十勝毎日新聞に掲載された浦幌町の話題やお知らせなどを、
地域のみなさまや、十勝を離れて暮らす方々にふるさと情報
としてお伝えします。
第304回 [ 2008/07/17 ] 毎週木曜日更新
十勝めーる >>> 浦幌めーる
浦 幌 町
町長 水沢 一広
面 積 729.64平方キロメートル
(総務省統計局より)
花木鳥 ハマナス・ナナカマド・アオサギ
十勝年鑑2006より
(2005年11月28日発行)
□主な動き
 豊頃町と協議を進めていた町村合併は、「事務組織及び機構の取扱い」について賛成が得られず、第9回東十勝合併協議会を最終会議とし、昨年2月28日に同協議会を廃止した。

 「まちづくり政策課」の新設など町長部局を現行8課から6課とするなどの組織機構改革を実施(3月)。さらなる行政改革を通して財政再建に努めるため、公共施設(公民館やスイミングプールなど)開館時間や期間、使用料、管理運営方法を見直し。アイスアリーナについては、関係団体による運営とした。今年4月の家庭系ごみなどの「くりりんセンター」(帯広市)搬入に伴い、指定のごみ袋4種類を作製し、新料金体系を決定(9月)。児童数の減少を背景に、PTAはじめ地域住民との話し合いを経て吉野小学校と常室小学校を廃校とし、同2校を浦幌小学校に統合した。

 会員自らの運営を目指した「浦幌消費者協会」が発足(3月)。町内漁業者でつくる共同企業体「八協水産」が15年ぶりに定置網漁船「第十七協進丸」を建造した(7月)。建設業者らの「オーストリッチ浦幌」は道のモデル事業に採択(8月)され、山ワサビに関連した商品開発を目指している。第30回を数えた「うらほろふるさとのみのりまつり」では、15年ぶりに上浦幌開拓太鼓が復活、約1万8,000人の来場者を沸かせた。
関 連 リ ン ク
浦幌町役場ホームページ
浦幌町商工会
浦幌町立図書館
2008年7月14日の記事
20年ぶりの歌声 浦幌小 合唱部復活、イベントにも出演
 浦幌小学校に約20年ぶりに合唱部が復活。児童24人が密度の濃い練習を続け、町内外でのイベントに出演するなど元気に活動している。

 同校合唱部は三浦智教諭が指導。昨年、授業で合唱の面白さを知った5年生(当時)の10人で発足し、現在は6年生11人を含む男女24人で構成する。スクールバスの時間や児童個々の少年団との掛け持ちなどで練習時間は限られ、朝、授業前の20分間だけだが、集中力を発揮して密度の濃い練習を続けている。

 部長の坂口琴美さん(6年)は「練習は時々厳しいときもあるけれど、歌うのはとても楽しい」と話す。

 初舞台は今年2月の浦幌女性・あいフェスティ。6月に帯広で行われた合唱祭には、うらほろサロンコーラスとともに参加。同月の「老人と憩いの集い」でも元気な歌声を響かせ、集まった高齢者から盛んな拍手を受けた。

 三浦教諭は以前も同校に勤務。合唱部を指導していたが、その後、1985年ごろに廃部になった。復活した現在の部には当時の部員たちの子供も入部し、情熱は受け継がれている。

 現在、管内で小学校単位で活動している合唱団は帯広の柏、稲田、森の里の3校。中学は1校、高校も2校しかない。小・中・高校生が参加するNHK文化センター帯広アドニス少年少女合唱団の岩井照清代表は「かつては管内25の小学校がNHK全国学校音楽コンクールに参加したこともあったが、少子化などで今はほとんどが消えてしまった。その中で、新たに生まれた合唱部にエールを送りたい。合唱祭での歌声も素晴らしかった」と喜ぶ。

 浦幌小合唱部の次の目標は、11月の十勝こども大会、うらほろサロンコーラスの演奏会への参加。町内の施設慰問なども、都合がつけば徐々に行っていく考えだ。三浦教諭は「技術的にはまだまだで持ち歌も少ないが、二部合唱にもチャレンジし、幅を広げたい」と話している。(大笹健郎)
2008年7月14日の記事
メタボに気をつけて 公民館で「ストレッチと運動」講座
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に関心が高まる中、厚内公民館で同対策に主眼を置いた「ストレッチと運動」講座が開かれている。地域の17人が登録し、町教委のスポーツ指導員西田笑さんを講師に体を動かしている。

 4月から特定健康診査・特定保健指導が始まり、浦幌でも検診・指導のほか、行政区や老人クラブ、職場単位などの集まりに町保健福祉課の保健師らが出向き、積極的に啓発活動を行っている。公民館講座としての取り組みは厚内だけで、昨年もストレッチ講座を開いたが、今年はメタボ対策の要素をより多く取り入れた。

 毎週木曜日午後7時に地域の老若男女が集合。ストレッチの後、エアロビクスダンスの要素を取り入れ、軽快な音楽に合わせて腰回りの引き締めなど全身の筋肉を動かしていく。30分ほどで参加者は汗だく。「普段使わない筋肉が鍛えられる」「教え方が分かりやすい」と好評。

 西田さんは「住宅が分散している地域では、車に頼って運動不足になりがち。体操を健康維持に役立ててほしい」と話している。講座は24日までの毎週木曜日。途中参加も可。問い合わせは厚内公民館(015・578・2407)へ。(大笹健郎)
2008年7月14日の記事
保育園でレクリエーション 浦幌ひまわり保育園
 町立上浦幌ひまわり保育園(荒木恵子園長、園児16人)の親子レクリエーションがこのほど、同保育園園庭で行われた。

 園児たちの元気な姿を見ようと、父母や祖父母ら50人以上が園庭に集い、声援を送った。来賓として訪れた水沢一広町長や岡田愛啓町議会副議長も参加した。園児によるかけっこや遊戯のほか、父母や小学生が参加する競技も。玉入れでは園児と祖父母が対戦し、盛んな声援を浴びた。
2008年7月13日の記事
真夏に雪遊び 浦幌で祭り 子供たち「冷たーい」
 夏空の下で雪遊び−。「こども祭り2008」(町商工会青年部主催)が13日午前10時から町宝町の健康公園で開かれ、同青年部が冬から保管していた雪約20立方メートルを使った雪中宝探しなどに子供たちの歓声が広がった。

 雪を使った行事は1999年まで町内で開かれていた「雪の夏まつり」を復活させようと昨年から実施。森林公園内にシートをかぶせて保管してきた雪をトラックで会場の同公園駐車場へ運び込んだ。

 この日は、青空が広がる絶好の行楽日和。子供たちは雪の感触を楽しみながら、雪の中に埋められた番号札を夢中になって探した。藤村雄大君(浦幌小4年)は友人たちと一緒に挑戦、番号札を見つけ「ちょっと冷たいけど楽しかった。暑い時に雪で遊べるのがいい」と笑顔を見せていた。

 また、会場では初お披露目となった「ジャンボふわふわ」の愛称が発表され、上浦幌中1年の石割真侑子さんが応募した「ウラッピー」に決まった。(大笹健郎)
2008年7月12日の記事
09年度末に閉校の浦幌高 思い出づくり始動へ
 浦幌高校(山口聰史校長、生徒37人)が2009年度末の閉校に向けて行う「思い出プロジェクト」の概要が固まった。このうち今年9月5、6日には後志管内喜茂別町の喜茂別高校を全校生徒で訪問。宿泊体験学習を通して、同時期に閉校となる2校が思いを共有し、親交を深める。このほか、生徒の手による生活情報誌の発行、地元浦幌についての知識・理解度を問う「うらほろ学検定」構想など多彩な内容だ。

 「思い出プロジェクト」は、閉校後も生徒の心に母校が生き続けるようイベントを行い、また、生徒からも地域に59年間の支援に感謝し、町の遺産となるものを残す取り組み。生徒と教職員、保護者らの意見を集約し、原案を作成した。

 9月の宿泊体験学習は、例年行われる修学旅行や宿泊研修とは別に開催。同5日朝に浦幌を出発し、帯広で町のPR活動を行って喜茂別町へ。喜茂別高の全校生徒28人と交流する。また、03年十勝沖地震の経験から浦幌高生は自然災害への関心が高いことから、2000年に噴火した有珠山火口を見学する。

 生活情報誌は若者をターゲットに、十勝毎日新聞社の「Chai」などを参考とし、生徒が地元商店などを取材して情報を掲載。クーポン券を付けるなどする予定。「うらほろ学検定」は2年がかりで公式問題集を作り、小・中学生にも呼び掛けて検定を実施。制度と問題集は町に遺産として残し、後世まで活用してもらう。

 このほか、校舎に生徒の思いを地域に伝える横断幕の設置や、記念植樹、校舎模型製作と博物館への寄付などを予定。地元出身の漫画家吾妻ひでおさんの講演や、ミュージシャン福沢恵介さんのコンサートを、来年度の学校祭などで実現できないかも検討中だ。

 準備委員長の竹田氏会長に 記念協賛会が設立

 浦幌高校閉校記念事業協賛会の設立総会が、11日午後6時半から同校で開かれた。設立準備委員会の竹田悦郎委員長(同窓会長、同校振興会会長)が会長に選ばれ、浦幌、豊頃の両町長、両教育長らが顧問となった。

 閉校記念式典を2010年2月13日午前10時から同校体育館で、「惜別の会」を同日正午から町中央公民館集会室でそれぞれ開くほか、記念誌は800部を作製の予定。記念講演会などの事業や、高校が進める「思い出プロジェクト」の支援などを決めた。今後、総務、事業、編集、会計の4部で作業を進める。

 竹田会長は「在校生が浦幌高校で学んで良かったと胸を張って言えるようにするのが私たちの務め。閉校で失うものは大きいが、違った形で新しいものが残るようご協力を」とあいさつした。(大笹健郎)
2008年7月11日の記事
絵本、紙芝居に大喜び 町教委 浦幌小児童に読み聞かせ
 子供の居場所づくり事業「オーラポロ広場」(町教育委員会主催)の「いろんな本のおはなしを聞こう!」が、9日午後3時半から町図書館で開かれ、浦幌小の児童20人が参加した。

 ボランティア「ぐりとぐらの会」の手島芳子会長ら3人が、絵本の読み聞かせや紙芝居を披露。ことば遊びの絵本「へんしんオバケ」では、「スープ、スープ」と言い続けると「プスープスー(おならの音)」に聞こえるなど、声を出して読んでこその面白さに児童たちは大喜び。とんちクイズでは「学校で飲んだり食べたりする場所は?」の問いに、児童たちは「分かった! しょくいん(食飲)室だ」と大きな声で答えた。

 「ぐりとぐらの会」の読み聞かせは、12日午前11時からも行われる。誰でも参加できる。無料。問い合わせは同図書館(015・576・5833)へ。(大笹健郎)
2008年7月10日の記事
浦幌乳業 「エコアクション21」取得 管内4番目「環境対策しっかり」
 町とJAうらほろが出資する第3セクター、浦幌乳業(町材木町、浅利靖彦社長)はこのほど、環境省が策定した「エコアクション(EA)21」の認証を取得した。管内では昨年の十勝毎日新聞社の3販売店(帯広、音更)に続き4番目。浅利社長は「地域に根差す企業として、環境問題への取り組みもしっかり行いたい」と話している。

 EA21は国際規格のISO14001と同様、事業者の環境対策を審査する認証登録制度。環境経営システム構築、環境への取り組み(二酸化炭素、廃棄物、水使用量の削減など)、環境活動レポート作成が軸。ISOに比べ実践項目などが限定され、費用もかからないため、中小企業でも取り組みやすい制度と言われている。

 浦幌乳業では関係の深い森永乳業の助言を受けながら準備を進め、3月に認証登録を行う財団法人地球環境戦略研究機関に審査を申し込み、6月2日付で認証、登録された。食品・飲料・たばこ等製造業では道内初。

 浦幌乳業は6月27日に、保証協会保証付私募債1億円を発行。生産する生クリームの遠隔地への輸送が増えていることから、新しい冷却装置を導入する。また、食の安全・安心への関心の高まりに対応し、より厳しい衛生管理を行う。浅利社長は「健全経営を続けながら、将来的には年間8万トンの生乳処理(昨年度実績7万6596トン)を目指したい」としている。(大笹健郎)