十勝毎日新聞に掲載された鹿追町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第313回 [ 2008/09/17 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 鹿追めーる
鹿 追 町
町長 吉田 弘志
面 積 402.86平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 シャクナゲ・モミジ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 次世代育成支援対策地域協議会が、保育時間の延長、保育料の減額などを盛り込んだ「子育てプロジェクト」を町に答申(1月)。鹿追町行財政改革推進審議会と町行財政改革推進町民会議が発足。審議会は、13人で構成、同町民会議は総務、福祉、経済、教育の4部会に10人ずつ、計40人で構成。自立を目指した町づくりに向け、本格的な論議に入った(2月)。食用廃油を利用した環境に優しい手作りせっけんや牛乳パックを利用した和紙風のはがきなどを製造している心身障害者共同作業所「鹿追町もみじ工房」が、創立10周年を迎え、式典を開催(3月)。青年団体の連合組織「ピュアモルトクラブ」が組織改革。これまでの“行政依存型”から脱却し、自立型へ(4月)。再建中の鹿追自然ランドで、樹間をワイヤにぶら下がって移動するエアトリップが完成。北海道ネイチャーセンターが管理、運営。国内最大級の規模(5月)。1971年から1987年まで町長を務めた佐渡一男氏が名誉町民を受章。祝賀会で関係者160人が祝った(6月)。札幌商工会議所が主導する「サマータイム導入実験」に鹿追町が参加。2カ月間にわたって窓口業務1時間延長(7月)。瓜幕地区の役場瓜幕支所、ライディングパーク一帯の駐車場などの施設が「道の駅うりまく」に認定。十勝では、11カ所目、町内では2003年の「道の駅しかおい」についで2カ所目の登録(8月)。2004年春に18年ぶりに復活した瓜幕中学校野球部が、西部方面大会で3位。念願の十勝大会へ(新人戦)出場を決めた(9月)。
関 連 リ ン ク
鹿追町役場ホームページ
鹿追町商工会
2008年9月14日の記事
出演130人が力強く演武披露 神刀流北海道本部
 神刀流北海道本部(帯広、工藤正桂本部長)主催の「剣武詩舞居合道演武会」がこのほど、町民ホールで開かれた。出演者は、約100人の来場者を前に力強い演武を披露した。

 神刀流剣武術は、130年の歴史を持つ日本古来の剣術、居合術、柔術に舞の要素を取り入れ、芸術性を加味した。演武会は一昨年、清水町で行い、今回は鹿追の芸能・芸術4団体と共演。合わせて約130人が舞台に立った。

 3部構成で40演目が行われ、白蛇姫舞保存会との「龍虎」、そよ風コーラス、鹿追手話サークルとの「ふるさと」などコラボレーションも実現。鹿追剣武会の創立35周年を記念した祝舞も披露された。(植木康則)
2008年9月14日の記事
「カナダ学」独自の教科書完成 町立教育研究所が作成
 2003年度から小・中・高校で「カナダ学」に取り組む鹿追町の教育研究所(所長・舟越洋二鹿追小校長)が、小学校用の教科書「カナダ入門」を作製した。内容はもちろん、使用写真やイラストもすべてオリジナル。文部科学省が必修科目と認める教科の教科書を、独自に作ったのは道内で初めて。舟越所長(55)は「カナダ学を継続していくために、指導内容が一本化できる、できるだけシンプルな教科書が必要だった。夢が形にできてうれしい」と話している。

 教科書の作製は、同研究所の所員で鹿追小の多治見忠教諭(29)が編集責任者となり、小学校のカナダ学担当教諭5人の協力を得て、1年生から6年生の6冊を約1年間かけて完成させた。

 目的はカナダ学の継続実施が第一。町内全小学校で授業内容の統一化・体系化を図り、文科省の研究開発校指定がなくなった場合、担任1人でも一定レベルの授業を行える体制を取る。さらに、カナダ学の内容について、教科書を見てもらうことで各家庭の理解が得られるとする。児童も普段の授業内容を確認できる。

 内容はコミュニケーション能力向上に主眼を置いた。全学年とも見開きで1つのテーマとし、左ページにはイラストの真下に新出単語。右ページに設けたチャレンジコーナーや英会話コーナーは、児童が自ら答えを選べ、パターン化しないよう工夫。さらに国際理解教育の一環で、カナダの情報コーナーを設けた。

 また、例えば「道案内をしよう」という項目では、社会科で習う地図記号と結び付けるなど各教科との関連性も重視。日本とカナダの文化の違いを学ぶページも設けた。多治見教諭は「児童が自分たちで教科書を見ながら英語を話す姿が見られれば、うれしい」と期待している。

 教科書はB5判でオールカラー。ページ数は学年によって異なり、22−28ページ。音声CDと教師用指導書も作製中で、近く完成予定。同研究所では「中学、高校についても順次取り組みたい」としている。(植木康則)
2008年9月13日の記事
盆踊りでみこしが登場
 「第4回もみじの里秋祭り」がこのほど介護老人保健施設・もみじの里(松本恭一施設長)で行われた。盆踊りでは、今年初めて鹿追みこし会「鹿翔会」の協力でみこしが登場。多くのお年寄りが踊りの輪に加わった。

 入・通所者や家族ら多数が参加。入所のお年寄りが育てた野菜や、色の配色を工夫した手編みの靴下の即売も。地域からもたくさんの団体が参加し、青空の下、楽しいひとときを過ごした。
2008年9月11日の記事
観光農園にしかみ 地場素材いっぱい新メニュー
 農事組合法人西上経営組合(上原明彦組合長)が運営する「観光農園にしかみ」(町上幌内4線北2)は地場素材を生かした新メニューを開発し、レストランでの提供を開始した。道立畜産試験場(新得)が開発した「北海地鶏(じどり)II」を、親子丼などとして管内で初めて正式なメニューに加え、調味料以外の材料は100%鹿追産という石窯焼きの自家製ピザも用意した。同時に始めた今季の新そばとともに、「鹿追の食材で作った料理をぜひ食べに来て」(竹俣広幸業務課長)と話している。(植木康則)

地鶏ふんだんに本来の食味を「親子丼」「鳥ごぼうそば」

 北海地鶏を使ったメニューは「親子丼」と「鳥ごぼうそば」の2品。同農園では昨年、道立畜試から20羽を購入。飼育試験や試食を経て今春、100羽を追加した。

 「親子丼」は肉はモモ、ムネ、ササミを使い、卵も地鶏のもの。これ以外の具材は使っていない。「地鶏本来の食味を分かってもらいたい」との狙い。食べると弾力性のある肉質とともに、グルタミン酸などのうま味成分がブロイラーの1.5−2倍といわれる肉の味の深さを感じる。新ソバ(冷・温が選べる)付きで1人前900円。

 「鳥ごぼうそば」は地鶏の鶏ガラでつゆを作り、それに地鶏の肉を入れてダシを取る。地鶏とゴボウのうま味がマッチした一品で同900円。同農園では「年間を通じ提供する。新得とも協力して広めていければ」と

生地は自家栽培小麦100%「石窯焼きピザ」

 「石窯焼きの手作りピザ」は原材料が特徴。生地は同農園で栽培した小麦・ホクシンを使用。石臼でひいた全粒粉で、「鹿追産の全粒粉を使うピザはここだけ」(竹俣課長)。具材はアスパラ、トマト、ピーマンなどいずれも自家製。ゴーダチーズは鹿追チーズ工房。北海地鶏2も入っている。これを石窯で5分ほど焼くと、直径22センチのピザが完成する。1枚600円。

 石窯は幕別の団体と一緒に造り、8月下旬から使用可能になった。同農園では今月から、石窯を使った手作りピザ体験も用意。石窯の準備から食材選定と調達、生地仕上げ、焼成まで1時間45分をかけて行う。石窯使用料は1回5000円。ピザは焼く枚数で価格が異なる。問い合わせは同農園(0156・66・1515)へ。
2008年9月9日の記事
Aコープ鹿追店 レジ袋辞退率2カ月連続5割超
 Aコープ鹿追店(餌取健司店長)のレジ袋辞退率が、2カ月連続で5割以上を維持している。洞爺湖サミット開催や町のエコバッグ全戸配布などの効果で町民全体の意識が向上しているのに加え、7月1日からスタートした、レジ袋使用者に1円以上の任意募金をお願いする削減運動が奏功しているとみられる。このほど同店の森岡勝司生活物資課長が町長室を訪れ、2カ月間で寄せられた2万5167円の寄付金を「環境関連事業の一部に」と寄付した。

 同店では10月スタート予定の全道農協系スーパーに先駆け、募金方式によるレジ袋削減運動を展開中。辞退率は4月に39.1%だったのが、7月末で54%、8月はお盆時期に町外客が増えた関係で辞退率が下がったものの、トータルでは52%だった。9月に入っても同等の数値で推移している。

 募金では、レジ袋を使用する人に1円以上の協力を呼び掛けているため、エコバッグ利用が増えて辞退率が上昇すれば鈍化するはずだが、「取り組み賛同者が予想以上で、エコバッグを使っていても募金してくれる人が多い」(森岡課長)。集まった募金には1円玉が3457枚あった一方、100円玉が97枚、500円玉も1枚入っていた。

 同店では、集まった募金は今後も定期的に町に寄付していく方針。受け取った吉田弘志町長も「しっかりと使い方を考えたい」と約束した。

 スーパー関係では、札幌市内のスーパー10社160店舗でも10月からレジ袋有料化を打ち出すなど、道内でも削減運動が本格化している。先行する形のAコープ鹿追店では「課題は辞退率の維持」とし、町内に毎月全戸配布されるJA通信などで協力を呼び掛けていく考えだ。(植木康則)
2008年9月8日の記事
川の生き物に夢中 鹿追小 然別川で体験授業
 鹿追小学校(舟橋洋二校長)の5年生38人による然別川の体験学習がこのほど、万代橋上流の同河川敷などで行われた。児童らは川に入ったり、釣りざおで魚などを捕まえ、身近な川にすむ生き物の様子を観察した。

 帯広土木現業所鹿追出張所などの協力で、総合学習の一環として取り組んでいる。今回は自由に川に入って遊ぶことと、前回の授業で学んだ川の中の生き物が、実際に生息しているのかどうかを探るのが目的。

 児童たちはライフジャケットを着けて川に入り、泳いだり、水を掛け合ったりと川遊びを満喫。持参した網や釣りざおで、ニジマスやフクドジョウ、イバラトミヨ、アメンボなど生き物を捕る姿も見られた。

 清水君(10)は「生き物がたくさんいることを実感できた。とても楽しくて、然別川が好きになりました」と話していた。この後、指導員による、電気ショッカーを使った魚類調査の実演も行われた。(植木康則)