十勝毎日新聞に掲載された清水町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第292回 [ 2008/04/23 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 清水めーる
清 水 町
町長 高薄 渡
面 積 402.18平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 スズラン・ナナカマド・ウグイス
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 閉校した熊牛小学校を活用し、株式会社「日本教育工房」が北海道芸術高等学校を運営するため、町が国に申請した構造改革特区が認定された(7月)。全国を対象にした単位制の通信高校で、普通コースのほかに音楽やダンスなど芸術コースを設置。町教育委員会が特別免許状を授与することで、地域住民も講師として参加することができる。2006年4月の開校を予定している。

 任期満了に伴う町長選が行われ、現職の高薄渡氏が無投票で再選(1月)。厳しい財政事情を受け、1978年に誕生した国設日勝スキー場が閉鎖(2月)。跡地は町民レクリエーションの森として整備が進められている。

 児童数減少に伴う教育的効果を考慮し、4複式小学校(熊牛・松沢・下佐幌・下人舞)が閉校(3月)。町内の小学校は清水・御影の2校に統合された。町議会は議員定数(現行18)を5減の13とすることを決定(6月)。次期改選期(2007年1月)から適用する。

 住民・議会・行政が協働でまちづくりを進める指針となる「まちづくり基本条例」が制定(9月)。2006年4月施行で、町民参加に必要な情報公開や町民意見提出制度などの手続きを定めている。

 また、全国4つの清水町(北海道・静岡・和歌山・福井県)で締結していた姉妹縁組は、和歌山と福井の清水町が近隣自治体と合併するのに伴い、2005年12月で自然解消した。
関 連 リ ン ク
清水町役場ホームページ
清水町商工会
清水町図書館
清水町アイスアリーナ
2008年4月19日の記事
プロの技を伝授 清水高 陶芸家赤池さん 「集中力育てたい」
 清水高校(安部初雄校長)総合学科の授業の一環で、新得町「くったら焼赤州窯」の陶芸家、赤池武臣さんがこのほど、同校生徒らに陶芸の実技指導を行った。生徒は手ほどきを受け、作品づくりに熱心に取り組んだ。

 赤池さんは新得町文化連盟会長も務め、同校での授業は6年目。選択授業で2年生を1年間、指導する。

 この日は2年生9人が陶芸の基本的な知識を学び、湯飲み茶わんの製作に取り組んだ。赤池さんの指導を受け、ろくろを使いながら指で粘土を器の形に整えた。

 岩瀬由香さん(16)は「粘土から形を作り出すのが難しかった。今後の授業でお皿を作り、家で使いたい」と目を細めていた。

 赤池さんは「陶芸を通して集中力を育てられれば」と期待していた。(安福晋一郎)
2008年4月18日の記事
AED搭載自販機登場 十勝で初 緊急時対応に
 自動体外式除細動器(AED)搭載型の自動販売機が17日、清水町文化センターに設置された。

 同自販機の設置を進める北海道キリンビバレッジ帯広支社によると、十勝では初めて。高齢者らがさまざまな活動で訪れる場所ともあって、緊急時の素早い対応に一役買いそうだ。

 同センターで喫茶「カリヨン」を運営するNPO法人清水町障害者児振興会連絡協議会(中田淳一理事長)が設置した。通常は清涼飲料水などの自販機として使われる。

 同支社によると、同自販機設置のメリットとして、緊急時にAEDの持ち出しの指示がしやすい、日常的に目に触れることで周知が簡単なことがある。

 設置費用は100万円前後と通常の機器の約2倍で、町と同協議会、キリンなどが設置・管理費を負担し合った。中田理事長は「命にかかわることなので、より早く心肺蘇生(そせい)ができれば」、町も「いざというときにはぜひ使ってもらいたい」としている。(安福晋一郎)
2008年4月18日の記事
故郷に英語の“恩返し” 町出身池田さん夫妻 御影小で体験授業
 町出身で、米国に本部を置くインターナショナルスクール教師の夫と世界各国を巡る生活を送っているジョンソン・池田佳美さん(34)が15日、御影小学校(石川満校長、児童108人)で夫婦で英語体験授業を開いた。児童たちはネイティブな英語に触れ、同国の子供らの遊びを通して異文化を学んだ。佳美さんは「今回の帰国で地域のつながりを感じた」と、故郷への“恩返し”ができたことに満足な表情を見せていた。(安福晋一郎)

 佳美さんの夫のデーリックさん(34)は、世界13カ国に学校を持つインターナショナルスクールの教師。佳美さんも同スクールの元教師で、これまで韓国やトルコなどで生活した。5月中旬に中国雲南省昆明へ転任するまでの約2カ月間、佳美さんの実家がある清水町に里帰りしている。

 短期間でも日本語や日本文化を学ばせようと、長男のソロン君(6)は4月から御影小に通学。日本語がわずかに話せる程度のソロン君の受け入れに、佳美さんは「学校の支えのおかげ」と感謝する。2006年度から総合学習の一環で英語学習を導入した学校側の「生の英語を教えてほしい」との要請に応え、今回の授業が実現した。

 授業は2年生15人のクラスで行われ、デーリックさんと佳美さんが英会話で「あなたの名前は」などと質問。子供たちは元気よく答え、発音などに親しんでいた。

 石川校長は「本物の英語に触れ、子供たちの目の輝きが違った。今後も地元の人材や環境を教育活動に生かしたい」と話していた。

 「子供たちが喜んでくれ、とても楽しい時間だった」と佳美さん。学校や保育所で、今は父親、母親となったかつての級友にも出会え、「うれしさでいっぱいです」と笑顔を見せていた。一家は5月中旬に再び日本を離れ、中国での生活を始める。
2008年4月17日の記事
利用者が幸せに暮らせるよう運営 旭山学園が30周年祝賀会
 町内で知的障害者の厚生施設を経営する社会福祉法人「清水旭山学園」(瀬戸重利理事長)の設立30周年祝賀会がこのほど、町御影の飲食店「輝寿し」で開かれた。役員ら12人が出席し、今後の学園の発展と障害者の暮らし向上に決意を新たにした。

 同学園は、みかげ学園旭山寮から事業譲渡を受け、1978年に法人設立。知的障害者厚生施設「清水旭山学園」や「あさひ荘」のほか、特別養護老人ホーム、グループホームなどを展開している。

 祝賀会では、瀬戸理事長が「利用者が幸せに暮らせるよう運営していきたい」とあいさつ。長年、学園の発展に尽力したとして、理事の小原松雄さん(86)に感謝状が贈られた。

 来賓の高薄渡町長のあいさつに続き、横山文雄理事の発声で乾杯し、節目を祝った。(安福晋一郎)
2008年4月16日の記事
タイの大学生 「千年の森」視察 自然生かす設計に関心
 十勝千年の森(ランラン・ファーム、町羽帯南10線)の設計を学ぼうと、タイのチュラルゴン大学の学生ら7人が14日、同所を訪れた。森の全体設計に携わる高野ランドスケーププランニング(音更)の高野文彰代表が説明して回り、学生らは自然を生かした設計技法に高い関心を示していた。(安福晋一郎)

 訪れたのは同大のアリヤ・アルニンタ准教授と学生6人。高野代表が造園に関する国際会議で千年の森を紹介したことで、同大の学生が興味を示し、海外研修として訪れた。

 高野代表がエコツーリズムを体験できるよう工夫した森の構造などを説明し、本格オープンに向け準備が進んでいる「オーナメンタルガーデン」などを視察した。

 学生の1人、アローン・アローンメキンさん(21)は「デザインが深い理念に裏付けられ、自然の特質を生かしている」と感心していた。アルニンタ准教授は「タイでも日本と同様、農業後継者不足で、今後土地利用が変わっていく。こうした公園化は興味深い」と話していた。
2008年4月15日の記事
十勝千年の森 さわやか“山仕事” キノコほだ木打ち体験に20人
 十勝千年の森(ランラン・ファーム、町羽帯南10線)で13日、キノコのほだ木打ち体験プログラムが行われた。管内から約20人が参加。春の日差しに包まれながら、自然の中での“山仕事”に精を出した。

 シラカバの丸太にシイタケ菌を植える「ほだ木打ち」。この日は、帯広市や清水町などから訪れた家族連れらが作業着姿で丸太60本に穴を開け、菌が含まれた種駒を木づちで打ち込んだ。

 初めて体験した池田華菜さん(10)=清水・御影小5年=と弟の岳君(7)=同2年=は「大きくなって採るのが楽しみ」と笑顔。来秋ごろから5年間ほど、春と秋に収穫できる。

 ほだ木打ちの後、参加者にはキノコを使ったピザとスープが振る舞われ、午後からは森を散策した。

 千年の森では大型連休の今月27、29日と5月3−6日に「ほだ木打ち体験」を無料で開く。問い合わせは同森(0156・63・3000)へ。(安福晋一郎)
2008年4月14日の記事
ドライバー見守って 長沼町尾藤さん 長男事故現場で安全祈る
 12年前の交通事故で長男の政則さん=当時(34)=を亡くした空知管内の尾藤良雄さん(72)、節子さん(72)夫妻が、命日の12日、事故現場となった清水町内の国道274号沿いに立つ聖観世音菩薩(ぼさつ)像前で交通安全祈願祭を行った。参列した関係者らは不慮の事故を改めて記憶に刻み、冥福を祈った。

 政則さんは1996年4月12日、日勝峠1合目付近の沿道でチェーン脱着中に通行車にはねられ、死亡した。菩薩像は現場に近い福井牧場の敷地内に、尾藤さん夫妻の願いで建立された。以来、尾藤さんは毎年命日に祈願に訪れている。

 祈願祭には菩薩像を管理する石山地蔵尊管理運営委員会(大石一二委員長)のメンバーや、政則さんを知る長沼町の関係者ら22人が参列。焼香に続き、大石委員長、清水町の草野和好町民生活課長、新得署の能戸亨地域課長があいさつした。

 良雄さんは「菩薩像が道行くドライバーを見守っていると思う。今後も関係者の方と祈願を続けたい」と感謝の言葉を述べた。(安福晋一郎)