十勝毎日新聞に掲載された豊頃町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第386回 [ 2010/02/26 ] 毎週金曜日更新
十勝めーる >>> 豊頃めーる
豊 頃 町
町長 宮口 孝
面 積 536.52平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 エゾムラサキツツジ・ニレ
関 連 リ ン ク
豊頃町役場ホームページ
2010年2月23日の記事
資料研究「雪解け」創刊 北大などの「君尹彦氏文書調査団」
豊頃での第1次調査報告 

 大津・十勝川学会初代会長で元道教育大教授の故・君尹彦(きみ・のぶひこ)さんが豊頃町に残した膨大な資料について整理・研究する、「君尹彦氏文書調査団」のニュースレター「雪解け」の創刊号がこのほど発行された。昨年8月21〜23日に実施した第1次調査の報告をまとめている。

 君さんは浦幌町出身で道学芸大(当時)札幌分校卒。道立図書館北方資料室長、道教育大助教授などを歴任し、2002年に同学会会長に就任した。豊頃町内の二宮報徳館(旧二宮小学校)に研究資料を持ち込み、郷土史研究を展開したが、一昨年9月に72歳で死去した。

 第1次調査団は北大大学院の白木沢旭児教授が呼び掛け、4大学の教員・学生・大学院生、道立図書館、道開拓記念館職員ら26人が参加。報徳館の4つの教室の段ボール約700箱、推定10万点の資料の分類とナンバリング、保存作業に着手した。

 「雪解け」はA4判、6ページで、資料の状態や作業手順、今後の展望などがつづられている。タイトルには、雪の下から新しい命がいぶくように、このニュースレターが発展し、将来、他の調査でも使われるようにとの願いを込めた。参加学生の感想も掲載しており、浦幌町出身の部田麻紗乃さん(札幌大2年)は「膨大な資料に触れることができ、とても楽しかった。夢が学芸員なので経験は貴重」とつづっている。

 幹事の菅原慶郎さん(北大大学院修士課程)は「来年度以降はさらに多くの大学を巻き込み、北海道の歴史学に寄与していくことを期待したい」と結んでいる。調査は継続して行われる予定。「雪解け」はこのほど関係者に配布された。(大笹健郎)
2010年2月23日の記事
二宮尊親の業績もっと広めたい 冊子執筆の佐藤研究員 町民大学講座で語る
 町民大学講座がこのほど、える夢館で開かれた。二宮尊親の一生と業績をまとめた冊子を執筆した、町郷土資料調査研究員の佐藤信勝さんが「二宮尊親に導かれて〜報徳の実践を目指して」と題して講演した。

 同冊子は二宮地区の開拓に尽力した尊親について、体系的に資料を整理した初の書物。町教委が1月に500部を作製している。

 佐藤さんは祖父の二宮尊徳に比べ、尊親の知名度が十勝でも低い現状を指摘。「もっと知ってもらわねば。それだけの価値がある人物」と述べ、生まれてから豊頃に入植するまでの人生を語った。執筆に当たって参照した相馬市門外不出の資料「開墾料下渡願書」の記述などを紹介し、「極めて信頼性の高い文書」と説明した。

 講演は2回連続。次回は3月4日午後6時半から同会場で行い、入植後について話す予定。(小林祐己)
2010年2月20日の記事
千葉君(豊頃中)十勝造形サークル委員長賞に 馬の絵展で2年連続入賞
 第15回馬の絵作品展(鹿追町教委など主催)で、豊頃中学校の千葉君が十勝造形サークル委員長賞を受賞した。2年連続の同展入賞で、「次は一番いい賞を取れるよう頑張りたい」と話している。

 千葉君は豊頃小時代から数々の絵画コンクールに入賞し、6年生の時から同中の坂東学教諭が指導する町の美術講座でパステル画を勉強。今回は町内でばん馬を飼う農家を訪れ、力強いタッチで馬の顔を描いた。

 入賞作品は馬が絵を逆にのぞき込んでいるような大胆な構図で、「迫力がある方がいいと思った」と千葉君。馬の皮膚の感じを上手に表現しており、「筋肉の感じが出るように影のところを気を付けた。良くできたと思う。(受賞は)うれしかった」と喜ぶ。

 坂東教諭も「構図に迫力があっていい。よく見て細かいところも表せるのが才能」と評価している。

 千葉君は「(絵画は)色を付けたら、どんどんリアルになっていくのが楽しい。これからは時間をかけ、細かい背景なども描きたい」と一層の頑張りを誓っている。(小林祐己)
2010年2月18日の記事
10人の熱演に子供たちくぎづけ 大谷短大の学生 演劇披露
 幼児芸術鑑賞会がこのほど、える夢館で開かれた。帯広大谷短大総合文化学科の学生10人が演劇を披露し、子供たちを楽しませた。

 同短大講師の海保進一さんから演劇などを学ぶ2年生による毎年恒例の豊頃公演。今年は「3匹のこぶた」「麦わら帽子」と、海保さんが十勝小唄とわらしべ長者をベースに書いた「金が降る十勝の長者」の3本を上演した。

 保育所の園児ら約50人が来場。学生たちの熱演に見入り、ユーモラスな動きには声を出して笑った。代表の東木しづえさん(21)は「子供たちが楽しんでくれたのが舞台上で分かった」と喜んだ。

 海保さんは「チームワークが取れ、ほがらかに楽しくできた」と評価。「演劇から正しい日本語と動作、教養を身に付けることが目的。やがて母になったときの情操教育にプラスになる。人生に役立つと思う」と話していた。(小林祐己)