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大樹町とは・・?
十勝年鑑2005(本社刊行)より

人口6,622人
   (男3,225人 女3,397人)
町長 伏見 悦夫

◎主な動き
 大樹町職員の乾飛鳥さん(32)が「どさんこ同人K2登山隊2004」(松本政英隊長、隊員5人)のメンバーとして8月、標高世界第2位の高峯「K2」(8,611メートル、パキスタン北部、カラコルム山域)の登頂に成功した。道内の登山隊としては初の快挙となった。乾さんとともに登頂に成功したのは、竹迫智也さん(29)=帯広市、元北洋銀行勤務=、松本隊長(40)=札幌市=。「ハイポーター」と呼ばれる荷揚げ専門隊を雇わず、隊員が自力で“非情の山”の頂を制覇した。
 町多目的航空公園では今年度から、独立行政法人の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と情報通信研究機構(NICT)が研究・開発を進める「成層圏プラットフォーム」の実験が本格化。定点滞空試験用の飛行船(全長68メートル)を遠隔操作で飛ばし、飛行特性のデータ取得などの実験に取り組んでいる。同プラットフォームは、高度約20キロに通信機材などを搭載した無人飛行船を滞空させ、地球観測や通信放送に活用する計画。
 また、道工大の佐鳥新助助教授ら有志が2007年度の打ち上げを目指している道産の超小型人工衛星の愛称を「大樹」と決めるなど、「宇宙のまち」への注目度は高まっている。
 大樹高校(安田謙一校長)の吹奏楽局は、8月に札幌で開かれた第49回北海道吹奏楽コンクール(道吹奏楽連盟など主催)に出場。高校の部C編成(25人以下)で4年連続の金賞を獲得した。金賞は3校が受賞。東日本学校吹奏楽大会の道代表(上位2校)には選ばれず、3年連続の出場権獲得はならなかったが、レベルの高い演奏を改めて披露した。
 厳しい財政状況の下、4月からは下水道使用料や保育料、体育施設など公共施設の利用料が値上げされた。

大樹町関連リンク
大樹町役場ホームページ
大樹町農業担い手センター
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次回第130回掲載は2月22日。お楽しみに!
市街地の集客増で意見や提案 大樹で「空き店舗活用フォーラム」

[ 2005年2月12日の記事 ]

 町産業課商工観光グループと町商工会TMO推進課が主催する「空き店舗活用フォーラム」が10日、町経済センター多目的ホールで開かれた。昨年行われた街なかサロン実験店舗「ぷらっと」の結果を踏まえ、空き店舗を活用した中心市街地の活性化について議論を交わした。
 「ぷらっと」は町二条通の旧コスモフードを使用して昨年7月から10月までの20日間開かれ、計843人が来店した。今年の営業は未定。
 同フォーラムでは、中心市街地活性化タウンマネジャーの小川富之氏(札幌市在住)がコーディネーター、伏見松男町産業課長、町商工会の奥田眞行、杉本和雄両副会長、堀川俊明理事がパネリストを務めた。
 来場した約20人の関係者とも相互に意見をやりとりし、「農業や漁業などの一次産業と市街地の商業者とのタイアップが必要」「市街地の商店がスクラムを組んで事業に取り組むべきだ」などの声が寄せられた。
 また、「町内の資源や人材を生かし切れていない」との意見も多く、「町内の人的財産の情報を商工会で集約してはどうか」などの案も出た。
 町産業課と町商工会では、市街地の集客増を目指すソフト事業について、今後も協議を重ねていく。(松村智裕)
皮膚病など効果期待 温泉医学の面からPR 大樹町営晩成温泉「高濃度ヨード泉」 専門家と連携し研究

[ 2005年2月11日の記事 ]

 皮膚病などの治療に大きな効果が期待される「高濃度ヨード泉」として、町営晩成温泉の温泉水を調査している独立行政法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の三田直樹主任研究員らが9日、同温泉で昨年5月に続く再調査を行った。三田氏は「今後は大樹町と(同研究所で)共同研究契約を結びたい」とし、伏見悦夫町長も「ヨード泉の効能を具体的に打ち出すため協力を得たい」と連携に合意。町は温泉医学の面から、同温泉を積極的にPRしていく。(松村智裕)

 この日来町したのは、三田氏や同研究所北海道センター(札幌市)の永石博志工学博士ら4人。前回の調査で温泉水のヨウ化物イオン含有量は「他の温泉と比べてケタ違い」(三田氏)という10ppm以上を計測。今回は昨年5月に調査し切れなかった酸素と天然ガスの濃度、微粒子の混合具合など補足的な情報をセンサーやレーザーで測定し、サンプルを採取した。
 調査後、同温泉事務所で伏見町長と面談した三田氏は「ヨード主産地の千葉県と比較してもこれだけ高濃度のヨード泉は珍しい。医師と協力し、アトピー性皮膚炎や手術後のリハビリなど具体的なモニターによる調査を行ってはどうか」などと提案した。
 ヨウ化物イオンから形成するヨード(ヨウ素)は、体の代謝を活発にする甲状腺ホルモンの主原料。海藻類に多く含まれ、医薬品の原料にもなっている。町産業課では「来年度にも温泉成分を詳細に分析し、晩成温泉の希少価値を高めたい」と、“原石”をさらに磨き上げる考えだ。
変わったチョコでアピールしてみませんか 大樹で地元製品集め「バレンタインフェア」

[ 2005年2月10日の記事 ]

 町商工会は「バレンタインフェア」と銘打ち、道の駅・コスモール大樹の1階特産品コーナーに地元店のチョコレートなどを置いている。注目はフレッシュタイプの地元産チーズで生チョコレートを作るセット。同商工会では「バレンタインには一風変わったチョコをプレゼントしては」とPRしている。
 この商品は雪印乳業の「生チョコキット」(525円)。帯広市内でも一部でしか販売されておらず、南十勝で置いているのは同道の駅のみ。
 同製菓キット内には、クーベルチュールチョコレートとココアパウダー、プレゼント用の箱が装入されている。これに別売りの雪印乳業大樹工場製「北海道フレッシュチーズスノウブラン」(フロマージュブラン、マスカルポーネ、各252円)で本格的な生チョコ作りが楽しめる。また、チーズに添付されているラズベリーソースやエスプレッソソースで酸味やコクなど深い味わいも演出できる。
 同コーナーには「お菓子のひろせ」の巨峰チョコレート(400円)や動物型チョコレート(890円)などの手作りチョコレートも置いており、同店のケーキもバレンタインの数日前から販売する予定。(松村智裕)
農業法人会情報を交換 大樹で合同研修会

[ 2005年2月9日の記事 ]

 町農業経営法人会(鈴木英博会長)とTACS(十勝農業法人組織)の合同研修会が7日、町内の農事組合法人コスモアグリで開かれた。
 同法人会は町内のほか広尾町、忠類村で農業経営を営む20法人が加盟。2000年4月の設立以降、定期的な研修会を開いている。
 TACSは昨年3月に管内中部4市町村(帯広、芽室、中札内、更別)の11農業法人が設立。両法人会の交流は今回が初めて。
 この日は25人が出席し、コスモアグリのミルキングパーラーやフリーストール牛舎などを見学。その後、両法人会が事例を発表し、従業員やパートなど各法人の雇用体系やトラブルを起こした際の対処法、農業機械による事故を予防する危機管理などについて情報を交換した。両法人会では今後も定期的な交流を図る考え。(松村智裕)
飛行船の写真、入浴客ら鑑賞 晩成温泉で展示会

[ 2005年2月9日の記事 ]

 町で昨年実施された「成層圏プラットフォーム」計画・定点滞空飛行試験について紹介する写真展(町主催)が、町営晩成温泉で開かれている。28日までの予定。
 同写真展は1月23日まで、道の駅・コスモール大樹で開かれた。今回は独立行政法人・宇宙航空研究開発機構(JAXA)と情報通信機構(NICT)、町が撮影した写真35点や飛行船用の特殊な膜材を、浴場までの渡り廊下に展示。温泉道具を抱えた人たちが、通信放送や地球観測の実験に活用された無人飛行船(全長68メートル)の写真などを気軽に鑑賞している。
 入館には同温泉の入浴料(大人400円、小・中学生200円)が必要。開館時間は午前10時−午後10時。休館日は毎月第2、4火曜日。(松村智裕)
ヒトデ堆肥を販売へ 大樹産業クラスター研が試験成果報告 「良質な肥料証明された」

[ 2005年2月8日の記事 ]

 大樹産業クラスター研究会(片岡文洋会長)は15日、帯広ワシントンホテルで「ヒトデ堆肥(たいひ)化実証試験」の成果を報告する。同実証試験は道が2002年度から04年度にかけて同研究会に委託しており、今回の発表はその集大成。片岡会長は「データから良質な肥料としての効果が証明された」とし、近くヒトデ堆肥を製品化し、販売する考えだ。(松村智裕)

 ヒトデは近年、道東の太平洋沖で大量発生。毛ガニやツブかご漁の際に混入し、漁業活動に影響を及ぼしている。陸揚げされた後は一般廃棄物として処分するため、1トン1万−1万5000円の処理費用も頭を悩ませる要因となっている。
 町内の漁港でも年間300トン前後のヒトデが陸揚げされているため、同研究会が数年前からヒトデを牛ふんに混ぜて発酵させ、堆肥化する研究に着手。それに注目した道が実証実験を委託し、片岡会長、帯広畜産大学名誉教授の美濃羊輔さんらが研究を続けてきた。
 片岡会長は町内の「夢がいっぱい牧場」で、大樹漁協から運搬されたヒトデを重機で牛ふんに混合。異臭を放つ生ヒトデが3日ほどで発酵し、原形をとどめなくなるという。
 今年度は初めてヒトデ堆肥による本格的な作物の栽培試験を実施。ヒトデ堆肥を使用した畑と、窒素、リン酸、カリウムの単肥を標準値で施した畑を比較したところ、ヒトデ堆肥畑の収穫量は大豆で24%増、大根は16%増などを記録。それぞれの畑の窒素、リン酸、カリウムの成分量は調節し、同じ値としていたため、「生育を促進させるヒトデの効果が証明された」と片岡会長は話す。
 道からは特殊肥料の生産・販売の認可を受けており、片岡会長は「ヒトデの循環型リサイクルシステムは実証された。今後は漁業系廃棄物を有効な資源として活用できる」と、ビジネス展開に期待を込める。
 十勝支庁が主催して開かれる15日午後2時からの報告会では、片岡会長や美濃さんらが試験結果やヒトデ堆肥の製造法などを語る。管内をはじめ、釧路や日高の漁業、農業関係者、行政担当者らが集まる予定。同報告会に関する問い合わせは十勝支庁水産課(24-3111)へ。
元Jリーガー“熱血”指導 大樹中サッカー部で村田さん

[ 2005年2月6日の記事 ]

 大樹中学校(長井久男校長、生徒170人)のサッカー部(東拓監督、部員13人)が6日までの3日間、コンサドーレ札幌でもプレーした元Jリーガー村田達哉さん(32)の“熱血”指導を受けた。
 村田さんは昨年12月にベガルタ仙台を引退したばかり。コンサドーレ札幌には1996年から2000年まで在籍し、左サイドバックとして活躍した。
 今回の指導は、村田さんの友人である杉山真吾さん(42)=札幌市在住=が大樹町出身のため実現。「子供たちにサッカーを教えてほしい」という願いを村田さんが快諾した。
 初日の4日は引退した3年生を含め18人がトラップやパスなどの基礎練習、ミニゲームで汗を流した。最初は緊張気味だった生徒たちも、「コミュニケーションが大切だよ」と強調する村田さんの指導を受け、声を出して積極的なプレーを展開するようになった。
 5日は池田町で開かれた第6回全十勝ユースフットサル選手権も観戦し、「同じ子供たちを3日間見続けるのは初めてでいい経験になった。可能性がある子もいて、将来が楽しみ」と村田さん。主将の戸田勇輝君(2年)は「すごく参考になった。もっと教えてほしい」と名残惜しそうだった。(松村智裕)
 
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