十勝毎日新聞に掲載された鹿追町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第282回 [ 2008/02/13 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 鹿追めーる
鹿 追 町
町長 吉田 弘志
面 積 402.86平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 シャクナゲ・モミジ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 次世代育成支援対策地域協議会が、保育時間の延長、保育料の減額などを盛り込んだ「子育てプロジェクト」を町に答申(1月)。鹿追町行財政改革推進審議会と町行財政改革推進町民会議が発足。審議会は、13人で構成、同町民会議は総務、福祉、経済、教育の4部会に10人ずつ、計40人で構成。自立を目指した町づくりに向け、本格的な論議に入った(2月)。食用廃油を利用した環境に優しい手作りせっけんや牛乳パックを利用した和紙風のはがきなどを製造している心身障害者共同作業所「鹿追町もみじ工房」が、創立10周年を迎え、式典を開催(3月)。青年団体の連合組織「ピュアモルトクラブ」が組織改革。これまでの“行政依存型”から脱却し、自立型へ(4月)。再建中の鹿追自然ランドで、樹間をワイヤにぶら下がって移動するエアトリップが完成。北海道ネイチャーセンターが管理、運営。国内最大級の規模(5月)。1971年から1987年まで町長を務めた佐渡一男氏が名誉町民を受章。祝賀会で関係者160人が祝った(6月)。札幌商工会議所が主導する「サマータイム導入実験」に鹿追町が参加。2カ月間にわたって窓口業務1時間延長(7月)。瓜幕地区の役場瓜幕支所、ライディングパーク一帯の駐車場などの施設が「道の駅うりまく」に認定。十勝では、11カ所目、町内では2003年の「道の駅しかおい」についで2カ所目の登録(8月)。2004年春に18年ぶりに復活した瓜幕中学校野球部が、西部方面大会で3位。念願の十勝大会へ(新人戦)出場を決めた(9月)。
関 連 リ ン ク
鹿追町役場ホームページ
鹿追町商工会
2008年2月10日の記事
親子80人が節分の集い
 町子育て支援センターでこのほど、「節分の集い」が開かれた。子育て真っ最中の親と子合わせて約80人が参加。「泣き虫鬼」や「好き嫌い鬼」を追い払った。

 全員で「まめまき」の歌を歌った後、子供たちは鬼の顔をかたどった大きな箱に、泣きべそ顔や野菜など自分の苦手なものの塗り絵を張り付けた。続いて同センター職員扮(ふん)する鬼が登場。子供たちはお手玉を鬼に向かって投げ、追い払った。
2008年2月9日の記事
町図書館 郷土資料室利用しよう 「町の歴史を学ぶ機会に」
 町図書館は、同館2階にある「郷土資料室」の活用を呼び掛けている。古い生活用品、かつて町内を走っていた北海道拓殖鉄道や農林業に関する物品などを集めた施設だが、町民にはあまり知られていない。このほど町ホームページの暮らしの情報コーナーに概要も掲載、「鹿追の歴史を学ぶ機会として利用を」としている。

 同資料室は1981年の開設で、210平方メートルのスペース。丸御膳(ごぜん)、火鉢、鉄瓶、みそ絞り機、せんべい焼き型など古い生活用品のほか、鹿追高校遺跡から出土した弥生時代以降の石器・土器、鉄道資料、足踏み脱穀機、2頭引きプラウ、造材運搬用そりといった農林業用機具類など、計約1230点を収蔵・展示している。

 町内の小学校は郷土学習の中で同資料室を活用しているが、一般町民についてはPR不足もあってあまり活用がなく、昨年12月の町議会でも議員側から指摘があった。

 同資料室は通常は施錠管理されており、見学希望者は図書館職員に申し出て解錠してもらう必要がある。同館では「郷土の歴史や生活、文化の推移を知る貴重な資料が展示してあるので、来館の際などに活用してほしい」と話している。町ホームページのアドレスはhttp://town.shikaoi.hokkaido.jp/(花香光伸)
2008年2月8日の記事
機転利かせお手柄! 保健師袰岩さん
 新得町内のJR根室本線踏切でこのほど、立ち往生している車を発見した児童が踏切非常停止ボタンを押し、列車に異常を知らせ、事なきを得た。鹿追町では町職員が住宅のボヤを見つけて消火、火の拡大を食い止めるという活躍も。2つの町のお手柄の話題−。(花香光伸)

 鹿追では4日正午すぎ、JA鹿追町の依頼で生活講座講師を務めた町福祉課保健師の袰(ほろ)岩由美子さん(42)が、公用車を運転しての帰り道、数百メートル離れた町上然別のログハウスの住宅玄関付近で、炎が1.5メートルほど立ち上っているのを発見した。

 駆け付けると家人は留守。すぐ裏手の住宅に回り、「鍋に入れてもらった水をかけたら、幸い1回でジューと消えた」(袰岩さん)。その後の通報で、鹿追消防署と新得警察署の署員が現場検証を行った。

 「私、目がすごくいいんです。特に遠目が利くの」。出火原因は、前日のまきストーブの燃えかすの残り火が壁に着火したものと判断された。発見が遅れていれば大惨事だった。夫の伸彦さんは同消防署員。「『よく消せたね』と夫も感心してました」と話していた。 
2008年2月7日の記事
今年度の然別湖 ウチダザリガニ 捕獲数1664匹増の4122匹
 2007年度然別湖ウチダザリガニ防除連絡会議(環境省、町主催)がこのほど、町役場2階会議室で開かれた。今年度の同湖におけるウチダザリガニ駆除作業を総評するとともに、来年度からはダイバーによる調査と捕獲を始めることなどを確認した。(清水生)
 
 ウチダザリガニは1930年代に食用のため道内の湖沼へ放流され、各地で野生化。繁殖力が高く、一昨年2月に外来生物法に基づく特定外来生物に指定された。然別湖では10年ほど前から生息が確認されており、昨年度から関係機関がカニかごなどを使って駆除を進めている。

 会議には同省、北海道ネイチャーセンター、町商工観光課などから11人が出席。独立行政法人土木研究所水環境研究グループ河川生態チームの中田和義専門研究員(音更町出身)が今年度の防除結果を報告した。

 中田研究員は、今年度の総捕獲個体数が4122匹(前年度比1664匹増)に上った一方、個体群密度が横ばいで生息域が温泉街付近から南北に拡大している現状を説明。「今年度の防除地点を基本としながら、分布域の北限と南限の“捕獲圧”を高めていくことが必要だ」と述べた。

 このため、ダイバーによる潜水駆除作業を実施し、深水域の生息実態の把握や生息域の南北拡大を抑止する方針を決定。より高率の良い捕獲漁具の開発を進めることも確認した。 
2008年2月7日の記事
トラップでカラス捕獲 2基完成、牧場に設置
 今年度スタートした農水省の新事業「農地・水・環境保全向上対策」で、町内の実施地区の1つ、鹿追中央地区が発注したカラス捕獲用トラップ(わな)2基が完成した。既に1基が隣の通明地区の牧場に貸し出され、もう1基は今後、同中央地区内に設置される見通し。効果が注目されている。(花香光伸)

 カラスによる被害は全町的に報告されている。出産直後の母牛や出生直後の子牛が攻撃され、廃牛に追い込まれたり、飼料ロールをくちばしで突かれ発酵を妨げたり、作物の苗が荒らされるなど、その悪さぶりには手を焼く農家が多い。

 同対策の1つに「鳥獣害防止」があり、同中央地区はカラスの害を防ぐ手だてとして捕獲用トラップを町勤労者企業組合に発注。同組合は冬季失業対策事業の一環として、ハロー工房(町瓜幕南1)に製作を託した。

 製作開始は1月15日。同工房のメンバーは大工や土木技術者などその道のベテランぞろいだが、初めての依頼品だけにインターネットで情報を入手しての作業となった。

 完成したのは、幅3.5メートル、奥行き2メートル、高さ2.2メートルで金網張り。屋根は緩いV字形。谷間の部分は30センチ四方の開口部が5カ所設けられ、その下に長さ40センチの太い針金が15センチ間隔で並ぶ。餌を見つけていったん中に入ったカラスは、羽ばたく際に羽が針金に触れ、出られなくなる仕組み。

 問題は「警戒心をなくすためのおとりをどうするか」「本当に目算通りいくのか」という点。成功例を持つ道外の自治体にも問い合わせたとのことだが、町内では初のトラップだけに、農業を守る妙手となるか関係者の関心が集まっている。
2008年2月6日の記事
町長の出前説明会始まる 懸案や要望で意見交換
 町長が各地区に出向き、まちづくりや町の懸案について説明したり、それぞれの地区からの要望や提案などについて意見交換する「2008年主要懸案事項の地区説明会」がこのほど、中鹿追地区を皮切りに始まった。

 初日は会場の公民館中鹿追分館に20人の地域住民が集まり、町側からは吉田弘志町長や各担当課長らが出席した。

 冒頭、吉田町長は、現在編成中の08年度予算の規模が前年より縮小する見込みであること、経済基盤を確立した上で福祉・教育・建設の充実を図りたいことなど概括を説明。引き続き、防災対応や国道274号整備、経済観光交流館の利用実績、バイオガスプラントの今後、後期高齢者医療制度、ものづくりの里整備、病院改築など個別の懸案について、町側から説明があった。

 住民側からは、国保の高額療養費の受け取り方法などについて質問が出た。同説明会は今月中旬まで行政区ごとに開かれる。(花香光伸)
2008年2月5日の記事
4種目で検定1級 鹿追高校3年の渡邉君
 鹿追高校(松本徳幸校長、生徒192人)3年の渡邉明廉君(17)が、全国商業高等学校協会(全商)主催の検定1級を4種目で取得した。普通科の生徒による4種目取得は道内でも珍しく、同校では初の快挙。渡邉君は「苦労が報われてうれしい」と喜んでいる。(清水生)

 渡邉君は、1年次に全商ワープロ実務検定1級に合格。大学進学を目指す傍ら、資格取得に向けた勉強を重ね、今年度は全商英語検定、同情報処理検定、同珠算・電卓実務検定の各1級を立て続けに取得した。

 商業高校や商業科を持つ高校以外で、1級の4種目以上取得は非常に難しく、同校の清水武教諭は「理解度が早く努力家。3種目取得も難関なのに、よく頑張った」と話す。

 推薦入試で公立はこだて未来大学(函館市)への進学も決めた渡邉君は、「授業で学ばない分野の検定だった上、大学入試の時期と試験時期が重なり苦労した。報われて良かった」と笑顔。

 今月はパソコン入力スピード認定試験(全商主催)にも臨む予定。「大学がシステム情報科学学部なので、取得した資格や認定試験を生かせればうれしい」と話し、「着実にやれば結果が付いてくる。資格取得に興味がある人はどんどん挑戦してほしい」と、後輩たちにエールを送っている。