総務、福祉、経済、教育の4部会に10人ずつ、計40人で構成。自立を目指した町づくりに向け、本格的な論議に入った(2月)。食用廃油を利用した環境に優しい手作りせっけんや牛乳パックを利用した和紙風のはがきなどを製造している心身障害者共同作業所「鹿追町もみじ工房」が、創立10周年を迎え、式典を開催(3月)。青年団体の連合組織「ピュアモルトクラブ」が組織改革。これまでの“行政依存型”から脱却し、自立型へ(4月)。再建中の鹿追自然ランドで、樹間をワイヤにぶら下がって移動するエアトリップが完成。北海道ネイチャーセンターが管理、運営。国内最大級の規模(5月)。1971年から1987年まで町長を務めた佐渡一男氏が名誉町民を受章。祝賀会で関係者160人が祝った(6月)。札幌商工会議所が主導する「サマータイム導入実験」に鹿追町が参加。2カ月間にわたって窓口業務1時間延長(7月)。瓜幕地区の役場瓜幕支所、ライディングパーク一帯の駐車場などの施設が「道の駅うりまく」に認定。十勝では、11カ所目、町内では2003年の「道の駅しかおい」についで2カ所目の登録(8月)。2004年春に18年ぶりに復活した瓜幕中学校野球部が、西部方面大会で3位。念願の十勝大会へ(新人戦)出場を決めた(9月)。
関 連 リ ン ク
鹿追町役場ホームページ
鹿追町商工会
2008年1月27日の記事
地場食材ふんだんに 瓜幕中生徒が調理体験学習
 瓜幕中学校(三浦宗世校長、生徒33人)の1年生11人を対象に25日、地場産品を生かした調理体験学習が、町内のウリマックホールで行われた。

 「食を通して文化を見つめる」をテーマとした、同学年の総合的な学習の一環。町の栄養士、町食生活改善推進協議会会員の協力と指導で、生徒たちは具材豊富な「ふるさとご飯」「高野豆腐のすり身サンド煮」「ニンジン、キュウリのごま酢あえ」「牛乳汁粉」の4品を作った。

 ニンジンや切り干し大根、豆腐、卵、牛乳、小豆など、地場の食材がふんだんに使われた。

 調理終了後は試食会が行われ、生徒たちは「おいしいね」を連発。特に甘さ控えめの牛乳汁粉は、お代わりする生徒が続出した。この後、栄養士から「食の講話」があり、「即席食品に頼らず、手作りの和食を大切にし、味覚障害にならないようにしよう」とアドバイスを受けた。(花香光伸)
2008年1月25日の記事
観光協会 物産パンフを更新
 鹿追観光協会特産品部会(浅野秋人部会長)はこのほど、観光客向けのパンフレットを更新し、5000部作製した。今後、町内の道の駅や公共施設などに配布し、町外のイベントでも活用していく。

 パンフレットは縦21センチ、横10センチの六つ折り(裏表)。表紙にはキャッチフレーズとして「笑顔の向こうに鹿追町」と印刷されている。

 中を開くと、町ならではの物産・土産品として、そば粉やソーセージ、牛肉、シイタケ、だちょうサラミ、オショロコマ加工品、チーズ、アイスクリーム、パン、氷室ジャガイモ、鹿肉ジンギスカンなどが、経営者の顔写真付きで紹介されている。

 経費は約30万円。同パンフは適宜更新されており、町外の収穫・味覚イベント会場などでも活用される。(花香光伸)
2008年1月24日の記事
発達支援センター新設 自閉症児などに対応
 町は今年度、旧老人福祉センター(町東町2)を改修し、「発達支援センター」を新設する。これまでは、清水町の施設を2町で共同運営していた。地元設置で通所の負担軽減になるとともに、発達障害者への支援態勢も一層充実するものと期待されている。(花香光伸)

 同支援センターは発達障害支援法に基づく施設。自閉症や注意欠陥多動性障害、学習障害のほか、脳機能障害などのある低年齢児を早期に発見。家族も含めて専門的に相談・助言、訓練教育を行い、専門機関との連携を図る。

 国は市町村が単独で設置困難な場合は、広域での実施を認めている。町はこれまで清水町の「きずな園」を指定施設とし、現在4人の町民が利用している。

 同支援センターが地元にないため、親たちの通所負担は少なくない。発達障害と認定されないものの、経過観察が必要な低年齢児が増えている現実があり、町は自前の施設整備を決断した。

 旧老人福祉センターは1974年の建設で、木造セラミック壁平屋の509平方メートル。老人クラブなどの活動に使用されてきたが、93年にトリムセンターが完成して以降はそちらに機能が移り、現在は「紡毛趣味の会」や「寿勤労会」が一部を使うにとどまっていた。

 改修事業費は3200万円で、このうち3000万円は地域福祉空間「共生型」基盤整備事業の補助金で賄う。建物の構造は変えず、和室をカーペットタイル仕上げにして段差を解消。床や壁、天井、窓枠、照明などを新しくし、子供用のトイレも整備する。

 同施設の北側に隣接する子育て支援センターを同じ建物内に移設し、効果的な運用を図る。
2008年1月23日の記事
精進と勝利願い盤上に熱視線 囲碁大会
 「新春町長杯囲碁大会」(町囲碁クラブ=中野広会長=主催)がこのほど町民ホールで開かれ、参加者は今年1年の精進と囲碁の普及を願いながら対局した。

 同クラブ会員と一般愛好者12人が参加。中野会長が「今年も健康に気を付け、腕前の向上を目指そう」とあいさつし、対局が始まった。

 参加者は盤上に熱い視線を注ぎ、会場には碁石を置く「ピシッ」という音だけが響いた。1位は西科隆さん、2位は澤田敬さん、3位は伊藤和夫さんだった。(花香光伸)
2008年1月23日の記事
北の大地で降下訓練 陸自第一空挺団、町で初
 習志野駐屯地(千葉県船橋市)に本部がある陸上自衛隊第一空挺(くうてい)団(岡部俊哉団長)の北方積雪地訓練が、23日午前8時半から鹿追町内の町乳牛育成牧場で行われた。参加した隊員約200人が、パラシュートでの降下から回収まで一連の流れを確認した。

 同団は全国で唯一の落下傘部隊。昨年3月の組織改編で、テロなど各種緊急事態に対処する防衛相直轄の「中央即応集団」(司令部・東京都練馬区)配下の部隊となった。降雪地帯での任務を想定して毎年、道内で訓練しており、今年は厳寒期の訓練に最適との理由から同所で実施。道東での訓練は今回が初めて。

 隊員は約2キロ離れた然別演習場でCH−47型輸送ヘリコプターに乗り込み、同牧場上空に移動。高度約430メートル、時速約130キロのヘリから隊員17人がパラシュートを開き、次々と陸上に降り立った。岡部団長は「演習場外で訓練できたことで非常に大きな成果が期待できる」と話していた。 同団は28日まで、同演習場内で装備を着けての戦闘訓練やスキーでの移動訓練などを行う予定。(角田悠馬)
2008年1月22日の記事
障害者思いやる心を 講師招き園児らに手話教室
 鹿追保育園(澤田敬園長、園児75人)と北鹿追保育所(澤田所長、園児8人)は毎月1回、講師を招いて「手話教室」を開いている。園児たちに聴覚障害者とコミュニケーションを取れることの素晴らしさなどを体感させ、大きな教育効果を上げている。父母からも「貴重な経験」と評価を得ている。(花香光伸)

 鹿追保育園で手話教室が始まったのは10年ほど前。当初、鹿追高校の教員が指導を始め、転勤を機に現在の鹿野内みゆきさん(29)=町教委職員、鹿追手話サークル指導者=が6年前から引き継いだ。北鹿追保育所でも鹿野内さんが2年前から指導している。

 澤田園長は「手話を通じて、耳の不自由な人たちのことを子供なりに理解する機会となっている。園内で障害者の方たちと一緒に遊ぶこともあり、子供たちは楽しんでいますね」と言う。

 鹿追保育園では4、5歳児(31人)、北鹿追保育所では全園児を対象としている。「集中がきく30分ぐらいの中で、あいさつや天気、色、果物、数字など単語を中心に、ゲーム感覚を取り入れて教えている」と鹿野内さん。「結構、覚えてくれる」と手応えを話す。

 発表会や卒園・修了式、祖父母との交流会などでは、歌の歌詞を手話で表現して見せ、父母たちを感動させている。長女が鹿追保育園5歳児クラスに通う樽見絵美さん(29)=農業=は「手話がどんどん身に付いているよう。私や下の子にも教えてくれるんですよ」。

 園児たちは「教室」のある日を楽しみにしているという。澤田園長は「手話を覚えることで、障害者の方を思いやる優しい心を持つ子供に育ってほしいと願っている」と話している。
2008年1月21日の記事
アイスバーや氷上露天風呂… 厳寒満喫!然別湖コタン開村
 東北海道冬の7大まつりの1つで、然別湖畔と湖上を舞台にした氷雪の村「2008然別湖コタン」(鹿追町、実行委員会主催)が20日夜、オープンした。

 同コタンは然別湖温泉郷の真冬の風物詩。氷雪を固めて建てたイグルーの各館を備え、3月末までの約70日間、行楽客に冬のアウトドアライフを満喫してもらう。

 今年も湖畔には、ワンドリンク500円で提供するアイスバー、氷のグラスが作れるアイスファクトリーほか、湖岸から100メートル余り離れた地点には、2つの浴槽に温泉の湯をためた氷上露天風呂と宿泊体験用のアイスロッジが造成された。

 午後7時からの開村式では吉田弘志町長、岡本光昭十勝支庁長、菅原末治実行委員長らがテープカット。実行委メンバーで然別湖ネイチャーセンターの斎藤慎吾さんが赤ふんどし姿で開村宣言し、菅原委員長が「コタンの冬を堪能してほしい」とあいさつした。

 アイスバーでは観光客が次々とカクテルなどを注文。友人と京都から訪れた平木理沙さん(28)は「イグルーの中は思ったより暖かい」と楽しんでいた。

 今後はバーでのピアノやハンドベルのコンサート、アイスチャペルでの結婚式、小・中学生によるイグルー造成学習なども予定している。問い合わせは同センター(0156・69・8181)へ。(花香光伸)