十勝毎日新聞に掲載された鹿追町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第315回 [ 2008/10/01 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 鹿追めーる
鹿 追 町
町長 吉田 弘志
面 積 402.86平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 シャクナゲ・モミジ・カッコウ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 次世代育成支援対策地域協議会が、保育時間の延長、保育料の減額などを盛り込んだ「子育てプロジェクト」を町に答申(1月)。鹿追町行財政改革推進審議会と町行財政改革推進町民会議が発足。審議会は、13人で構成、同町民会議は総務、福祉、経済、教育の4部会に10人ずつ、計40人で構成。自立を目指した町づくりに向け、本格的な論議に入った(2月)。食用廃油を利用した環境に優しい手作りせっけんや牛乳パックを利用した和紙風のはがきなどを製造している心身障害者共同作業所「鹿追町もみじ工房」が、創立10周年を迎え、式典を開催(3月)。青年団体の連合組織「ピュアモルトクラブ」が組織改革。これまでの“行政依存型”から脱却し、自立型へ(4月)。再建中の鹿追自然ランドで、樹間をワイヤにぶら下がって移動するエアトリップが完成。北海道ネイチャーセンターが管理、運営。国内最大級の規模(5月)。1971年から1987年まで町長を務めた佐渡一男氏が名誉町民を受章。祝賀会で関係者160人が祝った(6月)。札幌商工会議所が主導する「サマータイム導入実験」に鹿追町が参加。2カ月間にわたって窓口業務1時間延長(7月)。瓜幕地区の役場瓜幕支所、ライディングパーク一帯の駐車場などの施設が「道の駅うりまく」に認定。十勝では、11カ所目、町内では2003年の「道の駅しかおい」についで2カ所目の登録(8月)。2004年春に18年ぶりに復活した瓜幕中学校野球部が、西部方面大会で3位。念願の十勝大会へ(新人戦)出場を決めた(9月)。
関 連 リ ン ク
鹿追町役場ホームページ
鹿追町商工会
2008年9月28日の記事
「福原記念館」 展示品一部入れ替え ガラスの花瓶など新たに
 私設美術館「アートコレクション福原記念館」(町泉町1)はこのほど、展示品の一部を入れ替えた。町ゆかりの画家・神田日勝の作品を増やしたほか、「パートドヴェール」という技法を使ったガラスの花瓶などのコーナーを新たに設けた。

 同館は昨年7月、スーパー福原名誉会長の福原治平さんが開設。絵画、彫刻など国内著名作家の作品を中心に展示し、現在までに約1万5000人が入館している。展示品は一部を半年に一度入れ替えており、今回は150点のうち40点が初展示となった。

 神田日勝の作品は11点となり、日勝の実兄・一明氏の「夏去る」(10号)を加えた。また、フランスのガラスアート・ドーム社のコレクションコーナーを新設。バラやアマリリスなどが装飾された、色彩豊かな花瓶や一輪挿しなど29点を並べている。

 このほか、棟方志功の「太虚空の図」(掛け軸)や、高橋波藍の「美人画・双幅」(同)、新たにコレクションに加わった横山大観の「朝嶺」(岩彩)なども見られる。

 開館時間は午前10時−午後5時(入館は午後4時半まで)。毎週月曜日定休(祝日が重なる場合は翌日が休館日)。入館料は一般600円、高校生300円、小・中学生200円。問い合わせは同館(0156・66・1010)へ。(植木康則)
2008年9月27日の記事
例会千回達成 節目祝う 鹿追ライオンズクラブ
 鹿追ライオンズクラブ(上村哲郎会長、会員23人)が例会1000回を達成した。このほど、ほほえみプラザで会員らによる祝賀会を開き、節目を祝った。

 同クラブは1966年7月24日、帯広中央ライオンズクラブをスポンサーに、ライオンズクラブ国際協会331B地区(道東、道北地区)46番目、日本で1106番目のクラブとして設立。例会は毎月第1、第3木曜日に開き、42年目での大台達成となった。例会後、吉田弘志町長が記念講演も行った。

 祝賀会には23人が出席。上村会長は「関係機関に厚くお礼申し上げたい」とあいさつ。会員でもある堀川昌廣町議会議長のウィサーブ(乾杯)の発声で祝宴に入り、畑久雄会員・出席委員長のライオンズローアで閉会した。(植木康則)
2008年9月27日の記事
紅葉を背に秋の釣り 然別湖 ミヤベイワナ解禁
 然別湖での秋のミヤベイワナ(オショロコマの亜種)遊漁が27日午前7時、解禁された。2シーズン制のセカンドステージの開幕。待ちかねた道内外の釣り愛好者が早速、ボートで湖へ繰り出し、釣り糸を垂らした。遊漁期間は10月13日まで。

 ミヤベイワナは世界でも然別湖にしか生息していない希少な魚で、緑や青みがかったつやのある美しい魚体が釣り人の人気。12度以下の低水温を好むため、昨年から秋にも遊漁を解禁している。

 町から遊漁事業を委託されている北海道ツーリズム協会の然別湖事務局によると、この日は水温が14.5度とやや高め。風が強く、安全のため区域を限定しての解禁となったが、訪れた45人の釣り人は紅葉の始まりかけた美しい景色と、強い引きの感触を楽しんでいた。

 同日までの秋の遊漁期間の予約は約200人。1日当たりの定員は45人で、29日を除けばまだ空きがある。申し込み、問い合わせは同事務局(0156・69・7333)へ。(藤原剣)
2008年9月24日の記事
ウチダザリガニ勢力拡大 ミヤベイワナ産卵場所危機 然別湖
 鹿追町の然別湖で生息が確認されている特定外来生物「ウチダザリガニ」が、環境省などによる大掛かりな防除(駆除)の一方で、生息分布域が昨年10月よりも北方へ拡大していることが、同省などの調べで分かった。分布域は希少魚のミヤベイワナが産卵場所にしているヤンベツ川へ年々接近しており、在来環境への悪影響が強く懸念されている。

 然別湖では10年ほど前からウチダザリガニの生息が確認され、2006年度からカニかごなどを使った防除を開始。昨年度は同省、町、道ネイチャーセンターの3者が協力して取り組み、計4122匹(前年度比1664匹増)を捕獲している。ただ、精力的な防除作業の一方で個体群密度はここ数年横ばいで、生息域も拡大傾向にある。

 今年6月の調査・防除では、春の定期防除としては過去最多の計2273匹を捕獲。湖岸から直線上に10メートルごとの仕掛け(カニかご)を設置し、合わせてダイバーによる初の潜水調査を実施したところ、ウチダザリガニの最大生息水深が約22・0メートルだったことも確認された。

 生息分布域は、南限が昨年10月から変わらなかった一方、北限はやや範囲を拡大し、同湖北西のヤンベツ川へさらに接近する形となった。また、潜水調査では水深3、4メートルの平坦な砂泥地でザリガニの巣穴(隠れ家)と思われる構築物も初めて確認された。

 調査に当たった独立行政法人土木研究所の中田和義専門研究員(音更町出身)は、分布域の拡大について「ウチダザリガニの分散速度は非常に速く、ヤンベツ川への侵入も時間の問題と考えられる。ミヤベイワナを含む在来生物保全のため、特に南北限の水域で“捕獲圧”を高める必要がある」としている。(清水生)

来月25日にフォーラム

 然別湖のウチダザリガニをテーマにした第12回大雪山国立公園フォーラム(鹿追町、大雪山国立公園連絡協議会主催)が10月25日午前10時から、同湖畔のホテル福原などで開かれる。

 独立行政法人土木研究所の中田和義専門研究員(音更町出身)が「然別湖に定着した特定外来生物ウチダザリガニの生態と分布域拡大の現状、今後の防除の展望」と題し研究成果を発表するほか、今年6月に同湖で潜水調査に当たった沿海調査エンジニアリング(札幌)の大塚英治取締役部長が「潜水による新たな取り組みとその可能性」をテーマに基調講演する。

 入場無料。開場は午前9時半で、同10時15分からは一般参加者を交えたウチダザリガニ防除体験会を同湖畔で開く。両氏の講演会は午後1時15分から。

 問い合わせは鹿追町役場商工観光課(0156・66・4034)へ。
2008年9月24日の記事
観光名所や特産品紹介 北十勝4町観光連協がパンフ
 北十勝4町広域観光振興連絡協議会(斉藤明宏会長)は、構成する音更、士幌、上士幌、鹿追4町の観光名所や特産品などを紹介するパンフレットを作製した。お菓子や観光名所などの写真ほか、道東道からのアクセスや所要時間なども紹介。ターゲットとする道央圏からの呼び込みに活用する。

 北十勝地方を一大観光エリアとしてPRしようと、初めて作った。「スイーツ&テイスト」として、音更の「くろまめソフト」や士幌の「なまらクリームプリン」など各町自慢のスイーツの写真を掲載。温泉地の写真も併載し、多彩な観光資源をアピールしている。

 片方の面では、4町の主な観光地の位置を地図と一緒に載せた。別に札幌IC(インターチェンジ)や室蘭ICから音更帯広IC間までの距離と、2011年の道東道清水−夕張間の全面開通予定区間なども掲載。札幌、千歳、室蘭から帯広までの所要時間も紹介し、利便性と近さをアピールしている。A3判・四つ折り。4万部印刷し、なくなり次第、増刷する。

 先に士幌などで行った旅行関係者の招聘(しょうへい)事業や、食と観光フォーラムでも配布。10月に札幌で予定しているプロモーションでも配る。同協議会事務局の上士幌町は「道東道で通過するのではなく、立ち寄ってもらうきっかけにしたい」としている。(原山知寿子)
2008年9月24日の記事
白蛇姫舞保存会 釧路「杜の賑い」出演で猛練習
 白蛇姫舞保存会(山田壮一会長、40人)が、28日に釧路市で開かれる「杜(もり)の賑(にぎわ)い」に出演する。地域活性化などを目的に、日本各地の伝統芸能を一堂に集めたイベント。このほど総合演出を務める鷹の羽辰昭さんと音楽監督の山田慧さんが鹿追入り、町民ホールで「然別湖・白蛇姫舞」の最終チェックに臨んだ。

 「白蛇姫舞」はアイヌ民族の伝説をベースにした舞踊で、毎年7月、五穀豊穣(ほうじょう)と町民の安全や健康を祈願する「白蛇姫まつり」で披露されている。本来は20分を超すが、今回は出演時間に合わせて4分に凝縮し、6月から週2回のペースで練習してきた。

 この日は鷹の羽さんらが見守る中、出演者約20人が通しで演技を披露。4分の枠になかなか収まりきらず、鷹の羽さんがストップウォッチを手に「出演者の呼吸が合わなければスピードが上がらず、蛇に命が吹き込まれることもない」と指摘する場面も。スピードや迫力のほか、息遣いに至るまでの生き生きとした白蛇の動きを要求しながら、身ぶり手ぶりで指導し、練度を高めた。

 「これだけのお祭りが地域にあることを知ってもらうと共に、素晴らしい舞台を見せて若者の参加を促したい」と鷹の羽さん。山田会長は「本番までに完成度を高めて成功させたい。地域を盛り上げたい」と話していた。

 「杜の賑い」には、管内から音更町の「北海道笑福芸能・宝来ひょっとこ踊り保存会」も出演する。(藤原剣)
2008年9月23日の記事
威勢よく野菜売り 道の駅しかおいで子供ら出店
 原料仕入れから販売、決算まで、子供たちが商売の一連の流れを体験する「キッズチャレンジショップ2008」の集大成として20日、野菜市が道の駅しかおい直売所前の駐車場で開かれた。子供たちが威勢のいい掛け声で客を集め、収穫したばかりの新鮮な野菜が飛ぶように売れた。

 同事業は町商工会青年部(志賀浩一部長)がサポート。会社の起業から野菜の栽培、販売などを通じ、子供たちにお金と物の流れ、商売の苦労などを知ってもらう。4月に会社「鹿追いいとこ2008」を立ち上げ、町内の小学4−6年生19人が参加してきた。

 ショップでは、この日朝に子供たちが収穫したトウモロコシやキュウリなど7種の野菜を格安で販売。「いらっしゃいませ」「安いよ」などと元気よく声を出し、地域の住民らの人気を集めた。

 社長を務める瓜幕小の伊藤君は「自分で育てたものを喜んで買ってもらえて楽しい」と笑顔。町商工会の上嶋隆夫副部長も「会社の仕組みを理解し、将来は鹿追で商売をしてもらいたい」と話していた。(藤原剣)