十勝毎日新聞に掲載された清水町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第179回 [ 2006/02/08 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 清水めーる
清 水 町
町長 高薄 渡
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
人 口 10,765人
(男5,235人 女5,530人)
面 積 402.10平方キロメートル
花木鳥 スズラン・ナナカマド・ウグイス
□主な動き
 閉校した熊牛小学校を活用し、株式会社「日本教育工房」が北海道芸術高等学校を運営するため、町が国に申請した構造改革特区が認定された(7月)。全国を対象にした単位制の通信高校で、普通コースのほかに音楽やダンスなど芸術コースを設置。町教育委員会が特別免許状を授与することで、地域住民も講師として参加することができる。2006年4月の開校を予定している。

 任期満了に伴う町長選が行われ、現職の高薄渡氏が無投票で再選(1月)。厳しい財政事情を受け、1978年に誕生した国設日勝スキー場が閉鎖(2月)。跡地は町民レクリエーションの森として整備が進められている。

 児童数減少に伴う教育的効果を考慮し、4複式小学校(熊牛・松沢・下佐幌・下人舞)が閉校(3月)。町内の小学校は清水・御影の2校に統合された。町議会は議員定数(現行18)を5減の13とすることを決定(6月)。次期改選期(2007年1月)から適用する。

 住民・議会・行政が協働でまちづくりを進める指針となる「まちづくり基本条例」が制定(9月)。2006年4月施行で、町民参加に必要な情報公開や町民意見提出制度などの手続きを定めている。

 また、全国4つの清水町(北海道・静岡・和歌山・福井県)で締結していた姉妹縁組は、和歌山と福井の清水町が近隣自治体と合併するのに伴い、2005年12月で自然解消した。
関 連 リ ン ク
清水町役場ホームページ
清水町商工会
清水町図書館
清水町アイスアリーナ
2006年2月5日の記事
雄大な自然満喫し滑走 十勝千年の森クロカンフェス
 第7回十勝千年の森クロスカントリースキーフェスティバルが5日午前10時15分から、清水町羽帯の十勝千年の森(ランラン・ファーム)クロカンコースで開かれた。管内外の7歳から84歳まで165人が参加し、日高山脈に抱かれた雄大な自然を満喫しながら滑走した。

 十勝毎日新聞社、十勝クロスカントリースキー協会、ランラン・ファーム主催、清水町教育委員会共催、町健康クラブ、御影歩くスキー同好会協力、帯広市、市教育委員会、清水町、町観光協会後援。参加者は3キロ、7キロ、12キロからコースを選択した。

 開会式では、主催者の林克彦十勝毎日新聞社取締役が「十勝の冬の自然の素晴らしさをクロカンを通じて楽しんでほしい」とあいさつ。高薄渡清水町長の合図でスタートした参加者は、完走目指して思い思いのペースで滑りを楽しんだ。(池谷智仁、北雅貴)

夫婦2人で完走目指す
 大樹町の伊藤啓二さん(64)、淑子さん(60)夫婦は12キロの部に出場。12年前からそろってクロスカントリースキーを始め、啓二さんの会社経営の傍ら、毎週日曜日に帯広市内の岩内仙峡で練習を重ねてきた。「共通の趣味が夫婦仲良しの秘けつ」と淑子さん。「2人で完走を目指したい」と口をそろえ、青空の下を元気よくスタートした。

お気に入りの雄大なコース
 「年を取ればスピードを競う意識がなくなる分、周囲の景色を楽しみながらのんびり走れる」と、今大会最高齢で帯広から参加した吉田豊次さん(84)。1シーズンに5回ほど大会に出る健脚の持ち主だ。「雄大な日高山脈を望めるコースが気に入っている」と千年の森の大会には初回から出場。「スキーは生涯の友。まだまだ走り続けるよ」と笑顔で話していた。
2006年2月4日の記事
琴の演奏3曲を披露 「大正琴さざなみ会」
  「大正琴さざなみ会」(前野啓子代表)はこのほど、町デイサービスセンターで琴の演奏を披露した。

 同会は5年前から同センター利用者と「ふれあい交流」を続けている。今回は10人が訪問し、利用者24人を前に「さくらさくら」「春の小川」など3曲を披露。利用者は演奏に合わせて歌ったり琴を奏でるなど、笑顔で交流を楽しんでいた。
2006年2月4日の記事
台湾スーパー裕毛屋総経理の長井氏が講演 経済活性化フォーラム
 台湾への農畜産物輸出を通じた地域振興を考える「町経済活性化フォーラム」(町農業振興公社主催)が2日、町文化センターで開かれた。台湾スーパー「裕毛屋(ユーマオ)」総経理の長井昭彦氏が講演し、本物志向でこだわり商品の提案を呼び掛けた。(池谷智仁)

 裕毛屋は台中を中心に6店舗を展開。高級スーパー確立を目指し、海産物や乳製品などの道産品を輸入している。

 管内外から農業・商業関係者ら約160人が出席。現場責任者の長井氏は台湾市場や文化などを紹介し、「商品価値は日本と台湾では異なる。既成概念を捨て、客の立場で考えてほしい」と強調。台湾消費者は安全・安心な道産品に信用を寄せているとし、「本物志向の商品を、食べ方とともに提案してほしい。皆さんの提案を受け、テスト販売したい」と述べた。

 続いて、長井氏を交えてパネルディスカッションを実施。JA帯広かわにし参事兼務理事の遠藤広行氏、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所営業係主査の安井美裕氏、布部運輸(富良野)社長の藤田均氏、あすなろファーミング(清水)社長の村上勇治氏がパネリストとして参加した。

 台湾客が多数訪れるワイン城を抱える安井氏は「十勝食材と一緒にワインを提案できれば」、富良野ブランドの輸出定着に取り組む藤田氏は「北海道の良いものを紹介し、観光につなげたい」などと話した。

 裕毛屋との交流のきっかけを築いた道東海大学教授の馬淵悟氏は、コーディネーターの立場から「農業環境が厳しくなる中、海外市場は生き残りのために必要。健康、安全・安心、美容が台湾のキーワードで、北海道ブランドは競争力がある」と述べた。
2006年2月3日の記事
上谷さんが最優秀賞 「道青年農業者会議」農村づくり部門
 このほど札幌市で開かれた「道青年農業者会議」の農村づくり部門で、町作物研究サークル(藤井稔会長、会員48人)の上谷雅俊さん(29)=農業生産法人メロディーファーム勤務=が最優秀賞に輝いた。同サークルが取り組むタイヤショベルの安全対策をテーマにした研究内容を発表、作業免許講習会の開催など実践的な研究成果が評価された。上谷さんは3月の全国青年農業者会議(東京)でも発表することになり、「今後も農作業の安全意識向上に力を入れたい」と話している。(池谷智仁)

来月、全国大会へ
 同サークルは町内の畑作・酪農後継者らで組織し、技術研修や経営講習などを実施している。同会議は道内農業青年の交流が目的で、今年は1月25、26の両日、各地域の代表が作物生産や経営改善など6部門で研究内容を発表した。

 同サークルでは過去10年の町内農作業事故で3人が命を落とした事実を重く受け止め、2005年度の研究課題を「Die(死亡)無し」に設定。「事故死をなくし、命と経営を台無しにしない」との思いを込めた。

 研究では機械導入や免許取得状況などを把握するため町内全農家にアンケートを行い、126件の回答を得た。収穫や牧草の移動など多用途に使えるタイヤショベルの所有率は10年前の2倍に増え、横転などの危険を感じた人が28%いることが分かった。一方、労働安全衛生法に基づく「作業免許」の取得率は24%にとどまっていた。

 タイヤショベルやフォークリフトは大型特殊免許で運転できるが、機械操作には作業免許の所持が求められる。「安全に仕事するには作業免許が必要」と考え、アンケートで75%が取得を希望していたことから、同サークルの呼び掛けで講習会を開催。受講した29人全員が免許を取得した。

 また、周囲の安全確認など作業時の注意点をまとめたパンフレットを作製し、全農家に配布。上谷さんは「作業免許の普及率と安全意識を高めるため、啓もう活動を続けたい」と抱負を語っている。
2006年2月2日の記事
「ソフトブレッド」も新登場 あすなろファーミング新装開店へ
 乳製品を製造・販売する「あすなろファーミング」(町第4線65、村上勇治社長)は1月30日、新装開店した。店頭販売を充実させたほか、十勝産小麦のパンにソフトクリームを組み合わせた「ソフトブレッド」を新発売した。

 これまでは販売と事務所スペースの明確な区別がなかったことから、入りやすいように改善。ショーケースを設置して商品を陳列し、ショップ機能を強化した。今月28日まではリニューアル記念として、商品を購入した客にコップ1杯のあすなろ牛乳を無料提供する。

 ソフトブレッドは、ますやパン(帯広)の協力で実現。十勝産小麦(キタノカオリ、春よ恋、ホクシン)で半円形のパンを作り、ソフトクリームを載せた。あっさり味のパンは硬めで、濃厚なクリームは牛乳や生クリーム、ビート糖に至るまで、すべて十勝産にこだわった。価格は300円。玉置屋新得店、アリオ札幌内のオーガニックレストランでも順次販売する。

 村上社長は「安全・安心でおいしい商品を食べてほしい」と話している。同社は牛に負担を掛けずに搾ったミルクを使い、低温殺菌したあすなろ牛乳などを取り扱っている。(池谷智仁)
2006年2月1日の記事
効果的な宣伝方法模索 とかちしみずモール研究会
 インターネット(IN)上での商店街開設を進めている「とかちしみずモール研究会」(只野敏彦会長)は1月30日、町ハーモニープラザなどで試食会を開いた。販売予定の商品を持ち寄り、消費者の購買意欲を高める方法を研究した。

 同研究は、商業や農業者で構成。販路拡大による商店街活性化や事業者連携による新商品開発などを目指している。町職員有志が「支援プロジェクトチーム」として協力している。

 この日は、メンバーや商工会職員ら20人が参加。調理したそばや牛肉、お菓子などを試食し、レシピの添付や消費期限の短い商品の取り扱いなどで意見を交換。見た人が分かりやすい商品特性の表現を検討した。

 また、INショッピングで実際に全国から商品を取り寄せ、包装や価格などを研究。神戸のお菓子や長野のそばセットなどを清水の商品と比較し、参考になる部分を探した。

 只野会長は「意見を踏まえて改良し、夏前の開設を目指したい」と話している。(池谷智仁)
2006年1月31日の記事
道教大札幌校の臼井教授が講演 幼保・小連携調査研協
 町幼保・小連携調査研究協議会(委員長・横山一男教育長)の講演会がこのほど、町文化センターで開かれた。北海道教育大学札幌校の臼井博教授が、発達段階の子育てや教育について講演した。

 同研究会は発達段階に応じた連続性のある教育を検討するため、調査・実践に取り組んでいる。

 保育所や学校教職員、保護者ら約90人が参加。臼井教授は、幼児は毎日30−40語を覚え、知っている言葉を膨らませて表現する力を持っていると説明。「5−7歳は心と体、社会性が大きく変わる時期。学校教育を前提にすると、自然な発達をスポイル(損なう)してしまう」と、子供の成長に応じた教育の必要性を説いた。

 また、「幼保・小の連携は相互に交流することが大切。より良い教育を願う学校や地域住民らの評価(当事者評価)が重要」と述べた。(池谷智仁)