十勝毎日新聞に掲載された帯広市の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第408回 [ 2010/07/27 ] 毎週火曜日更新
十勝めーる >>> 大樹めーる
大 樹 町
町長 伏見 悦夫
面 積 816.38平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 コスモス・カシワ・ヒバリ
関 連 リ ン ク
大樹町役場ホームページ
大樹町農業担い手センター
2010年7月24日の記事
大樹町で旧石坂小校舎を活用した郷土資料館オープン
オープンした資料館で展示品を見て回る来館者
 【大樹】2009年3月に閉校した石坂小学校の校舎を活用した「町郷土資料館」が23日、オープンした。正面玄関で看板の除幕式が行われ、出席者が完成を祝った。展示品は、町が収集した昭和初期の生活用品など約2000点。町教委は「年配の方に懐かしさを感じてもらえる内容」と多くの来館を呼び掛けている。

 町は大樹の文化遺産を保存・活用しようと、05年ごろまで約30年間にわたり、町民に呼び掛けて郷土資料を収集。今回、旧石坂小校舎を改修し、町郷土史研究会(山地幹夫会長)が開館に向け、展示作業を進めてきた。

 教室だった6室計約400平方メートルと廊下を使い、農業や工業、商業などの分野別に資料を展示。火のし、手回し洗濯機、紡毛機などの生活用品や、大樹ならではの砂金掘り道具、農機具や漁具も豊富にそろっている。

 除幕式には関係者ら約60人が出席。伏見悦夫町長が「町郷土史研究会の協力もあり、素晴らしい施設ができた。子供の勉強する場としても活用してほしい」とあいさつし、小谷内勲町議会議長らとともに看板の除幕を行った。

 入館無料。午前10時~午後4時。月曜日休館(祝日の場合は翌日)。

 問い合わせは町教委社会教育課(01558・6・2133)へ。(佐藤圭史)
2010年7月23日の記事
大樹で音更小児童が地引き網体験
地引き網で魚を捕まえ、喜ぶ音更小の児童
 【大樹】町浜大樹の海岸で21日、音更小学校(吉村泰之校長、児童471人)の5年生79人が地引き網を体験した。

 同校5年生は社会科で水産業について学んでおり、実際に地元の漁業に触れようと、大樹漁協青年部(神山浩久部長)に協力を依頼した。

 児童は青年部員約10人とともに「よいしょ、よいしょ」と声を合わせ、2本のロープをたぐり寄せた。網を揚げるとカジカやガンジ、ウグイなどの魚が入っており、魚に触れながら間近で観察した。

 橋本君(10)は「生魚をこんなに近くで見たことがなかった。触ると、とても軟らかい」と話していた。(佐藤圭史)
2010年7月23日の記事
海難防止標語の優秀3作品決まる
 【大樹】広尾海上保安署(武石勇署長)と道漁船海難防止・水難救済センター十勝支部(支部長・亀田元教広尾漁協組合長)は、今年度の海難防止呼び掛け標語の優秀3作品を選定し、20日に大樹・中島小で感謝状の授与式を行った。

 選ばれた標語は「あぶないよ 自分の命 大切に」(佐藤さん=大樹中島小)、「あなたの帰り 皆が待ってる あなたの笑顔」(宮崎さん=広尾第二小)、「持っていこう 家族の絆(きずな) オレンジベスト」(中村さん=豊頃大津小)。

 今年度は広尾、大樹、豊頃の3校から103点の応募があった。優秀作品は救命衣の重要性や事故防止をPRするため、標語看板にし、同海保の事務所外壁に設置する。

 主催者は22日までに各校を訪問し、学校と優秀作品の児童に感謝状を贈った。中島小には武石署長や大樹漁協の神山久典組合長が訪れ、佐藤さんらに感謝状を手渡した。佐藤さんは「自分自身も、海や川には必ず大人と一緒に行きます」と話していた。(佐藤圭史)
2010年7月22日の記事
離任のAETブラウンさんに色紙贈る 大樹・尾田中
尾田中の生徒と記念撮影に納まるブラウンさん(前列中央)
 【大樹】町教委のAET(英語指導助手)アーロン・ブラウンさん(23)が、今月で1年間の任期を終える。このほど尾田中学校(清田忠春校長、生徒15人)で、生徒から感謝の意を込めた色紙などが贈られた。ブラウンさんは「大樹は第二の故郷。多くの方に感謝している」と話している。

 ブラウンさんは米国ミネソタ州出身。2009年7月に赴任し、町内の小・中学校で英語を指導、町民向けの英会話教室も開いた。「英語の指導は大きな挑戦だったが、うまく教えられたのでは。逆に日本語も学べて良かった」と振り返る。

 休日は日本料理を学び、アポイ岳(日高管内様似町、810メートル)の登山も経験した。「カレーライスが一番好き。たこ焼きやチャンチャン焼きも作れるようになった」と笑顔を見せる。

 尾田中では生徒を代表して山下君がブラウンさんに色紙を手渡し、アメリカ流に抱き合って別れを惜しんだ。山下君は「ブラウンさんは日本のアニメにも詳しく、授業は面白かった」と話した。(佐藤圭史)
2010年7月22日の記事
森圭介大樹小教諭が学級通信コンクールで新人賞
学級通信と賞状を手に新人賞を喜ぶ森教諭
 【大樹】学校教諭が作る各種通信のコンクール「第6回プリントコミュニケーションひろば」(財団法人理想教育財団=東京=主催)で、大樹小学校(伊藤俊一校長、児童258人)の森圭介教諭(27)の学級通信が新人賞に選ばれた。道内最高位で2年連続の入賞。森教諭は「さまざまな姿を見せてくれる子供たちのおかげ」と喜んでいる。

「スクラム」 子供の様子 写真で紹介
 同コンクールは学校でのコミュニケーション環境の醸成を目指し、小・中・高、特別支援学校の教育関係者が発行した「通信」を表彰する。今回からコンテストや各賞の名称が一部変更となり、昨年度分を対象に全国から473点の応募があった。入賞は26人、4校。新人賞は職歴5年までの教諭が対象。

 森教諭は昨年度、小学校教諭を務めて5年目で5年生を担当。2日に1回の割合で学級通信「スクラム」を144号まで発行した。教室掲示用のカラー版と、児童に配布する白黒判の2種類。基本的な連絡事項のほか、学校行事での子供たちの様子を写真付きで感想を交えて紹介。「レイアウトは写真と文字のバランスにこだわった」という。

 講評では、子供たちの活躍と成長を学級通信で見事に伝えていることが評価され、伊藤校長も「目に飛び込んでくるようなレイアウト。ほかの先生たちの参考になれば」と話す。

 森教諭は現在、6年生を受け持ち、学級通信も発行中。「小学校教諭となり、今年度ですべての学年を受け持つことになった。区切りの年ということで、もう1回、コンテストに挑戦したい」と張り切っている。(佐藤圭史)
2010年7月21日の記事
大樹で農業青年と独身女性が交流
 【大樹】農業青年と独身女性が交流を深める「農業体験ツアー出逢いたいき」(実行委員会主催)が17、18の両日、町内で行われた。

 町農業担い手センター(理事長・坂井正喜JA大樹町組合長)を中心とする実行委員会が主催。町内の20~40代の農業青年8人と十勝管内などの20代の女性6人が参加した。

 初日のチーズ作りでは、参加者は協力し合いながら、レンネット(凝乳酵素)を入れて凝固させた生乳をかくはんするなどした。手作りしたチーズは、3~4カ月熟成させた後、参加者に送られる。この日は、花火やスイカ割り、肝試しなどの盛りだくさんの内容で、和気あいあいと時間を過ごした。参加した20代の男性は「なんとかいい出会いにしたい」と笑顔を見せていた。(佐藤圭史)
2010年7月19日の記事
東京農業大学などが大樹で希少シジミを調査
サンプル用のシジミを採取する東京農業大の学生ら
 【大樹】町内の生花苗沼(オイカマナイトー)でこのほど、シジミ漁が1日限りで解禁されたのに合わせ、東京農業大生物産業学部(網走市)などがシジミの調査に訪れた。同沼のシジミは5センチほどの大粒で全国的に珍しく、学術的にも注目されている。教授や学生らがシジミのサンプルを採り、今後、持ち帰って分析を進める。

 調査に訪れたのは同生物産業学部と道環境科学研究センター(札幌)、北大理学部(同)、学習院女子大(東京)の計7人。解禁日の14日に、胴長をはき、ぬかるみの厳しい沼地でシジミを採取した。

 学習院女子大を除く3者は2006年から、共同研究としてシジミの遺伝子、同沼の水質や水流などを分担して調べている。同生物産業学部の園田武講師は「遺伝子としては、通常市販されている国産シジミと同じ。ただし成長の速さは著しい」と話し、この日採ったサンプルを使い、さらに研究を続ける。

 今回が初めての調査となった同女子大からは、品川明教授が来町。「沼底の地盤が非常に軟らかく、シジミの生息環境としては最適。沼の塩分濃度が低いと聞くので、シジミのうま味にどのように影響しているのか調べたい」と興味を示していた。

 生花苗沼は太平洋に面し、海水と淡水が入り交じる。大樹漁協(神山久典組合長)がシジミの漁業権を持ち、08年以降は年1回、解禁している。(佐藤圭史)