十勝毎日新聞に掲載された浦幌町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第286回 [ 2008/03/13 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 浦幌めーる
浦 幌 町
町長 水沢 一広
面 積 729.64平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ハマナス・ナナカマド・アオサギ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 豊頃町と協議を進めていた町村合併は、「事務組織及び機構の取扱い」について賛成が得られず、第9回東十勝合併協議会を最終会議とし、昨年2月28日に同協議会を廃止した。

 「まちづくり政策課」の新設など町長部局を現行8課から6課とするなどの組織機構改革を実施(3月)。さらなる行政改革を通して財政再建に努めるため、公共施設(公民館やスイミングプールなど)開館時間や期間、使用料、管理運営方法を見直し。アイスアリーナについては、関係団体による運営とした。今年4月の家庭系ごみなどの「くりりんセンター」(帯広市)搬入に伴い、指定のごみ袋4種類を作製し、新料金体系を決定(9月)。児童数の減少を背景に、PTAはじめ地域住民との話し合いを経て吉野小学校と常室小学校を廃校とし、同2校を浦幌小学校に統合した。

 会員自らの運営を目指した「浦幌消費者協会」が発足(3月)。町内漁業者でつくる共同企業体「八協水産」が15年ぶりに定置網漁船「第十七協進丸」を建造した(7月)。建設業者らの「オーストリッチ浦幌」は道のモデル事業に採択(8月)され、山ワサビに関連した商品開発を目指している。第30回を数えた「うらほろふるさとのみのりまつり」では、15年ぶりに上浦幌開拓太鼓が復活、約1万8,000人の来場者を沸かせた。
関 連 リ ン ク
浦幌町役場ホームページ
浦幌町商工会
浦幌町立図書館
2008年3月6日の記事
進学、就職 生徒ら真剣 浦幌高で進路ガイダンス
 浦幌高校(竹内和男校長、生徒50人)でこのほど、1、2年生対象の進路ガイダンスが行われた。管内外の大学や企業などから14人が講師として訪れ、生徒たちが熱心に耳を傾けた。

 町内から浦幌消防署と民間企業・団体の計4人ほか、町外からは帯広大谷短大や北翔大学(江別市)、専門学校札幌ビジュアルアーツなどの計10人が講師を務めた。

 1年生15人は専門学校、大学・短大、就職の3グループに分かれ、2年生23人は1−7人の小人数でそれぞれ興味のある分野の講師の所へ。保護者10人も参加し、生徒たちはメモを取るなど熱心に話を聞いていた。

 終了後は「具体的な話を聞けた」「現実は思った以上に厳しいことが分かった。これから生活態度を変えていきたい」などの声が出ていた。

 同校では毎年この時期にガイダンスを行っており、現3年生は1月末までに12人全員が進路を決めている。(小林祐己)
2008年3月5日の記事
6年生クラス上士幌が優勝 フットサル町村大会
 浦幌Jrレッドデビルス父母育成会(永井卓仁会長)が主催するサッカー少年団の冬の町村大会がこのほど町スポーツセンターで開かれ、小学生が各学年ごとに優勝を争った。

 管内の15少年団、83チームが参加し、5人制フットサルで対戦。幼児クラスでは4チームで交流大会を開いた。父母らの応援の中、熱戦が展開され、6年生クラスでは上士幌が優勝した。(小林祐己)
2008年3月4日の記事
自慢の歌声や味披露 女性・あいフェスティ
 町女性団体連絡協議会(北村敦子会長)主催の「第32回浦幌女性・あいフェスティ」が2日、町中央公民館で開かれた。地域づくりの活動に取り組む団体・サークルなどが一堂に集い、地場の味覚の提供や芸能発表などで盛り上がった。

 各サークルや学校による作品展示、漬物やパンなどの販売、茶席や喫茶コーナーなどが展開された。浦幌手打ちそば愛好会は地元産の「キタノマシュウ」を使ったそば250食を提供し、人気を集めた。

 芸能発表は浦幌中学校吹奏楽部の演奏でにぎやかに開演。うらほろサロンコーラスが「千の風になって」など2曲を美しいハーモニーで聴かせるなど、10団体が大正琴や舞踊などのステージを披露し、会場の大きな拍手を浴びていた。(小林祐己)
2008年3月4日の記事
わがまち活性化に12提案 浦幌中3年生46人
 今年度、「うらほろ町おこし」をテーマに総合学習に取り組む浦幌中学校(高橋康伸校長、生徒130人)の3年生46人が11日、活動を通して考えた町活性化のアイデアを提案する「町おこし企画発表会」を開く。町の花・ハマナスを使った特産品や新イベントの開発、町のキャラクター作りなど発想豊かな12企画を準備。「地域の人に、町の良さに気付いてもらえる機会になれば」と多くの来場を期待している。(小林祐己)

 “町おこし学習”は「ふるさとを見つめ直し、地域に貢献できる人材づくりを」と今年度初めて導入。NPO「日本のうらほろ」(近江正隆理事長)など町の人たちの協力で、バスで町内を巡る魅力探訪ツアーや農林漁業体験、販売体験など幅広く活動してきた。

 企画発表会では、活動の集大成として、体験を通じて考えたまちおこし構想を提言する。1月から企画ごとに12班に分かれ、各分野に詳しい町の商業者らに話を聞くなど調査・取材し、準備を進めている。

 企画内容は、ハマナスなどを使った特産品3品の開発や、スポーツや料理の新イベント開催、流木の利用、みのり祭りの改善、町のキャラクター作りなどさまざま。巨大いん石衝突の証拠とされ、国内で唯一、町内で確認された古代の地層「K−T境界」に含まれる「イリジウム」の活用も提案する。

 牛乳とシカ肉を使ったラーメンを企画するグループの西田雄一君は「浦幌には牛乳などおいしい物がある。それを使って何かできないかと考えた」。キャラクターを考える新妻南さんは「他の町の人に覚えてもらえ、町の人にも親しみやすいものを」と、グッズ製作の費用やPR方法なども含めて調べている。

 「最初は受け身だった生徒たちも、町を知っていく中で発想を膨らませ、自発的になってきた」と担当の野村香織教諭。浦幌高校の募集停止で4月から町を出る生徒が多いため、「町に何か残せる物はないかと考えたと思う」と話す。

 高橋校長も「中学生の視点、発想をしっかり受け止めていただければ」と話している。発表会は11日午前10時から町コスミックホールで。
2008年3月4日の記事
起業などに最高1億円 「産炭地基金」利用し新助成
 町は新年度、釧路産炭地域総合発展基金(新基金)を利用した新産業創造等事業への助成制度を設ける。町内での起業や新分野進出、新技術・新商品開発などの経費を1件1億円を限度に助成する。同基金の適用自治体は管内では浦幌町のみで、町は「非常に魅力的な制度。産業発展や雇用増につながれば」と期待している。

 新基金は釧路産炭地域1市4町(釧路市、釧路町、厚岸町、白糠町、浦幌町)での新産業創出が目的で、2000−01年に国30億円、道15億円、釧路市5億円の計50億円が積み立てられている。

 02年から運用利息による助成制度が実施されてきたが、06年に基金取り崩しが決定。この取り崩しを受け、各市町が助成制度を整備することになった。関係市町間の協議による浦幌町への割当額は、2億900万円。

 助成対象は、町での新産業の創造事業や、関連する産業基盤整備、その他新産業創造に必要な事業。開発・研究費や人材育成、施設・設備費など幅広い経費が対象となる。対象事業の経費(運転資金にかかる経費を除く)の3分の2以内で、上限は1件1億円。
 町は助成の是非を判断する事業審査委員会を設置。同委員会で認定を受けた事業を、社団法人北海道産炭地域振興センター釧路産炭地域総合発展機構に申請し、最終的な審査が行われる。町は「まちおこしにかかわるもので、新産業、雇用をきちんとできる産業、事業が対象。既存業務の拡張などは対象にならない。町外の人でも町内に来る場合は対象になる」としている。(小林祐己)