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| 2010年3月22日〜23日の記事 |
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| 一世紀の絆 上浦幌小にみる閉校 |
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十勝管内では今年度を限りに、音更、幕別、上士幌、浦幌の4町で5つの小学校が閉校する。5校の中で最も長い歴史を持ち、「開校100年」の節目とともに幕を閉じる上浦幌小(中村厚喜夫校長、児童13人)の歩みを通して、地域と学校がはぐくんだ絆(きずな)の大きさをみる。
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| 数々の思い出などを織り込んだ「かみうらっ子カルタ」を楽しむ児童と住民。学校と地域はいつも一緒だ |
「これは決して消極的な終わりではない。この学校、この地域が持ちうる良さを、広い視野でつないでいきたい」−。2月21日の閉校記念式典で、林常行PTA会長は声を詰まらせながら述べた。
町の北部・上浦幌地域(11行政区)には、かつて上浦幌小(以下上小)を含め5つの小学校があり、うち貴老路など3校が1986年に統合して上浦幌中央小(以下中央小)が誕生。98年には活平小も中央小に統合されたが、上小校下の住民は統合を選択せずにきた。しかし、来年度は新入生がゼロ。開校100年目を機に重い決断をした。
最後の2年間となった2008、09年度、上小は文科省のへき地教育研究指定校(全国11校)に選ばれた。上小の特徴はすべてが地域と一体化している点。校区の全戸がPTA会員となり、少年団活動や学校農園、スケートリンク造成などを積極的に支援。文化祭、運動会はそのまま地域全体の行事となり、敬老会も学校を会場とした。さらに、郷愁を誘う木造校舎や、フクロウ、モモンガが飛び交う校庭の木々などの風景−。文科省の調査官は「桃源郷」と表現し、NHKの全国放送でも学校と地域の様子が取り上げられた。
児童の父親が「自分の親たちがしてくれたことを子供にしているだけ」と声をそろえるように、これらは十勝の農山村のどこの学校にもあった姿。指定校は上小だったが、約5キロしか離れていない中央小にも同じ土壌はある。「上浦幌全体が一体となり、より充実した教育環境を構築することが地域の明るい未来につながる」(林会長)。住民は今後も力を合わせて子供たちを応援していく。
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| 「お別れ剣道大会」で父親に果敢に挑む児童。先輩たちも温かい目で見守った |
上浦幌小(以下上小)と地域の歴史を語るとき、欠かせないのが上浦幌剣道少年団(田野和良団長)と同少年団父母の会(大塚聡会長)の存在だ。
少年団は1972年、剣道指導で実績のあった三好智堅校長が上小に赴任、希望者を集め、課外活動の剣道部として発足。父母の会も同年、立ち上がった。初代会長の山田明雄さん(73)は「素晴らしい先生が来たと聞き、当時他校ではあまりなかった剣道を学校の個性にしようと剣道部が生まれた」と振り返る。その後、少年団形式になり、近年は全児童と卒業した中学生が所属している。
スポーツが得意な児童が多かったこと、勤勉実直な校風、父母の会の支援、さらに駐在所の警察官の指導もあり、少年団はめきめきと力をつけた。管内や全道規模の大会でも活躍、全国出場の選手も出した。
学校を会場に、管内から200人以上の少年剣士を集めた錬成大会も毎年開催。普段30人ほどしかいない校舎に多くの人が集ったためか、54年建築の校舎が悲鳴を上げ、平成の初めには廊下の床が抜けるという珍事もあった。近くの神社境内には剣道場が設けられ、秋祭りの奉納剣道は地域の風物詩となった。
中学・高校でも剣道を続け、有段者となった卒業生は子供たちの指導者となり、伝統をつないできた。今月13日の「お別れ剣道大会」では、児童13人が初めて試合形式で親と対戦する企画も。気迫たっぷりに挑むその姿に、山田さんは「剣道を続けることで、物おじしない子供たちが育ってくれた」と目を細めた。
少年団は統合先の上浦幌中央小に引き継がれ、新たな歴史を踏み出す。(大笹健郎) |
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| 2010年3月20日の記事 |
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| 岡田事務局長インタビュー 「都会の子にありのままを」 |
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23日に「農山漁村民泊研修会」
7、10月に来勝する大阪府の高校5校の修学旅行生受け入れに向け、東部・東北部十勝の受け皿の中心となる浦幌で23日、「農山漁村民泊に関する研修会」(うらほろ子ども農山漁村交流プロジェクト、農山漁家民泊子ども受入準備委員会主催)が開かれる。受け入れに関心のある町内外の農山漁家が対象で、帯広保健所や十勝農業改良普及センターの職員が民泊に必要な手続きなどについて説明する。同プロジェクトの岡田愛啓事務局長に、受け入れる上でのメリットや疑問点などを聞いた。(大笹健郎)
−今、なぜ農山漁村交流なのか。
子供たちの心の荒廃や食の安全・安心の危機が叫ばれる中、都会の子供たちに十勝の大自然や1次産業を体験してもらい、農山漁村の必要性や都会との関係を知ってもらうのが目的です。
−農山漁家側の利点、手続きや投資は。
受け入れ1人当たり、宿泊で6000円、体験で2500円(各15%は手数料)の収入があります。子供たちやその家族との心の交流が生まれ、こちらもパワーと感動をもらえます。簡易宿所の手続きは申請手数料の2万1700円(初回だけ)。ほかに、万一のために保険料が年間5000〜6000円程度。細かなことはプロジェクトでサポートします。
−自宅に自分の子供や老人がいる。また、農繁期で手が回らないときは。
都会の子供には農山漁家の日常生活自体が体験。地元の子供との交流や、昔の話を聞けるお年寄りの存在はむしろ喜ばれます。また、登録しても毎回必ず受け入れる義務があるわけではありません。今回は5校の生徒が別な日に来るので、「できるとき、できる範囲で」が基本。体験は自宅周辺の畑でもできるし、満天の星空だけでも感動してくれます。
−食事は。観光の知識などは必要か。
家庭の日ごろの食事を、子供たちと共同で調理すればOK。ごちそうは必要なく、家庭菜園の野菜がたっぷり入ったカレーでもいいですね。子供たちは旅行会社が連れてくるので、観光についても特別な勉強は必要ありません。
−農山漁家に一言。
都会の子供たちが求めているのは、農山漁村のありのままの姿。食の大切さや家族との触れ合いが子供たちの心に強く残り、何年も交流が続くこともあります。1次産業と農山漁村の大切さを次代に伝えるためにも、ぜひ参加してほしい。
研修会は午後1時半から浦幌町役場3階大会議室で。参加者を募集中。問い合わせは岡田事務局長(015・576・6722)へ。 |
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| 2010年3月18日の記事 |
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| 春休み幼児フレンドパーク |
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町総合スポーツセンターのアリーナを幼児に開放する「春休み幼児フレンドパーク」(町教委主催)が、29日午前10時から正午まで同センターで開かれる。
多くの遊具が用意され、思い切り走り回ることができる人気イベント。対象は町内在住の幼児(6歳以下)とその兄弟姉妹。保護者同伴で参加する。上靴やタオル等は持参。参加無料で、当日会場で受け付ける。問い合わせは町教委社会教育係(015・576・2127)へ。 |
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| 2010年3月17日の記事 |
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| 地域の高齢者と折り紙などで交流 浦幌活平子ども会 |
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活平子ども会(高橋伸也会長)の「冬のお楽しみ会」がこのほど活平会館で開かれ、小・中学生7人がお年寄りと交流した。
同子ども会育成会(江ノ上秀行会長)が地域に住む朝日きみさん(94)、東等順子さん(76)、江ノ上俊子さん(72)を招き、手芸や折り紙、音楽教室を開催。子供たちは熟練の技に目を輝かせた。昼食には母親たちが用意した豚汁やピザなどを味わい、楽しい時間を過ごした。(大笹健郎) |
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| 2010年3月16日の記事 |
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| 七宝焼きブローチ作りに挑戦 浦幌小児童15人 るりの会が指導 |
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子どもの居場所づくり教室「オーラポロひろば」(町教委主催)の七宝焼体験がこのほど、中央公民館で行われ、浦幌小学校の児童15人がブローチ作りに挑戦した。
地元のサークル「七宝るりの会」(中山和子代表)の4人が指導。児童は凹凸で模様をつけた銅板に塗料で色を付け、一度窯に入れて塗料を溶かした後、再び出してガラスの粒を載せるなど、熱心に作業に取り組んだ。
窯から出したブローチを見て、「真っ赤に焼けてる」「(冷めて)だんだん色が出てきたよ」などと興味津々。最後に磨き上げて完成させ、互いに見せ合って喜んだ。
同会の山田小夜さん(82)は「ひ孫のような子供たちが七宝焼に興味を持ってくれてうれしい」と話していた。
同ひろばは月2回開催。町民ボランティア「いちげの会」のメンバーがサポートし、「七宝るりの会」や「琴代会」(田中克枝代表)などが指導している。今年度後期はこの日終了、児童に参加認定証が渡された。(大笹健郎) |
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| 2010年3月16日の記事 |
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| ブックスタート運動を解説 杉山さん招き読み聞かせ講習会 |
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町立図書館主催の「読み聞かせ講習会&おはなし会」が13日、同図書館お話し室で開かれ、町内の親子や読み聞かせ関係者ら約20人が参加した。
講師は、池田町で活動する「E本よもう!どらねこ倶楽部」の杉山知子代表が務めた。杉山さんは絵本を通じて親と赤ちゃんがコミュニケーションを深める「ブックスタート運動」の歴史を解説したほか、子供の年齢に合わせた本の選び方などを紹介。「0歳児は登場人物が正面顔の方が安心する」などと述べた。
また、思春期と読書の関係について「物語の中でさまざまな体験をすることで自分で考える力が付き、生きる力となる」と意義を強調した。
杉山さんは浦幌の「ぐりとぐらの会」の手島芳子会長とともに読み聞かせを行い、参加した親子連れを楽しませた。(大笹健郎) |
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