十勝毎日新聞に掲載された新得町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第387回 [ 2010/03/03 ] 毎週水曜日更新
十勝めーる >>> 新得めーる
新 得 町
町長 浜田 正利
面 積 1063.79平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 エゾムラサキツツジ・エゾヤマザクラ・エゾライチョウ
関 連 リ ン ク
新得町役場ホームページ
2010年2月27日の記事
PAD外来開始 けいら整形外科医院 西十勝初
来月から 循環器内科、月2回に

 けいら整形外科医院(町3ノ南5、計良基治院長)は3月1日から、北斗病院(帯広市)の協力で行ってきた月1回の循環器内科外来を月2回に拡大。その中で新たに北斗心臓血管センターのサテライトとして「PAD(末梢動脈性疾患)」外来も開始する。専門医師による外来診察で、リスクの高い患者を地元で早期に発見、治療可能性を高める目的。PAD外来は西十勝3町(新得、清水、鹿追)では初めて。

 同医院は2000年から月1回、土曜日に循環器内科外来を実施。近年、患者数の増加で、1日だけでの対応が困難になりつつあった。

 下肢に症状が出るPADは整形外科が初診のケースが多く、同医院でも「全体の半数以上に上っている」(計良院長)。北斗病院は昨年から「北斗心臓血管センター」(吉田一郎センター長)を開設し、管内の5医療機関で出張外来も行っており、今回、患者の利便性も考慮し、同医院での実施を決めた。

 診察は吉田センター長が行う。医院側は足への血流を調べるスクリーニング検査、血流と血管の硬さを見るエコー検査を実施し、「ある程度のところまで、確定診断を受けられる」(計良院長)。軽い場合は同医院で治療、重ければ北斗病院に紹介した後、吉田センター長が担当する。血管内治療(インターベンション治療)の後は新得で経過をみる。

 吉田センター長は「動脈硬化は増えている。足は1つの目安。症状がない人も一度検査を受け、動脈硬化の程度を調べてほしい」と話している。診察日は毎月第1、第3月曜日で、受付時間は午後1時半〜同4時半。患者数が増えれば、将来的には診療日を増やして対応する考えだ。

 問い合わせは同医院(0156・69・5151)へ。(植木康則)

 PAD 下肢のしびれや冷感、間歇跛行(かんけつはこう=15分程度の歩行で足がしびれてくる)などを主な症状とする疾患。喫煙者や糖尿病の人に生じやすく、約6割で狭心症や脳血管障害が合併する。整形外科領域では、腰部脊柱(せきちゅう)管狭窄(きょうさく)症との鑑別が必要になる疾患とされる。
2010年2月26日の記事
子どもセンターなかよしオープン記念 初の将棋大会実現 
新得小の門野君 町長に提案

 町の子育て支援拠点施設「子どもセンターなかよし」のオープン記念行事としてこのほど、「第1回将棋大会」が同センターで開かれた。新得小学校の門野立郎君(5年)が送った「町長レター」をきっかけに実現。門野君は「大会を開いてくれてうれしい」と感謝し、「次回は大人も一緒に対戦するような、もっと大きな大会になってほしい」と願った。

 旧なかよし児童館の将棋クラブに参加していた門野君が昨年秋、「将棋イベントが冬にあれば、人がたくさん集まり、大人から子供まで楽しくなる」と浜田正利町長に“活性化策”として提案。浜田町長が同クラブを直接訪問し、「実現に向けて努力する」と約束していた。

 初の大会には小学校低学年と同高学年合わせて12人が出場し、トーナメント方式で順位を決めた。高学年の部は門野君が優勝、低学年の部では門野君(新得小)が勝った。

 来館した高校生や大人は大会出場こそなかったが、終了後に児童と対局するなど交流を深めた。新得伝統文化こどもクラブで講師を務め、この日の大会を指導した西田義雄さん(73)は「少しずつ規模を大きくしていければ」と話していた。

 将棋ができない子供たちには「どうぶつしょうぎ」の部も設けられ、1〜4年生25人が参加して楽しんだ。最後に全員で、ボランティア「すきやき隊」の女性たちが作ったお汁粉を味わった。(植木康則)
2010年2月25日の記事
新得トムラウシ温泉 “源泉掛け流し”へ調査 秘湯の魅力アピール
 町は新年度、トムラウシ温泉の資源としての有効活用を目指し、熱量や湯量の本格的な調査研究に着手する。事前調査では好感触を得ており、実現すれば「国立公園内にある源泉掛け流しの秘湯」として、温泉ファンや自然環境重視の観光客らへの一層の魅力アピールにつながるとみている。

 第三セクター・トムラウシ温泉東大雪荘の今年度(1月末現在)利用状況は、宿泊が前年比0.2%の微増、日帰りが同1.9%増。ただ、前年は改装による一時休業もあったためで、年々減少の傾向をたどっている。「景気低迷と温泉ブームが一段落したことが要因」と分析。今年度は3年ぶりに黒字確保できる見通しだが、集客増は経営面での大きな課題だ。

 町によると、同温泉は湯元で97度の湯温があり、毎分約200リットルの湯量を誇る。現在は熱交換機など施設の老朽化で適温まで下げきれず、60度まで調整し、一部加水した後に湯船に注いでいる。

 今年、道立地質研究所に技術指導と湯量などの簡単な調査を依頼したところ、湯量も湯温も申し分なく、源泉掛け流しは可能とのアドバイスを受けた。町は熱交換機の更新などで源泉掛け流しの温泉となれば、「秘湯感」とともにPR効果が高まると期待している。

 また、同荘では給湯用と暖房用に年間195万円(2008年度実績)の重油を使用しているが、町は源泉の熱や排湯を利用することで省エネを実現、併せて大雪山国立公園内にある温泉として環境に優しい点もアピールできるとみている。

 新年度予算案が可決されれば、本格的に調査を委託。設備投資額や休業に必要な日数などを算出した上で、11年度の予算編成時期までに有効活用に関する最終的な判断をする構えだ。(植木康則)
2010年2月23日の記事
クラブメッド・サホロが初企画  新得・清水連盟有志 剣道の形など披露
海外客 “サムライ”に歓声

 新得剣道連盟(定好勝二会長)と清水剣道連盟(澤田智会長)の有志が20日、クラブメッド(本部フランス)が運営するバカンス村「クラブメッド・サホロ」(町狩勝高原、ベン・マーティン支配人)のステージで、剣道の形や模範試合を披露した。海外からの宿泊客は、日本の“サムライ”の、気合十分な掛け声や竹刀のぶつかる音に、終始興奮した様子だった。

 クリスマス時期と並んで宿泊客の多い中国の旧正月に当たる期間中に、日本らしいイベントを見てもらおうと、同施設で初めて企画。両町の剣道連盟に打診した。

 「スペシャルイベント」には清水から3人、新得から4人が参加。約100人が見守る中、清水町内で英語教師を務める阿部壮太郎さん(三段)が「求道者」としての剣道の精神や、技などの技術的な部分を英語で解説しながら、切り返しや、模造の真剣を使った日本剣道形10本を披露。最後に試合げいこも見せた。大きな掛け声とともに1本を決めると、大きな歓声が上がった。終了後、舞台上で記念撮影を実施。刀を持った姿を写してもらった、ドイツから来たキャラちゃんは「初めて持った刀は、とても重かった」とにっこり。ほかの観客たちも「竹刀の音にとても興奮した」「いつかチャレンジしたい」などと好評だった。

 澤田会長は「外国の方に、日本の剣道に少しでも触れてもらえた。子供たちが寄ってきてくれてうれしかった」といい、定好会長も「楽しくできてよかった。機会があればまた披露したい」と話していた。(植木康則)
2010年2月22日の記事
料理や加工品ずらり JA新得町女性部 よろず展盛況
 JA新得町女性部(村中順子部長、部員70人)の「第26回生活よろず展」がこのほど、町公民館ふれあいホールで開かれた。町内外から大勢の人が訪れ、会員の手作り作品に見入ったり、地場の農畜産物を生かした料理を味わうなど楽しいひとときを過ごした。

 女性部員の親睦(しんぼく)を図るとともに、農村に伝わる知恵や工夫を広く普及・継承する目的。部員らによるアイスクリームや漬物、みそ、ケーキなどが販売されたほか、カボチャやゆり根、そばなど地場の農畜産物を使った農村女性の手作り料理展示コーナーには、約50品のメニューが並んだ。

 来場者は、各メニューに添付されたレシピを興味深くのぞき込んでいた。

 農畜産物消費拡大コーナーでは、デンプンがきや牛乳豆腐、大学ゴボウの試食も人気を集めた。フリーマーケットも盛況。午後からのアトラクションでは会員らがダンスや踊り、歌を披露し、会場を沸かせた。(植木康則)